86&BRZのラジアルタイヤ最速を目指して製作!
ストリート仕様ながら圧倒的な速さを見せつけるBRZターボ
「全盛期の湾岸を戦い抜いたZ32」最高速は200マイルオーバー! 新車から育て上げた600馬力のフルチューンスペック
オートプロデュースボスが製作したこのBRZ。ブリッツのワイドボディキットやGTウイングの装着によってクローズド専用のような雰囲気を醸し出しているが、実はエアコンなどを装備した快適仕様。
軽量化やボディ強化には一切頼らず、あくまでストリートスペックの延長線上でのチューニングが実施されているのだ。
心臓部のFA20は、ターボ化を前提にCP製の鍛造ピストンやBC製のH断面コンロッドで強化。排気量は2.0Lのままだ。そこにブリッツのターボシステムを組み合わせ、最大ブースト圧1.65キロ時に430ps/51kgmを発揮する。
高出力化をする上で容量が足りなくなるインジェクターはデッチワークスの780cc、燃料ポンプは280L/hのものに変更される。またエアフロは押し込みタイプに変更。計測範囲を超える400ps以上の領域では、ECU-TEKの付加機能でDジェトロ制御としている。
タイトなスペースに収められたブリッツのタービンは、4100~6800rpmという幅広いパワーバンドが魅力。ハイパワーながらも驚異的な扱いやすさを実現している。
ホイールはプロドライブGC05-Nの10.0J×18インチで、タイヤはRE-71Rをセット。出力特性などを考慮して265/35-18が選択されている。
サスペンションは、前後とも8kg/mmというレートのスプリングがセットされたプロドライブ車高調。ブレーキもプロドライブのモノブロックキャリパーを装備している。
軽量化は一切行なっておらず、車重は1240kgとノーマル並み。増大したパワーを受け止めるミッションはクワイフのシーケンシャルドグだ。
さらに、トラクション確保のカギを握るLSDは、効きがマイルドな同じくクワイフのトルセンタイプを選択した。ステアリングはプロドライブのバックスキンをセットする。
バケットシートは2脚ともにプロドライブのカーボンケブラー製。ともにフルバケットとなるので後席は使用不能だが、「パーツを撤去するような軽量化はしない」というコンセプトのため、リヤシートはそのまま残されている。
取材の舞台はスポーツランド菅生だったが、木下みつひろ選手ドライブで1分33秒972という強烈なタイムをマークし、速さを見せつけてくれた。
「これまで富士ショートコースと筑波コース1000で86&BRZのラジアル最速タイムを更新、今回のSUGOでもこれを達成しました。ラジアルタイヤで走っているユーザーの指針になれば良いなと思ってます」と語るのはオートプロデュースボスの藤岡代表。
ちなみにこれらのタイムは、それぞれ違うドライバーが達成している。それだけニュートラルな特性で、懐の深さを備えたマシンに仕上がっているというわけだ。今後の躍進にもますます目が離せない。
●取材協力:オートプロデュースボス 長野県長野市川合新田1370 TEL:026-266-6388
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みんなのコメント
ボスの車の完成度は高いと聞く