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デカグリル採用! BMW新型「最小級SUV」発表! スポーツカー並の走行性能に“全面刷新”の新型「X1」556万円から

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デカグリル採用! BMW新型「最小級SUV」発表! スポーツカー並の走行性能に“全面刷新”の新型「X1」556万円から

■BMW最小のクロスオーバーSUVがフルモデルチェンジ

 2023年2月17日、BMWはフルモデルチェンジを果たしたコンパクトSUVモデル、新型「BMW X1」を発表し、同日より全国のBMW正規ディーラーにて発売しました。

【画像】デカいグリルがカッコいい! BMW新型「X1」と「iX1」を画像で見る(67枚)

 また、このモデルではスモール・コンパクト・セグメントで同社初となる電気自動車「BMW iX1」もラインナップしています。一体どのようなモデルなのでしょうか。

 X1は、BMWのSUV(BMWは“SAV”と呼称)ラインナップの中でもっともコンパクトなモデルで、その初代は2009年に登場しました。2015年には2代目モデルにフルモデルチェンジし、このタイミングで「FRプラットフォーム」から「FFプラットフォーム」に切り替えています。

 今回発表された新型X1は3代目モデルにあたり、ボディサイズは全長4500mm×全幅1835mm×全高1625mm、ホイールベースは2690mm。先代モデルと比較して全長は45mm、全幅は15mm、全高は20mm、ホイールベースで20mmそれぞれ大きくなっています。

 スタイリングは現在のBMWの流れに沿ったもので、サイズの拡大されたキドニーグリルがクラスを超えた迫力をこのモデルに与えています。サイドボディも力強くモダンな造形で、シンプルながらも洗練された印象です。

 また、ドアハンドルとドアパネルと一体化させたフラッシュハンドルを採用することで空力特性も優れた形状となっています。

 車内はコンパクトなボディサイズでありながら開放感があり、高いシートポジションとアイポイントがドライブ時の安心感を高めてくれます。

 インテリアにはメーターパネルとコントロールパネルを一体化させた大型ディスプレイを備え、さらにシフトレバーを廃止してアームレストに操作系を納めたことで、先進的な印象も強調しています。

 後席は大人3名が座れる空間を確保しており、40:20:40で分割可倒するリアシートを採用。使い方に合わせて荷室容量を増やすことも可能です。エンジンモデルであるX1の荷室容量は通常時540リッター、リアシートを折りたたむことで最大1600リッターまで拡大されます。

 ガソリンモデルのX1は、最高出力150kW、最大トルク300Nmを発揮する2リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載し、7速ATを組み合わせています。システムの高効率化と空力を最適化したことで、燃費はWLTCモードで12.9km/L、JC08モードで14.3km/Lを達成しています。

 EVモデルのiX1は、最高出力140kW、最大トルク247Nmを発揮する電気モーターを前輪および後輪に備えて四輪を駆動。システム全体での最高出力は200kW、最大トルクは494Nmにも上り、停止状態から100km/hに達するまでの時間は5.6秒と俊敏な加速を実現しました(ヨーロッパ仕様での測定値)。

 駆動用バッテリーはリチウムイオン電池をボディ床下に搭載し、一充電での走行可能距離は465kmとなります。

 車両本体価格は、ガソリンモデルのX1「xLine」と「M Sport」が556万円、EVモデルのiX1「xLine」と「M Sport」が668万円です(ともに税込み)。

 納車は本年2月下旬からのデリバリーを予定しているということです。

※ ※ ※

 また、BMWと100%出資子会社のBMWジャパン・ファイナンスは、EV専用のリース・パッケージ「BMW iライフ・パッケージ」を2023年2月17日より開始しており、対象モデルは同日から発売されたiX1となります。

 このBMW iライフ・パッケージは、輸入車リースとしては初となる月額の定額料金に充電費用が含まれるサービスで、EVのリセールバリューや充電インフラなどへの不安を解消するものだとBMWは説明しています。

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みんなのコメント

19件
  • 先にもコメントありますけど、あのメーターデザインはデザイナーがあまり車に関心ない人なんだろうなと思ってしまいます。
    デジタルにすれば先進に見えるだろうみたいな安直な考えやアイデアで製品化してしまった。
    またここに至るまで指摘がなかったのかと思うと、メーカーとしてどの方向へ目を向けて開発しているのか?かなり年齢対象を下げた玩具をみている気持ちになります。
  • この顔いい加減にして頂戴!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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