日本向けの「BMW X3」にもプラグイン・ハイブリッド仕様が追加！

システム総合で292psを発揮する2Lハイブリッドを搭載。EVモード時の航続距離は44kmをマーク

4月9日、ビー・エム・ダブリューはミッドサイズSUVの「X3」に設定された初のプラグイン・ハイブリッド仕様となる「X3 xDrive 30e」を導入、同日より発売を開始した。

●「BMW X3 xDrive 30e」モデルラインアップ
・xDrive 30e xラインEdition Joy＋：7,780,000円
・xDrive 30e MスポーツEdition Joy＋：7,810,000円
・xDrive 30e xライン：8,330,000円
・xDrive 30e Mスポーツ：8,360,000円
※価格は消費税込み

グレードバリエーションは「xライン」と「Mスポーツ」の2グレードが基本となるが、日本仕様ではそれぞれに一部の装備内容を変更することで価格を抑えた「Edition Joy＋」がラインアップされ、選択肢が広げられている。

パワーユニットは、184ps/300Nmを発揮する2L直列4気筒ターボエンジンと109ps/265Nmを発するモーターの組み合わせで、システム総合では292psを引き出す。ハイブリッド燃費はWLTCモードで11.8km/Lだ。

最高速度は210km/hでリミッターが作動し、EVモード時は140km/hをマークする。リチウムイオンバッテリーは34Ahで、一回の満充電で最高44kmの走行が可能。バッテリーの充電は、普通充電によって0%から80%までを約3.5時間で、0%から100%までを4.3時間で完了する。

センターコンソールには「eDrive」ボタンが設置され、ピュアEV走行となる「MAX eDrive」、走行状況に応じてEV走行とエンジン走行の間で最適な駆動方式を選択する「AUTO eDrive」、ドライバーが任意に設定した充電量に達するまでエンジン走行する「Battery Control」の3つの走行モードが設定されている。

そのほか装備面では、安全機能や運転支援システムとして「アダプティブクルーズコントロール」や「ステアリング&レーンコントロールアシスト」を含む「ドライビングアシストプラス」が、また、先進のコネクテッド技術を採用した「BMWコネクテッドドライブ」が標準装備されている。