1976日産スカイライン・ハードトップ2000GTの概要
自動車イベント「ノスタルジック2デイズ」と「コレクションカーオークション」のコラボレーションによりオークションが開催された。
【画像】日産スカイライン・ハードトップ2000GT【どんなクルマ?】 全69枚
「コレクションカーオークション」は、希少価値の高いクルマに特化したオークションハウスのBHオークションと、ネットオークションの「ヤフオク!」が協力して昨年6月から開かれている。
2022年2月27日に判明したオークションの結果を紹介。
1976日産スカイライン・ハードトップ2000GT
スタート価格:1978万1819円(税込2176万円)
最終結果:落札ならず
入札数:0
1976日産スカイライン・ハードトップ2000GTの詳細
スカイライン4代目として登場し、広告戦略とグレードの細分化によって歴代最多の販売台数を誇り、今なお根強い人気を持つ「ケンメリ」。
この個体は、走行距離約5万キロの極上コンディション。
外装を見れば、ボディ、マフラーエンド、バンパーのメッキといった目につく箇所はもちろん、ライトマウントからエンジンルームといった外から見えない箇所にも大きな錆や汚れもなく、細部にわたり徹底的なメンテナンスが行き届いている。
それは内装も同様。ウッドのステアリング、パネルは昭和に販売されていた車両であることを忘れさせるほど美しい状態となっているという。
ペダル周辺のフロアマットから、ドアの内張、まで抜かりのない手入れが施されているのを見ても、前オーナーによって愛されていた個体であることがわかる。
パーツ類ももちろん限りなく純正に近い状態を維持しており、この個体の価値を高めている。
この個体のグレードは、「KGC110型」2000GT ツードアハードトップとして、1976年に生産された最終モデルとなる。
エンジンは、排ガス規制に合わせた直列6気筒L20型を搭載。リア部分にはその証として、NAPSのエンブレムがひかる。
現存するケンメリは、やはり「GT-R」を羨望するファンによって、L28型エンジンなどにスワップされた、チューニング個体がほとんどである。
そんな中、このオリジナル「L20E型」エンジンが美しい状態で、そのまま乗っている個体は非常に稀であるといえるだろう。
またトランスミッションは5速MTとなっており、スポーティな走りを楽しみやすい点もこの個体の魅力。
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