補修部品が手に入りにくくても人気は衰えず!
今年でデビュー30周年となったインプレッサ。今もなおGC/GF型と呼ばれる初代モデルの人気が高く、純正部品が廃番となるなか、若い人でも頑張って維持しているオーナーを多く見かける。
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モータースポーツで大活躍して人気爆発
初代インプレッサは、それまでレガシィのセダンが担っていたモータースポーツ、とくにWRCへの参戦で大活躍したモデルとして、多くのファンを虜にした。その功績は3年連続マニュファクチャラーズチャンピオンという偉業を成し遂げたことでも知られている。
また、クルマ好き以外からも人気の漫画「イニシャルD」で主人公の父親が途中で購入したのもこの初代インプレッサのクーペモデル。若い人たちからはWRCよりも「イニDの文太」の愛車の印象が強いようだ。
ラリーの世界では圧倒的な強さを見せつけた初代インプレッサ。今もなお人気である秘密は、なんといっても現代でも通用する圧倒的なパワーと、驚くほど軽量なボディの組み合わせが、最近のクルマでは味わうことのできないフィーリングをもたらしてくれること。レガシィシリーズがスポーツモデルから徐々にサイズを大きくし、モータースポーツベースモデルから離れてしまったため、走りを重視するユーザーがレガシィよりもインプレッサをチョイスしていたことからも、その理由が垣間見える。
最近の一般的な乗用車の多くは衝突安全性を考慮し、クラッシャブルゾーンを大きく取った3ナンバーサイズのボディやキャビンを守る強固なフレームにより、車両重量は1500kgを超えるものが多い。一方、初代インプレッサはWRXで1220kg、競技ベースモデルのRAに至っては1170kgしかないことに改めて驚かされる。ゆえに、万が一の事故の際の安全性は現行車には及ばないものの、30年前のモデルとしては高い安全性も話題となっていた。
いまだ色褪せない水平対向エンジン「EJ20」
さらに、WRX系は名機「EJ20」型ターボを搭載している点も、人気の理由のひとつ。惜しまれつつ「VAB」型で終焉を迎えたエンジンではあるが、昨年シリーズチャンピオンに輝いたSUPER GT BRZ GT300にはEJ20ターボが搭載されていることもスバルファンには嬉しい要素である。
もちろん長きにわたり製造されてきたことから、アフターパーツが充実。今もなおスポーツマフラーや車高調などGC/GF型インプレッサ用のアフターパーツが新品で購入できるものも存在する。純正部品が廃番になっても、アフターパーツでカバーできるものもあることがユーザーにはありがたい。
新車当時、インプレッサWRX系と人気を二分していたモデルといえば三菱ランサーエボリューション。両車はWRCというフィールドでも、市販車両としてもお互いが切磋琢磨し、進化し続けてきたことでも知られる。まさに好敵手の関係だが、インプレッサは水平対向エンジンの持つ素性の良さを活かしたクルマであったのに対し、ランサーは改良ごとに電子デバイスで武装し、トルクフルかつ高回転型重視のエンジンをもつインプレッサに対抗。似て非なるものとして、それぞれ多くのファンを惹きつけた。
程度のいいモデルを今から手に入れるなら覚悟が必要
さて気になる中古市場といえば、WRX STiバージョンは年式を問わず100万円台中盤から、高いものは900万円近くの物まで存在する。つい数年前まで、前期型であれば2桁万円のモデルがゴロゴロしていたことを考えると異常とも思える値段の上がり方だ。
格安で入手できるのであればいいのだが、ここまで高額な金額を出して、苦労して維持することを考えるとあまりお勧めができない。購入してからのメンテナンス費用やプレミアのついた廃盤部品の入手などを考えると、それなりの覚悟を持って購入を検討してほしい。
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