キープコンセプトながら、エレガントさに磨きをかけた新型ハリアー。最新のトヨタ車でおなじみとなったコネクティッドカーであり、先進安全運転支援システム「トヨタセーフティセンス」ももちろん搭載。快適さと安心・安全装備も万全だ。
これらに加えて、トヨタ車初搭載されたのが「デジタルインナーミラー(前後方録画機能付き)」だ。新型ハリアーでは、Sグレードのみメーカーオプション。ほかは標準装備する。
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注目は“前後方録画機能付き”であることだ。ずばり、2カメラタイプのドライブレコーダーとして“使える”のである。
これまで、先進安全運転支援システムで装備される前方カメラって、なんでドライブレコーダーにならないんだろう? なんて思う人もいただろう。それが、前方・後方とも映像を記録できるというのだから、待ってました!ではなかろうか。
では、「デジタルインナーミラー(前後方録画機能付き)」の“前後方録画機能”を詳しく見ていこう。
前・後方カメラで捉えた映像を常時記録
車両の電源をオンにすると録画を開始、オフにすると録画を終了する、常時録画タイプだ。前方カメラとデジタルインナーミラー用後方カメラが捉えた映像は、マイクロSDカードに記録される。常時録画の120分で、容量がいっぱいになると古いデータから消去され、新しいデータに上書きされ、録画を続ける。
これだけだと、衝突などのアクシデントをしっかりと保存できないので、万が一の際に役立つドライブレコーダーとしては不安。電源が入りっぱなしだと上書きされてしまうからだ。
衝撃検知録画機能を搭載
でも、そんな心配は不要だ。衝撃を検知した際には、別ファイルにデータを保存する「衝撃検知録画」機能も搭載するのだ。
一定以上の衝撃や急ブレーキや急ハンドル、エアバッグの展開など衝撃に近い状態を検知すると「衝撃検知録画」を開始する。衝撃検知前の約12秒間と、検知後約8秒間、合計20秒間の映像を、前方映像と後方映像を別ファイルとしてそれぞれ10ファイルまで保存する。
衝撃検知のタイミングによっては、合計録画時間が最大約80秒になる場合があるそうだ。
ただし、10ファイルを超える場合は古いファイルから順に消去され、録画を継続する。映像を残しておきたい場合は記録データをパソコンなどに保存するなどしなければならない。
手動録画も可能
また、手動録画も可能だから、任意のタイミングで映像を記録できる。これはあおり運転対策などに活用可能なうれしい機能。
手動録画用のボタンを押す前の約12秒、押した後の約8秒間の映像が保存できる(タイミングによっては、合計録画時間が最大約80秒になる場合がある)。
手動録画は、前方映像と後方映像を別ファイルとしてそれぞれ20ファイルまで保存する。20ファイルを超えると上書き保存されるから、残したい映像は衝撃検知録画同様にパソコンなどに保存しておく。
手動録画を終了すると常時録画に戻る。また、衝撃検知録画作動中や、ディスプレイの調整・機能の切り替え中は手動録画できない。
さらに、静止画も記録可能。こちらは500枚まで保存でき、以降上書きされるのはほかと同様だ。
GPS、日時、車速情報も記録
映像にはGPSの測位情報、記録された日時、車速情報を同時に記録されるから、楽しいドライブ中の景色を後で見るときや、アクシデントの際には検証用の映像としても活用できそうだ。
ちなみに、Sグレードには8万8000円のメーカーオプションとして設定されており、装備するとフロントワイパーがオート(雨滴感応式)になる。注文・納車後に後付けはできない。
「デジタルインナーミラー(前後方録画機能付き)」は、後付け感なくスマートに使える2カメラタイプのドライブレコーダーであり、今後発売されるモデルには設定されること必至!? となると、近年盛り上がりをみせる市販ドライブレコーダーのメーカーや販売店は、まさに戦々恐々としているのではなかろうか!?
※機能には限界があり、過信は禁物である
〈文=driver@web編集部〉
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