■新車最高額級?オーダメイドのロールスロイスとは
2022年5月におこなわれた「コンコルソ・デレガンザ、ヴィラ・デステ」においてイギリスの高級自動車メーカー「ロールスロイス」は、新しい「ボートテール」を公開しました。
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ボートテールは、ロールスロイスの中でオーダーメイドのクルマを制作する部門「ロールス・ロイス・コーチビルド」によって作られる特注のクルマ。
フロントフェイスは、ロールスロイスの象徴的なパルテノングリルを基調としたデザインとしながらも、Jクラス ヨットからインスピレーションを受けたという、全長5800mmの長く尻すぼみなボディと木製の後部デッキがまさにボートを思わせるデザインになっています。
クルマを構成するほとんどの要素が手作りで作られていて、ボデイパネルはアルミニウムの一枚板をハンマーなどで形成しています。
その他にも、後部デッキの下にはパラソルと机、食器類などが格納されているなど、普通のクルマとはひと味もふた味も違う作りになっています。
また、オーダーメイド車両だからといって、公道を走れないようなクルマではなく、他のすべてのロールスロイスと同じ厳密な動的テストを受けて納車されていて、納車後すぐにドライブが可能です。
2021年には鮮やかなブルーに塗られた3台のボートテールが制作されました。
※ ※ ※
今回、自動車品評会である「コンコルソ・デレガンザ・ヴィラ・デステ」で公開されたのは、真珠産業が家業の起源である父親を持つ顧客の依頼によって制作されたモデル。
外装色は4つの真珠の殻からインスピレーションを受けたというブロンズ、リアデッキには、ロイヤルウォールナットのベニアで覆われており、ローズゴールドのピンストライプが施されています。
また、ロールスロイスを象徴するスピリットオブエクスタシーもローズゴールドです。
車内のメーターや時計、ダイヤル、スイッチなどに、顧客から提供されたマザーオブパールがあしらわれています。
このクルマについて、コーチビルド・デザイン部門責任者であるアレックス・イネス氏は次のようにコメントしています。
「ロールス・ロイス・コーチビルドの依頼はどれも特別なものですが、今回はさらに深い思いがありました。尊敬するお客さまのお父さまやご家族の歴史に敬意を表してクルマを製作することは、特別な特権であり、私たちはその責任を非常に強く感じています。ボートテイルと深い関わりをお持ちのお客さまからインスピレーションを受け、移動手段をはるかに超えた、文字通り感動的な芸術作品に仕上がりました」
価格は公式HP、リリースなどには記載されていませんが、海外メディアでは2800万ドル(日本円で約37億円)と報じられており、新車最高額ともいわれています。
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