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スバル フォレスター【3分で読める国産車解説/2022年現行モデル】

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スバル フォレスター【3分で読める国産車解説/2022年現行モデル】

スバル フォレスター(SUBARU FORESTER)
現行モデル発売日:2018年6月20日
車両価格:299万2000円~363万円

安全性がさらにアップ。ターボとハイブリッドでは個性が異なる
人気のミドルクラスSUVの第5世代目。2020年10月の大幅改良時には、2L水平対向4気筒+モーターの「e-BOXER」に加え1.8L水平対向4気筒ターボを新たに搭載、走りの質感を大幅に高めている。路面の状況に応じて任意にモード切り替えが可能な「X-MODE」を備えるなど本格的な悪路走破性性能も魅力のひとつだ。

大幅改良した新型フォレスター(D型モデル)と「SUBARU里山スタジオ」で遊んで(?)みた

また2021年夏にはさらなる改良が施され、外装系を中心としたデザイン面でのブラッシュアップに加え、JNCAP2020で大賞を受賞したレヴォーグと同様の新世代アイサイトが採用された。視野が大幅に広がったステレオカメラにより衝突回避のサポート領域が拡大するほか、追従走行アシストの制御も洗練されている。

1.8L直噴ターボを搭載する「スポーツ」とマイルドハイブリッドのe-BOXERを搭載する「アドバンス」の2台に試乗したが、両車の高速直進安定性は互角。ただ車重の差があり、乗り比べるとe-BOXERのアドバンスは腰下に重量感がありドッシリとしたフィーリングだ。しかしモーターアシストによるスマートな加速が得られ、フォレスターのスタンダートな走りにふさわしい。

対するスポーツの第一印象は走りの軽快さだった。走り出しからスバル最新のプラットフォームの堅牢さを感じつつ、乗り心地には響かないフラットさ印象的。1.8L直噴ターボエンジンはレヴォーグにも搭載される新開発の新世代水平対向エンジンであり、トランスミッションも同時に新開発されている。低回転域から豊かなトルクと伸びやかな加速が「走り」に対する好奇心をフォレスターですら抱かせてくれる。スポーティモデル好きには、新鮮に映ることは間違いない。

そんなスポーツはワインディング路でも軽快なだけでなく、隅々まで動的性能に眼を配ったとわかる質の高さがうかがえた。新開発の1.8LターボエンジンとCVTの組み合わせによって、平坦~登坂路ではアクセルペダル操作で加減速のメリハリも効かせやすく扱いやすい。

新パワーユニットに合わせて専用開発されたサスペンションは、微少なストローク領域のフリクションにまでこだわったチューニングが行われ、ハンドルの切り始めからスッとフロントが反応。さらにコーナリング時も安定した姿勢が保ちやすい。そこで連続するコーナーでも、SUVであることを忘れるほど減速~コーナリングから再加速への連携がスムーズだ。

さらに新エンジンの特性に合わせて専用チューニングされたSIドライブをSモードに変えてみる。すると加速時、路面の踏み込む度合いがグッと増すような感覚とともに出足も速まり、コーナーの立ち上がりの俊敏さとその感覚が気持ち良い。

e-BOXERを搭載するアドバンスはモーターアシストを活用した走りが特徴。運動性能を邪魔しないしっとりとしたコーナリング性能や加速フィールにバランスのとれたSUVらしいこなれ感を安定感とともに抱くことができる。加速力はトルクの厚みも含め十分ながら加速過程のフィーリングはマイルド。スポーツとのキャラクターの違いもわかりやすかった。

スバル フォレスター 主要諸元
●全長:4640mm
●全幅:1815mm
●全高:1715~1730mm
●ホイールベース:2670mm
●車両重量:1570~1660kg
●エンジン:1.8L対4ターボ/2L対4+モーター
●駆動方式:4WD
●トランスミッション:CVT
●WLTCモード燃費:13.6~14.0km/L
●乗車定員:5名

[ アルバム : スバル フォレスター はオリジナルサイトでご覧ください ]

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