■ワゴンとSUVが融合した新型「クラウン エステート」
トヨタは2023年4月12日、2022年7月にデザインを世界初公開した新型「クラウン エステート」について新たな情報を公表。特設サイトをオープンしました。
16代目の現行クラウンは、「クロスオーバー」「スポーツ」「セダン」「エステート」の4モデルをラインナップし、すでに発売しているクロスオーバーを街で見かける機会も増えてきました。
【画像】車高低めのワゴンSUV!? 車中泊可能な新型「クラウン エステート」内外装の画像を見る
そして、クラウンエステートといえば、ステーションワゴンを思い浮かべる人が多いかもしれませんが、新型クラウン エステートは「洗練と余裕の大人の雰囲気を併せ持ち、後席のフラットデッキと共に、機能的なSUVとしてアクティブライフを楽しめる、ワゴンとSUVの融合」をコンセプトとし、ワゴンとSUVのクロスオーバーモデルとなります。
パワートレインはハイブリッドとPHEVが設定され、駆動方式は4WDのみ。2024年発売予定とされています。
ボディサイズ(開発目標値)は、全長4930mm×全幅1880mm×全高1620mm、ホイールベースは2850mmで、全長はトヨタ「ランドクルーザー」の4950mm-4985mmに迫るサイズ感となる一方で、全高は低めに抑えられているところはワゴン風といえる部分でしょう。
内装のデザインは、クラウンシリーズで基本的には共通ですが、エステートはインテリアカラーバリエーションとして、ブラックやブルーやベージュが用意されているようです。
また、後席を前に倒すとフルフラットかつ大容量の荷室が広がり、昨今のアウトドアブームと並行して流行している車中泊などにも対応できそうです。
そんな新型クラウン エステートについて、SNSなどでは早くもさまざまな反響が見られます。
「個人的にはエステートに興味があります」「クラウンシリーズの一番人気はスポーツのようですが、個人的には人気のなさそうなエステートがどうしても気になってしまいます」「今までクラウン欲しいと思わなかったけど、新型は欲しいな。エステートが良かったけど、スポーツもかなり良さげだしな」など、生まれ変わったクラウン エステートに注目するコメントが見受けられました。
その一方で、「俺の知ってるエステートじゃない」「流石にエステートではないだろ…」「もう少し昔のステーションワゴン感あって欲しかったなと思うが…」と、かつてのクラウン エステートを知っている人からは思っていたのと違っていたという感想もあるようです。
また、乗車人数が2列シートの5人乗りという情報を受けて、「3列シートだったら、貴重な低床3列シート車としてもっと幅広い層にウケそうだったんだけどな」「(かつてあった)後ろ向きに座る3列目シートはないみたいね」「エステートに3列目があるかなと期待していましたが、ないので買うならクラウンスポーツかな」など、3列シート仕様ではなかったことにガッカリする声も散見されました。
※ ※ ※
新型クラウン エステートとともに、新型クラウン スポーツと新型クラウン セダンの追加情報も明らかになっています。
新型クラウン スポーツはハイブリッドとPHEVを設定し、2023年秋以降に発売。新型クラウン セダンはハイブリッドとFCEVを設定し、2023年秋頃発売の予定です。
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みんなのコメント
待っててよかったエステート
これで内装を磨いていてくれれば
旧RXは、モデルチェンジ後、3列シートモデルをボデーを新たに作ってまで入れたけど、新RXには3列シートは今のところは存在しないようだ。
多分、このサイズのモデルに、3列シートの有無は、あまり影響しない、もしくは、他社に流れて行ってもたかが知れている、と考えたか。まともな2列シートでいいということなのかな。トヨタブランドには3列モノコックSUVは一つあるし。