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世界初公開は1月3日! 驚異の航続距離1000kmを誇る「メルセデス ビジョン EQXX」の予告動画が公開中

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年の瀬も押し迫った12月30日、メルセデス・ベンツは開発中のEVサルーンコンセプト「ビジョン EQXX」の新たな動画をYouTubeにアップした。ビジョン EQXXは、来たる1月3日にワールドプレミアを控えており、動くボディパネルなどコンセプトカーが採用する先進テクノロジーの一端が明らかになっている。

今夏、開発が明らかにされたEQXXのアピールポイントは、これまでの常識を覆す1000kmという航続距離。現状販売されているEVは、「テスラ モデルS」が650km、同門の「メルセデス EQS」でも770kmの航続距離にとどまるから、EQXXの脅威的なレベルがわかるだろう。理屈の上では、無充電で東京から大阪まで往復(片道約500km)できる計算になり、これは内燃機関搭載車でもなかなか達成できない離れ業だ。

>>メルセデス・ベンツ EQAのおすすめグレードとユーザーの評価を見てみる

もちろん、メルセデスが総力を上げて開発するコンセプトカーだけに、EQXXでは電池を無闇に増やして航続距離を稼ぐようなアプローチは取られておらず、徹底してエネルギー効率の高さが追求されている。今回の動画で紹介されているのは、そのなかでエアロダイナミクスに関する部分で、通常の巡航速度では空気抵抗がエネルギー損失の60%を占めるというから、エンジニアが最も力を入れた箇所でもある。

具体的にはデザイナーが求める美しいボディラインや広い後席スペースと極限の空力性能を両立させるため、EQXXでは特殊なスポイラー、可動式のボディーパーツ、さらには格納式ディフューザーなど、これまでの乗用車では例を見ない技術を採用している。そのシルエットは、自然界の生物からもインスパイアを受けた後ろ下がりのリアエンドが特徴で、長いテール部分によって空力を整える狙いのようだ。

開発陣によると、ボディ後端の格納式ディフューザーがなかった場合、車両自体の幅を狭めるか、ボディをより長くするしか選択肢がなくなってしまうとのことだから、サルーンとしての実用性を維持しつつ航続距離を延ばすには、これまでにないハイテクが必要不可欠というわけなのだ。

実車の公開まであと数日。それまでさらなるティザームービーもアップされそうだから、EQXXに関する情報に注目してほしい。

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みんなのコメント

34件
  • EVってダサく作らないといけないルールでもあるんかね?
    どのメーカーも近未来的?にしようとしているのかデザインがしっくりこない。
  • 延ばすだけなら距離は延びるんだけどなぁ…
    一番の問題が充電時間だからな
    それが解決されれば距離を延ばすことは資源の無駄遣いでしかないっていう
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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