三菱自動車は2021年10月1日、今冬に発売が予定されている新型クロスオーバーSUV「アウトランダーPHEV」の最新情報を順次告知する特設サイトをオープンした。またこの新型アウトランダーPHEVにはさらに進化させた車両運動統合制御システム「S-AWC」を採用していることも発表した。
新型アウトランダーPHEV特設サイト:https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/outlander_phev/special/
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現行モデルのアウトランダーPHEVは2012年に発売されており、9年振りのフルモデルチェンジを受け、いよいよ登場する。なお、フルモデルチェンジされた新型アウトランダーのエンジン搭載モデルは、2021年4月からアメリカ、カナダ、中米で発売が開始されており、PHEVモデルの発表・発売は日本が最初となる。
新型アウトランダーPHEVは、従来型と同様に前後それぞれに1基ずつ駆動用モーターを搭載するツインモーター4WDを採用。モーター特有のシャープな応答性や前後モーターを高精度で自在に制御できるという利点を生かし、前後輪の駆動力を路面状態や運転状況に応じて最適に配分できるシステムとしている。
これに車両運動統合制御システムS-AWCを組み合わせ、走る、曲がる、止まるという運動性能を飛躍的に向上させているという。
今回搭載される進化したS-AWCは、従来は前輪のみであった左右輪のブレーキ・トルクベクタリング制御を後輪にも追加することで、従来よりも前輪への負担を軽減し、4輪のタイヤ能力をよりバランスよく最大限に引き出すことが可能となり、ドライバーの意のままのハンドリングを実現している。
またさらに、路面状況や運転スタイルに応じて選択できる7種類のドライブモードを採用。舗装路での通常走行に最適なNORMAL(ノーマル)モードを基本とし、未舗装路や濡れた舗装路での操縦性と走破性をバランスさせたGRAVEL(グラベル)モード、雪道などの滑りやすい路面で車両挙動を安定させるSNOW(スノー)モードといった路面状況に応じたモードのほか、力強い加速が必要な場合のPOWER(パワー)モードや環境に優しく経済的なECO(エコ)モードなど運転スタイルに最適な設定を選択できるドライブモードとしている。
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