高値安定のクラシック・ディフェンダー!走行距離13万kmで10万ドルは高すぎ?
ランドローバー「ディフェンダー」は、英国陸軍に正式採用される本格オフロードSUVであり、現在も年式やボディタイプを問わず中古車が高値で取引されています。
【画像】“どこへも行ける”ピックアップ! 四半世紀前の「ディフェンダー」トラックを写真で見る(20枚)
旧型ディフェンダーのなかでも希少な左ハンドルのピックアップトラックがアメリカのオークションに出品されました。
頑丈なラダーフレームに前後リジッドサスペンションというオフロードカーらしい基本構成に加え、アルミ鋼板を組み合わせたシンプルな外装がクラシック・ディフェンダーの特徴です。
初代ディフェンダーこと「ランドローバー シリーズI」が登場したのは1948年。以降はシリーズII、シリーズIIIと世代を重ね、1983年のマイナーチェンジを期に、ホールベースの長さに応じた90/110/127などのコードネームを付けて呼ばれるようになりました。
「ディフェンダー」の名前が付けられたのは1990年以降のモデルからであり、車名の変更は前年に登場したランドローバー「ディスカバリー」との混同を避けるためだとされています。
ディフェンダーは2015年12月の生産終了までパワートレインは幾度となく変更されるも、外観や基本構成はほとんど変えることなく生産され続けられ、新型が登場した現在でもクラシック・ディフェンダーやヴィンテージ・ディフェンダーなどと呼ばれながら世界中のファンを魅了し続けています。
今回オークションで出品された個体は、1999年製ディフェンダー130Tdiの左ハンドルで、ダブルキャブのピックアップトラックモデルです。
ステーションワゴンモデルに比べピックアップトラックモデルは希少な存在となっており、左ハンドルともなるとさらに希少です。
オークションに登場したディフェンダーはしっかりと修理された個体であり、年式の割にはキレイな状態が保たれていますが、走行距離は13万8000kmとなります。
それにも関わらず落札希望価格の9万9500ドル(日本円換算1500万円)は相場と比べても明らかに高額です。これにはなにか理由があるのでしょうか。
高値の理由は?アメリカでクラシック・ディフェンダーは珍しい
ディフェンダーはアメリカにも輸出されていましたが、アメリカの法規制に対応できず1997年以降は輸出されていません。
今回オークションに出品された個体は、製造後25年が経過した車両はクラシックカーとして登録できる「25年ルール」で輸入が解禁された車両のようです。
つまりアメリカでは、この年代のディフェンダーはただでさえ珍しいうえ、アメリカで需要が高いピックアップトラック、かつ左ハンドルの個体であることも相まって、約10万ドルの強気な落札希望価格が付けられているのでしょう。
正式な整備記録は残っていませんが、必要な修理やメンテナンスはすべて行われており、すぐに乗り出せる状態とのことです。タイヤやブッシュ、サスペンションの状態も良好でありエアコンも搭載されています。
この年式のディフェンダーの内装は潔いまでにシンプルで、ウィンドウは手回し式です。外装に目立つパネルの歪みは、クラシック・ディフェンダーでは当たり前のことであり、こうした点も味わい深さとして人気に一役買っているようです。
搭載されるTdiエンジンは、ランドローバーローバー製直列4気筒OHV2.5リッターディーゼルターボエンジンを指し、走行距離は多いものの、電子部品はほとんど使用されていないため故障しても修理できる技術があれば長く乗り続けることが可能です。
※ ※ ※
アメリカの他のオークションには、走行距離20万km超の1994年製ランドローバー ディフェンダー 110 300Tdiに6万ドルほどの値段が付けられた個体も出品されているため、10万ドルの価格は特別高すぎる値付けとも言い切れないようです。
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