■シエンタは3代にわたって展開されてきた人気モデル
トヨタのコンパクトミニバン「シエンタ」は、2024年で21年目を迎えるロングセラーモデルです。
【画像】「超カッコいい!」これがトヨタ最新「シエンタ」です!(27枚)
初代の登場は2003年9月。
コンパクトなトールワゴンですが、最大7名の乗車が可能という機能性が最大の特徴でした。
さらにオシャレさにも気を配り、全9色とバリエーション豊かなカラーを設定。
可愛らしいボディデザインも採用することで、主婦層へのアピールも高めていました。
そして環境性能の高さも当時から目立っており、当時の測定方式“10・15モード”で19.0km/Lという高燃費を公表しています。
さらに価格は137万円(税抜)からと、リーズナブルな設定も魅力でした。
そのパッケージが人気を呼び、12年も生産が続けられました。
それから、2015年7月に2代目が登場。
最大7名の乗車に対応したコンパクトバンというコンセプトは踏襲されましたが、ボディデザインが大幅に刷新されました。
初代のような女性好みの丸いデザインを完全に一新し、直線と曲線を多用したスポーティかつ高級感あふれるスタイルに大変貌を遂げます。
初代のヘッドライトは円形でしたが、2代目は切れ長の三角形となり、シャープな印象をうけるフロントフェイスとなりました。
そしてパワートレインも初代から大きく変わり、1.5リッターエンジンを核とするハイブリッドシステムを搭載。
シエンタ初のハイブリッド車が誕生したのです。
そんな2代目シエンタの燃費は、JC08モード燃費値で27.2km/Lという、良好な数値を記録。
純粋なガソリンエンジン車でも20.6km/L(JC08モード)と、初代から完全に進化を果たしたものとなりました。
2代目シエンタも、コンパクトボディながら広い室内空間があり、最大7名乗車に対応するといった機能性の高さも評判で、7年間生産が続けられました。
■最新シエンタの気になる年間維持費はいくら?
そして現行型の3代目シエンタが登場したのは2022年8月のことでした。
“コンパクトカー+ミニバン”という初代からのコンセプトは受け継ぎ、最大7名乗車に対応するといった高い機能性は受け継がれましたが、ボディデザインがこれまた大幅に変更。
3代目は、2代目よりもエッジを削ぎ落とし、優しさの印象を受けるデザインとなりました。
そのデザインは、日本というよりも欧州のコンパクトバンを彷彿とさせるもので、老若男女問わずあらゆる層に訴求できるパッケージに進化しました。
パワートレインも最新型のハイブリッドシステムを採用。
WLTCモード値で28.8km/Lと、2代目よりもさらに燃費性能を向上させることに成功しています。
それでは、このシエンタを維持するのにはどれほどの費用がかかるのでしょうか。
まず車体価格ですが、195万5200円から323万4600円(税込)に設定されています。
今回は最上級のグレードを選択したとして、オプションや納車費用などを考えて350万円の予算と考えてみましょう。
この予算でローンをシミュレーションしてみます。
5年60回払い(ボーナス払いなし)で金利4%の場合、利息分は36万7440円となり、返済総額は386万7440円、月々払いは6万4457円となります。
クルマを維持するには、さらに保険や税金、燃料代、オイルをはじめとした消耗品の交換代が発生します。
シエンタの場合、自動車税は3万500円/年がかかり、そこに加入が必須の自賠責保険は、新車登録3年(37ヶ月)で2万4190円となります。
そのうえ任意保険代が加算されます。
燃料費についてですが、日本政府はガソリンへの補助を減額、撤廃する方針を発表しており、仮に185円/Lの価格となった場合、1000km走った際の燃料代は2万8299円となります。
しかし、シエンタのハイブリッドにはEVモードもついているので、それらの機能を賢く使用すれば燃料費を抑えられるでしょう。
これ以外にも車検費用の予算も必要です。
車検はユーザー自身が車検上に持ち込めば最低限の費用で済みますが、安全面を考えれば業者に頼むのがベターでしょう。
そこで各消耗品を交換することを考えると、10万円ほどは予算をとっておくと良いでしょう。
そこに、かなりの走行距離を想定するなら、それに応じたタイヤ代、冬でも走るのであれば冬用タイヤ代も考えなくてはなりません。
シエンタクラスであれば、1万円/本をみておけば、十分に良いタイヤを購入可能です。
※ ※ ※
結果、シエンタの維持費は年間で15万円から20万円のほか、駐車場を契約する場合はその費用もかかります。
昨今流行の定額プランでは、トヨタのKINTO(キント)であれば燃料代別で月額2万6500円でシエンタを所有できるので、購入するよりは割安となります。
しかし定額プランは、税金や消耗品の交換が含まれている一方、走行距離の制限やカスタムができないなどの条件もあります。
それらも踏まえて、最適な購入方法を探しましょう。
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みんなのコメント
他人の話しなんて適当なんだからね。
素直に年間維持費が安い軽自動車から購入候補を選びましょう。
尚、それでも年間維持費が気になる方は自動車の購入は諦めた方が良いと思います。