■高級感スゴい! クラウンセダンが中国で復活!
トヨタと中国第一汽車の合弁会社である一汽トヨタは2023年11月17日、広州モーターショーで新型「クラウン」を発表しました。
【画像】「えっ…!」高級感スゴい! これが全長5m超の新型「クラウン」です! 画像を見る(30枚)
歴代クラウンは、基本的に日本国内で展開されていたのですが、実は1964年に中国に輸出され、人気を誇っていました。
その後輸出が中断したのちに、2005年に現地生産という形でクラウンが再販されましたが、2020年4月に製造が終了。
そして今回、中国市場でクラウンセダンが復活することになったといい、新型クラウンセダンは2024年上半期に発売される予定です。中国名は「皇冠」です。
新型クラウンセダンは「ニューフォーマル」という新たな価値観に挑戦し、「セダン再発見」を感じさせるクルマへと進化。
ボディサイズは全長5030mm×全幅が1890mm×全高×1470mm、ホイールベースは3000mmと、歴代クラウンのなかでもとくに大きなサイズを誇ります。
正統派セダンとして、ホイールベースを長くすることでショーファーニーズへ対応。ゆとりある後席空間を確保しており、広々とした足元のスペースや、スムーズな乗り降りを実現しました。
外観デザインは伸びやかなプロポーションを表現。「GA-Lプラットフォーム」を用いて低くワイドなスタンスを生み出しています。
フロントのデザインは、クラウンシリーズに共通した「ハンマーヘッド」を採用しながら、大型の台形グリルを組み合わせました。
内装は、大型の杢目調パネルを採用し、インストルメントパネルから左右のドアに連続する配置やコンソールが浮き出て見えるような、「アイランドアーキテクチャー」を強調。落ち着きがありながら、広がりのある室内空間を創出しています。
中国仕様の新型クラウンセダンは、2.5リッターマルチステージハイブリッドシステムを搭載し、ダイレクトなレスポンスや強力なパワーに加え、低燃費かつ静粛性も実現した、これまでにない上質な走りを可能にしました。
なお、駆動方式は現行クラウンシリーズで唯一のFR(後輪駆動)となっています。
※ ※ ※
一汽トヨタは中国においてクラウンをブランド展開しており、「ヴェルファイア」が「クラウンヴェルファイア」を名乗るほか、ミドルサイズSUV「ハイランダー」が「クラウンクルーガー」という車名で販売されています。
さらに、日本では16代目となったクラウンシリーズのうち、「クラウンクロスオーバー」は「クラウンクロススポーツ」として展開されています。
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