三菱自動車が2022年5月20日に発表した軽タイプの新型電気自動車(EV)「eKクロスEV」。2022年1月に開催された東京オートサロンでは、実質的なプロトタイプといえるコンセプトカーが「K-EVコンセプト X(クロス)スタイル」の名称で展示された。
そのコンセプトカーの時点では、eKクロスとつながりが深いスタイリングと、三菱がEVに対して独自に用いてきた「ミーブ(MiEV)」の名称を取り入れた「eKクロス ミーブ」になるのではないかと推測していたが…。結果、車名はシンプルな「eKクロスEV」となった。
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MiEVは「Mitsubishi innovative Electric Vehicle」の略。三菱のEVの代名詞として車名は浸透していたように感じていたが、今回、ミーブの車名を使わなかった理由について、三菱自動車 商品戦略本部 CPSチームの今本裕一氏に伺った。
「お客様にどう訴求できるかということになりますが、ミーブという呼称が一般の方にあまり知られていなかったのです。私たちはミーブとして、耳ごこちのよさも含めてこれまで訴求してきました。アイミーブやミニキャブミーブと電気自動車シリーズとして使用し、10年以上経っていますので、それがお客様の心に刺さるのかなと思っていたのですが、決してそうではないという市場の声を伺いました。私たちとお付き合いのあるお客様だけではなくて、今後広くお客様の層を拡張していくことが目標ですので、よりわかりやすいEVという言葉を使いました」。
取材を重ねると、実際には「eKクロス ミーブ」と「eKクロスEV」が最終案として残っていたということで、ミーブが三菱のEVを象徴するネーミングとして浸透してきた実績も考慮されていたことをうかがわせる。その一方で、2009年にアイミーブが誕生した当時は「三菱イノベーティブEV」の名前が示すように、他社に先駆けてEVの量産を開始した“革新的な”モデルだったが、各社からEVが発売されるようになると革新性をアピールしづらくなってきてしまったという事情もあるようだ。
ちなみに、2021年3月から生産を一時休止し、2022年秋に再発売を予定している軽商用EV「ミニキャブミーブ」の車名も、こうした流れを受けて「ミニキャブEV」の車名に変更されるのだろうか。
〈文=ドライバーWeb編集部 写真=山本佳吾〉
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