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目撃したら絶対イイことあるかも!? なかなか見ない[激レア限定スポーツモデル]4選

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目撃したら絶対イイことあるかも!? なかなか見ない[激レア限定スポーツモデル]4選

 人々の心を引きつける「限定」という言葉。ことクルマに関しては、希少性が高いことに加え、専用のボディカラーや装備が採用されることも購買意欲をかき立てる要因になっている。そんな、クルマ好きをワクワクさせる限定車のなかでも、特に希少性が高いスポーツモデルを紹介しよう。

文/木内一行、写真/日産、ホンダ、スバル、SUBARUオンラインミュージアム、マツダ、CarsWp.com

目撃したら絶対イイことあるかも!? なかなか見ない[激レア限定スポーツモデル]4選

【画像ギャラリー】一生ものの1台なら限定スポーツモデルに決まり!!(19枚)

■「Fの頂点に立つハイパフォーマンスモデル」レクサス・LFA ニュルブルクリンクパッケージ

フロント回りでは、カーボン製のスポイラーとカナードが標準車からの変更点。メッシュデザインのBBS製アルミホイールとポテンザRE070という組み合わせも専用だ。さらに、サスペンションもチューニングされ、車高は10mm低くなった

 レクサスのプレミアムスポーツを表す「F」の頂点に立つモデルとして開発されたLFA。

 全世界500台限定発売(日本への割り当ては約200台)だったが、そのうちの50台あまりは「ニュルブルクリンクパッケージ」として生産された。

 この、LFAが開発された舞台の名が与えられたスペシャルバージョンは、サーキット走行に軸足を置いたハイパフォーマンスモデル。

 搭載されるV10ユニットはフリクションロスの低減などの改良により、標準車の560psから571psにアップ。

 サスペンションは10mmローダウンするとともにサーキットにマッチするようチューニングされ、専用のBBS製アルミホイールにはよりハイグリップのポテンザRE070が装着された。

 内外装にも手が入り、エクステリアはカーボン製フロントスポイラーや大型の固定式リアウイングを装着して空力性能を向上。

 一方、インテリアにはカーボン製のフルバケットシートがおごられ、ドアトリムもカーボン製に変更された。

 LFAというだけでも希少性が高いが、ニュルブルクリンクパッケージはケタ違い。まさに幻の1台なのである。

【画像ギャラリー】一生ものの1台なら限定スポーツモデルに決まり!!(19枚)

■「限定台数わずか5台の激レアホモロゲモデル」ホンダ・NSX タイプR GT

 新世代のミドシップスポーツカーとして、1990年にデビューしたNSX。

 その初代は15年ものモデルライフを送ったが、生産終了迫る2005年2月に発売されたタイプR GTは「幻のクルマ」という表現がドンピシャの1台だ。

 ひと言で言ってしまえば、スーパーGTのホモロゲーション取得のためのモデル。通常のタイプRに対し、カーボンフロントバンパー、リアハッチガーニッシュ、カラードサイドエアインテーク、カーボンリアバンパー、トランクサブスポイラーの5点が装着される。

 その一方で、インテリアやメカニズムには変更点がなく、あくまでもエクステリアのアップデートのみという内容だった。

 そして、大きな話題を呼んだのが、1カ月間および5台限定での販売ということ。さらに、5000万円という現実離れしたプライスも衝撃的だった。

 ちなみに、5台限定のうち実際に販売されたのは1台だけとのこと。そのため、街中で見かけることはまずないだろう。

 今や通常のタイプRでも希少価値は高いが、タイプR GTはそのレベルを遥かに超えるレア車なのだ。

【画像ギャラリー】一生ものの1台なら限定スポーツモデルに決まり!!(19枚)

■「ロングノーズ&ロングテールが限定車の証」日産・フェアレディZ タイプE

 2000年にZ32が生産終了となり、一度はその名が消滅したフェアレディZ。

 しかし、2002年にはスカイラインと同じプラットフォームを用い、Z33として復活した。

 そんなZ33にも特別なモデルがあった。それが、2004年1月に約1カ月間の期間限定で発売されたタイプEだ。

 NSXタイプR GTと同じホモロゲモデルという位置付けで、バージョンSをベースにロングノーズバンパー、ロングテールバンパー、サイドフィニッシャーといった専用エアロを装着。

