ドレコン制覇の上級者が気合を入れて製作
チューニングの世界からドレスアップカー、VIPカーのカスタムへと踏み込み、カスタムを知り尽くした服部恭士さんが製作した渾身の1台がトヨタ210系「クラウン」です。スーパーGTに参戦するマシンのような雰囲気を醸し出すクラウンには、魅せるカスタムがふんだんに盛り込まれています。VIPカーでありながらスポーティ要素を取り入れたクラウンを紹介します。
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210系クラウン界の頂点を目指す
やりすぎ御免なトヨタ 210系「クラウン」のカスタムを楽しんでいるのが愛知県三河市在住の服部恭士さんだ。昔からクルマいじりが大好きで、18歳で免許取得後は当時流行っていたチューニングの世界にのめり込み、トヨタ GX81系「マークII」を1JZ型エンジンに載せ替えてターボチューン。1.5Jへとメカチューンを施した600ps仕様のマークIIでゼロヨンにかけた青春時代を過ごした。
そこからドレスアップカーの世界にも興味を持ち、トヨタ「エスティマ」を購入してラグジュアリーオーディオカーを製作。さらに、時代の移り変わりとともにVIPカーの世界へスイッチすると、ワンオフエアロパーツ製作にハマり、さまざまなオリジナルVIPセダンを作ってはドレスアップコンテストを制覇。
オリジナルカーデザインの魅力にハマってから自分が思い描くクルマを自在に作り出せるスキルを手に入れ、究極の1台を製作。VIP界でもハイレベルなマシンが勢揃いの210系クラウン界の頂点を目指し、気合を入れて作った渾身の1台がこのクラウンということだった。
VIPカーでもスポーティ仕様に
ボディデザインについては、服部さんが「ワイドフェンダーの暴力車」と表現するように、前後フェンダーの張り出し量からただならぬ雰囲気を醸し出す。フェンダーの形状も独特で、その姿は国内最高峰のスーパーGT参戦マシンを参考に製作。また一部パーツはドイツツーリングカー選手権ことDTMに参戦するマシンのボディ要素を取り入れ、とにかくワイドに、マッチョにさせたワイドフェンダーとして作り込んだ。
服部さんは昔から走ることが好きで、VIPカーであってもスポーティに仕上げることをモットーとしている。ベースとなる210系クラウンのグレードはアスリートなので、その名にふさわしいルックスとしてフル武装のカスタム化を施した。
フロントはクラウンらしさを重視すべくスピンドルグリルの形状はそのままに、縦割りスポークフィンタイプへと変更。ヘッドライトにリメイクを施し、バンパーはアンダーリップの突き出し方が特徴で、左右のボトム部に大きな開口部を設けた立体的なデザインとしているのが特徴だ。ボンネットにはダクトを設け、すでにフロントセクションだけでもレーシーなスタイルへと変貌を遂げている。
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リアの造形はインパクト抜群
フェンダーの前後バランスを考え、なおかつFRスポーツカーとしてエッジを効かせた出幅はフロントが15cm、リアが20cmを超えている。巨大なフェンダーは前後ともに特徴的なディフューザーを備える。フロントからリアへ流れるボディデザインは210系クラウンであることを忘れるくらいにスポーティでカッコよくキマっている。
また、リアはトランクにマウントしている巨大なウイングやディフューザーを備えたバンパーの形状、さらに極太4本出しのハの字型マフラーなど、すべての作りがダイナミックで一度見たら忘れられない印象を見る者に与えている。
上質なマテリアルでまとめられたインテリア
さすがに210系クラウンのカスタムの頂点を目指すべく作った1台だけに、内装もすみずみまで上質なマテリアルが行き渡った空間に息を呑む。なかでもプラネタリウムのような明滅光が頭上できらめくスターライト・ヘッドライナーは、幻想的な空間を演出。これはロールス・ロイスで純正オプション採用されているもので、まさにエグゼクティブを標榜するにふさわしい一手といえるだろう。
カスタムを知り尽くした男が作った自信作はあらゆるところに魅せる要素があり、まさに考え尽くされた1台だ。クラウンらしさを残しながらもスポーティかつレーシーなアプローチによって、アグレッシブなスタイルを完成させる。カスタム上級者、プロといってもいい服部さん渾身の1台は、誰が見てもその完成度の高さに思わず感嘆の声をあげるほどの仕上がりであった。ちなみに、服部さんはこのクルマを普段使いしている。したがって、公認仕様ということである。
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