現行型スイフトと同じパワートレインと運転支援機能を搭載
東京オートサロン2025のスズキブースにも展示されていた、ハイトワゴンの人気モデルであるスズキ「ソリオ」と「ソリオ バンディッド」の一部改良が正式に発表されました。外観の変更はもちろん注目ですが、それ以上にパワートレインや運転支援機能が現行型「スイフト」と同じシステムに変更され、燃費&安全性能が向上しているのが大きなポイントです。
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フルハイブリッドは廃止してマイルドハイブリッドのみに
2025年1月16日、ハイトワゴンの人気モデルであるスズキ「ソリオ」と「ソリオバンディッド」が一部改良を行い販売を開始した。車両本体価格はソリオが192万6100円~259万3800円(消費税込)。ソリオバンディッドが230万3400円~264万8800円(消費税込)。
現行モデルのソリオ/ソリオバンディッドは2020年に登場。コンパクトで取り回しのよりボディと広い室内空間を両立し、後席両側スライドドや前後左右ウォークスルーの採用、乗り降りしやすいレイアウトなどユーティリティの高さが特徴のハイトワゴンだ。
先代モデルより全長を80mm(ソリオバンディッドは70mm)延長し、荷室床面超を100mm拡大したことで、大きな荷室と広く使える室内空間を両立。また内装部品の形状見直しにより、後席左右乗員のスペースを広げたことで、後席3人乗車時の快適性を向上させている。
ボディには、ルーフパネルとルーフメンバーの接合部に高減衰マスチックシーラーを採用し、こもり音や雨音を低減しているのに加えて、操縦安定性をさらに高める構造用接着剤の採用により乗り心地や静粛性を向上させている。
搭載しているパワートレインは、1.2L直4エンジンと同エンジンのマイルドハイブリッドだったが、2022年に1.2L直4エンジンと駆動用モーターそしてオートギヤシフト(AGS)を組み合わせたスズキ独自のハイブリッドシステムを追加した。
ソリオバンディッドはアルファード似の顔つきに
今回発表された一部改良モデルは、東京オートサロン2025のスズキブースにも展示されていた。今回の一部改良のポイントは、外観デザイン、パワートレインそして運転支援機能の進化の3点だ。
ひとつは外観デザインだ。ソリオはフロントグリルのメッキ配置を横方向に広げることで、伸びやかで堂々としたデザインに進化した。またソリオバンディッドは迫力あるフロントグリルやフロントバンパーに加えて、メッキとブラックの加飾を用いて、立体的な造形と上級感のあるデザインとすることで、サイズを超えた存在感を演出している。
ボディカラーはソリオにスポーティブルーメタリック/ガンメタリック2トーンルーフ、ソリオバンディッドにはスポーディブルーメタリックを新設定した。
衝突被害軽減ブレーキを標準装備
続いて2番目はパワートレインだ。従来は1.2L直4エンジンを搭載していたが、今回の一部改良でスイフトに搭載されているZ12E型1.2L直3エンジンとCVTを採用。全グレードにマイルドハイブリッドを搭載することで、燃費性能を向上している。その一方でフルハイブリッドは廃止している。
3番目の運転支援機能の進化では、ミリ波レーダーと単眼カメラの組み合わせにより、検知対象を車両や歩行者、自転車、自動二輪車として、交差点での検知にも対応した衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」を標準装備。
さらに、高速道路での運転をサポートするアダプティブクルーズコントロール(ACC)と車線維持支援機能を採用。低速時ブレーキサポート(前進・後退)や発進お知らせ機能(先行車・信号切り替わり)、ブラインドスポットモニター、リアクロストラフィックアラートなど最新の予防安全技術にバージョンアップしている。
そのほかでは、パーキングブレーキの作動/解除の操作を指先で行うことができる電動パーキングブレーキやブレーキホールド機能を採用。スズキ緊急通報やリモートエアコンなどのアプリ機能を利用できるスズキコネクトに対応するなど利便性を向上させている。
後席への荷物の置き忘れなどを知らせるリアシートリマインダーをスズキ車として初採用するなど「おもてなし」の装備が充実し魅力向上を図っている。
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みんなのコメント
ダサいトヨタのデザインをパクってはダメですよ。