SUBARUがフォレスターを大幅改良して8月に発表すると予告。新フロントフェイスの採用や足回りのリファイン、アイサイトの進化などでSUVとしての魅力度をアップ
SUBARUは2021年6月14日、フォレスターの大幅改良モデルを初公開し、同日より先行予約を開始した。車種展開は従来と同様に、ツーリング(Touring)/Xブレイク(X-BREAK)/アドバンス(Advance)/スポーツ(SPORT)で構成。正式発表は本年8月を予定する。
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今回の改良は、デザイン面の刷新や走行性能のリファイン、安全性能の向上などを図ったことが特徴である。
まずエクステリアでは、SUBARUのデザインコンセプトである“BOLDER”表現を取り入れた新フロントフェイスを導入。ヘキサゴングリルを起点としたダイナミックな立体造形で塊感と躍動感を主張し、SUVとしての存在感をいっそう高める。また、ステアリング連動のLEDハイ&ロービームヘッドランプの形状も刷新。さらに、足もとには新造形のアルミホイールを装備し、たくましさをより強調した。
外装色にフォレスターのタフなイメージをより強める3タイプのアースカラーを新設定したこともトピック。具体的には、カスケードグリーンシリカ/オータムグリーンメタリック/ブリリアントブロンズメタリックを新たにラインアップした。
内包するインテリアでは、グレードのキャラクターに合わせてシート材質を厳選したことが訴求点。Xブレイクには防水性ポリウレタン(レッドオレンジステッチ、タグ付)、アドバンスには撥水ファブリック/合成皮革(ブラック/ブラック、シルバーステッチ)、スポーツにはウルトラスエード/本革(シルバーステッチ)、ツーリングには撥水ファブリック/合成皮革(グレー/ブラック、シルバーステッチ)を標準で採用する。また、アドバンスにはオプションでナッパレザーの本革シート(ブラックorブラウン、シルバーステッチ)を設定した。
走行性能の面では、全グレードで足回りのセッティングを改良したことが訴求点。しなやかさとスポーティさを、より高い次元で両立させる。さらに、アダプティブ変速制御のe-アクティブシフトコントロールを、e-BOXER搭載車の全グレードに拡大展開した。
安全性能に関しては、ステレオカメラの広角化やソフトウェアのバージョンアップを図った新世代アイサイトを全グレードに標準装備。従来以上に幅広いシーンで安全運転をサポートする。
パワートレインは基本的に従来モデルを踏襲し、ツーリング/Xブレイク/アドバンスに “e-BOXER”FB20型1995cc水平対向4気筒DOHC16V直噴デュアルAVCSエンジン(145ps/19.2kg・m)+MA1型モーター(10kW/65Nm)+リチウムイオンバッテリー(容量4.8Ah)+リニアトロニックのマイルドハイブリッドを、スポーツにCB18型1795cc水平対向4気筒DOHC16VデュアルAVCS直噴ターボ“DIT”エンジン(177ps/30.6kg・m)+リニアトロニック(8速マニュアルモード付)を搭載している。
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