 これらにより全長は315mm延長され(フロント180mm、リア135mm)、見た目の雰囲気は大きく変わった。

 ただし、ベース車との違いはこれだけで、エンジンのほか、サスペンションやブレーキは変更無し。ミッションは6MT、外板色もダイヤモンドシルバーのみの設定だった。

 価格はびっくり、ベース車(330万円)の倍近い650万円! これが原因かどうかは定かではないが販売台数は少なく、レアな限定車であることは間違いない。

 ちなみに、バージョンSをベースにタイプEと同じエアロを装着し、ニスモが全方位においてチューンしたコンプリートカー「フェアレディZ S-tune GT」も同時に発売された。

【画像ギャラリー】一生ものの1台なら限定スポーツモデルに決まり!!(19枚)

■「WRカーのイメージを再現したロードゴーイングカー」 スバル・インプレッサ22B-STiバージョン

マクラーレンの市販スポーツカー「F-1」などのデザイナーであるピーター・スティーブンスが手がけたWRカーを、可能な限り再現したエクステリア。大きく張り出したグラマラスなブリスターフェンダーが最大の特徴だ

 レガシィの後を担うマシンとしてWRCに投入されたインプレッサ。その勢いと活躍は期待以上のもので、1995年から3年連続でマニュファクチャラーズタイトルを獲得。それを記念し、1998年に400台限定で発売されたのが22B・STiバージョンだ。

 この22Bは「インプレッサ・ワールドラリーカー97」のイメージを落とし込んだ、WRカーのロードゴーイングモデル。

 2ドアのリトナをベースにしたボディは、80mmワイドなブリスターフェンダーを採用しつつアルミボンネットや大型2段可変スポイラーを装備。

 前後バンパーはWRカーのイメージを踏襲しながら、ロードユースにマッチするようアレンジされている。

 エンジンもスペシャルで、EJ20よりもボアを拡大した2.2リッターのEJ22改を搭載。鍛造ピストンやメタルガスケット、STi Ver.III用タービンなどを組み、最高出力は280psにとどめながらフラットなトルク特性を重視した。

 そして、足回りはビルシュタイン製ダンパーとアイバッハ製スプリング、ピレリ製タイヤというWRカーと同一ブランドのパーツでチューンされている。

 このように、すべてにわたって手が入れられた22Bは、WRカーの雰囲気をストリートで楽しめる数少ないモデルだ。

【画像ギャラリー】一生ものの1台なら限定スポーツモデルに決まり!!(19枚)

■「ロードスターらしさを失わないトルク重視のターボ」マツダ・ロードスター ターボ

 軽量コンパクトなボディで軽快な走りが楽しめるロードスター。

 ライトウエイトスポーツだけに、エンジンのパワーは二の次と考える人も少なくないが、2代目ではモアパワーを求める人に応えるべくターボモデルが登場した。

 心臓部に収まるのは、前期に搭載されていた1.8リッターのBP-ZEをターボ化したBP-ZET。

 このエンジンは、ワイドレンジでフラットなトルクを発生させつつ優れたレスポンスも実現した、パワーよりもトルクに重点を置いたユニット。それゆえ、後期RS比で最高出力は12psアップだが、最大トルクは4.0kg-mも向上したのだ。

 これに合わせ、クラッチやミッションとともに、ドライブ&プロペラシャフトも強化。さらに、ビルシュタイン製ダンパーや17インチタイヤで足回りも締め上げている。

 ただ、強力なエンジンを迎え入れたわりに外観はおとなしめ。変更点は、新意匠のスポイラーとスモークドヘッドランプベゼル程度だ。

 ちなみに、限定台数は350台で価格は後期RSより22万高の257万円。このプライスでターボ仕様のロードスターが楽しめるのだから、お買い得だったのでは!?

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みんなのコメント

16件
  • hab********
    たまにスズキのツインが走ってるのを見ると、なんかほっこりする。
    イイことがあるわけでもその他の意味があるわけでも無いんだが・・・
  • MINTIA
    見かけたらいいことがあるって、それがいいことでしょう。なかなか見ることがない車を見れたのだから。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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