50万円以下から探すことができるアメ車も!
未だに人気が衰える気配のないSUV。各メーカーともさまざまなサイズのSUVをリリースし続けており、選ぶ側の選択肢も増え続けている。とはいえ、人気のジャンルということで街なかで同型車を見ることも多く、個性を主張したい人にとってはなかなか難しい環境となってきた。そこで今回は、国産SUVに比べて絶対数の少ない輸入車SUVのなかから、比較的買いやすい価格となったモデルをピックアップしてご紹介しよう。
ブームなのに不人気だから安値! 中身で勝負の中古SUV車4選
1)シボレー・トレイルブレイザー(初代)
SUVは各メーカーからリリースされているが、やはりSUVといえばアメリカというイメージをお持ちの方も多いハズ。そんなアメリカのSUVの中からピックアップしたのは、2001年に登場したシボレー・トレイルブレイザーである。
日本でも正規販売がされていたトレイルブレイザーは、5人乗りとなる標準ボディと3列7人乗りとなるロングボディのEXT系があった。アメ車というととかくボディサイズが大きい印象だが、5人乗り仕様は現行のランドクルーザープラドにほど近いサイズであり、日本で乗るにもさほど苦労しないだろう(7人乗りは全長が41cm伸びる)。
アメ車としてはそこまで弱い部分もなく、日本で正規販売されていたということもあって維持のハードルもそこまで高くない。そして何より中古車市場では総額50万円以下から探すことができるのだ。
初めて完全停止までカバーした衝突被害軽減ブレーキ搭載車とは?
2)メルセデス・ベンツ Mクラス(2代目)
現在のGLEクラスのご先祖とも言えるのが1997年に登場したMクラスだ。初代モデルは初めてアメリカの向上で生産されたこともあってか低品質という烙印が押されてしまったが、その反省を生かして2005年に登場した2代目はメルセデス・ベンツらしい質感と完成度をもったモデルに生まれ変わっている。
本格的なクロスカントリーSUVではないものの、全グレードが4MATIC(4WD)であり、トップグレードのML63 AMGには510馬力を誇る6.2リッターV8エンジンが搭載され、圧倒的な動力性能を誇っていた。
新車時は700万~1500万円ほどだった2代目Mクラスだが、現在では安いものでは100万円台前半から、ML63 AMGでも300万弱から狙うことができてしまう。
3)ボルボXC60(初代)
ここのところ人気を集めつつあるボルボ。昔から安全面に関して真摯に向き合ってきたメーカーだけに、そのあたりの考え方が一般ユーザーにも多く浸透してきた証と言えるだろう。そんなボルボが2008年にリリースしたXC60は、世界で初めて完全停止までカバーした衝突被害軽減ブレーキ「シティーセーフティー」を搭載した車種である。
日本での販売は欧州の発売からおよそ1年以上遅れた2009年8月だったが、これは前述の完全停止までカバーした衝突被害軽減ブレーキの認可に時間がかかったためであった。なお、2013年の改良では作動速度を引き上げたほか、自転車の検知機能も追加するなど、先進安全装備の性能を向上させており、他メーカーの一部の現行車種よりもこの時点で高い性能を有していた。
そんなXC60も、初期型であれば総額100万円以下、先進安全装備が強化されたものでも200万円以下の予算で狙うことができるようになってきた。
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