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【正式に日本上陸】ランドローバー・ディフェンダー 500万円切りの価格「最大の魅力」

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【正式に日本上陸】ランドローバー・ディフェンダー 500万円切りの価格「最大の魅力」

ディフェンダー発表 時節柄オンライン

text:Kenji Momota(桃田健史)

【画像】ランドローバー・ディフェンダー【ディテール】 全152枚

ジャガー・ランドローバー・ジャパン(JLR)は2020年6月17日13時、新型ディフェンダーの日本上陸記者会見をランドローバー東京ベイ有明(東京都江東区)からユーチューブでオンライン配信した。

オプションパーツの紹介には、ランドローバーのアンバサダーであるラグビー日本代表の田村優選手や、5月にアンバサダーに就任したばかりの女子プロゴルファー原英莉花選手も参加。またトークショーでは新たにアンバサダーとなったラグビー日本代表の稲垣啓太選手がシークレットゲストとして登場し、ディフェンダーの門出を祝った。

新型ディフェンダーはラグビーワールドカップ2019で110が日本初お披露目となり、2020年4月9日から正式受注を開始。

すでにホームページで技術詳細などを公開している。

今回の発表では改めて、新型ディフェンダーの魅力について様々な角度から紹介した。

まず、JLRの代表取締役社長のマグナス・ハンソン氏が口火を切った。

「ランドローバーは70年の歴史を誇る、プレミアムSUVスペシャリストです。レンジローバー、ランドローバー・ディスカバリーはもとより、ディフェンダーにはランドローバーとしてのオリジナルDNAを感じます」

ディフェンダーは、ランドローバーにとってアイコニックな存在であり、オフローダーの本物であると主張した。

次いで、画面は英国に切り替わった。

最大の特長はプラットフォーム

技術詳細については、技術部門統括ディレクターのニック・ロジャースが新型ディフェンダーの特長を伝えた。

なかでも強調したのが、やはりディフェンダー史上初となるモノコック形式のプラットフォーム「D7x」採用だ。

材料をアルミ化し軽量かつ強靭性を追求。「競合他社と比較して、ねじり剛性などは約10倍高い」とディフェンダーの優位性を示す。

また、機能美に徹したエクステリアとインテリアデザインの方向性について、自信満々の表情で語った。

次いで、日本からJLRのマーケティング広報ディレクター若林敬一氏が「110」の実車を前に商品説明に続けた。

デザインについては、フロントマスクで垂直および水平方向へ大胆なライン取りをした迫力がある一方で、どこか可愛らしさを感じる。

リアビューでは切り立つようなリアコンビライトと機能性を重要視したリアゲート。そして、サイドビューで最大の特徴は、リアクオーターパネルのアルパインライト。先代のディフェンダーのオマージュである。

また、フローティングピラーは単なるデザインアイテムだけではなく、様々なオプションが装着できる。

その他、ランドローバーではディフェンダーから採用する最新インフォテイメントシステム「Piviプロ」や、クラウド経由で車載ソフトウエアを書き換えるSOTAなどを紹介した。

機能最重視の標準/4つのパッケージ

本格派四駆としての走りについても、その進化の実態を詳しく説明した。

まず、走行状況によって走行モードを変化させるテレインレスポンス2が、さらに進化。

オンロード/草/砂利/雪/泥/わだち/砂地/岩場、そして最大水深900mm対応の渡河走行の6種類モードに加えて、オートモードの合計7モードを採用。

アプローチアングル38°、デパ―チャーアングル40°。電子制御エアサスペンションは標準時から最大145mm増を可能とした。同システムは日本では110モデルに標準装備とした。

さらに、新型ディフェンダーの特長なのが、アクセサリーパックの存在だ。目的に合わせて、エクスプローラーパック、アーバンパック、アドベンチャーパック、カントリーパックと4種類を用意。

今回の発表ではこのうちエクスプローラーとアドベンチャーパックについて詳しく説明。

例えば、エクスプロラーパックではホイールアーチプロテクション、スペアホイールカバー、フロント&リアクラシックマッドフラップ、ボンネットディカール、レイズドエアインテーク、エクステリアサイドマウンドギアキャリア、そしてエクスペディションルーフラックの7点で構成されている。

ディフェンダー 最大の魅力は価格

若林ディレクターは、新型ディフェンダーの様々な特長を紹介した上で「最大の魅力は価格にある」と言い切った。

グレードは、90と110それぞれで、ベースモデル/S/SE/HSEとなり、導入1年目の限定モデルとしてファーストエディションを設けた。

90ベースモデルで、価格は499万円。また、シートの仕様を主体としてキュレーテッドスペックを5タイプラインナップしている。

納期としては、キュレーテッドスペックの方が、完全にカスタマズするより比較的早くなるという。

実車展示については、7月4日~5日11:00~20:00がグランフロント大阪・ナレッジキャピタル、7月12日~13日11:00~20:00が名古屋JRゲートタワー、東京では7月18日~19日11:00~20:00六本木ヒルズ大屋根プラザで行う。

その後、全国各地の正規販売ディーラーで、新型ディフェンダー・デビューフェアを8月1日~10日まで行う予定だ。

日本では日系メーカーでもトヨタRAV4などオフロード走行を重視したSUVが続々と登場。輸入車ではジープ・ラングラーが人気だ。

本格派四駆の本家本元、ランドローバーのディフェンダー。この機に、これまで輸入車SUVに関心のなかったユーザーを含めて、日本で一気にメジャー化するかもしれない。

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