Hondaは、2021年4月に発表・発売予定の新型「VEZEL(ヴェゼル)」を世界初公開した。オンラインで実施したワールドプレミアイベントでは、フルモデルチェンジにあたって全面刷新したエクステリア・インテリアのデザインをお披露目したほか、新たに搭載する主要装備や、先進の安全運転支援システム・コネクテッド機能などの進化点を発表。
ワールドプレミアで公開した特別映像では、新型VEZELのグランドコンセプトである「AMP UP YOUR LIFE」をベースに、開発チームが目指した商品の価値観を、宣伝広告展開のアンバサダーとの対談や、実際の開発現場で行われたインタビューなどを通じて紹介している。
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https://youtu.be/7u4ymKRZcVk
新型VEZEL ワールドプレミア概要
グランドコンセプト「AMP UP YOUR LIFE (アンプ アップ ユア ライフ)」
日常生活の質の向上を重視し、アクティブで新しいものにオープンな、今の時代を生きる人々に向けて、実用性だけでなくプラスアルファの体験価値を提供することで、日々の生活の楽しさを増幅=AMP UPさせるようなモデルを目指した。目指した主な提供価値は、「信頼」、「美しさ」、そして「気軽な愉しさ」。
<信頼>
誰もが自信と安心感を持って運転できること
<美しさ>
デザインの美しさを追求するだけでなく、使う人の所作までも美しく見せること
<気軽な愉しさ>
五感に訴えかける爽快な運転体験で、楽しく活力に満ちた毎日を送れること
パッケージング
Honda独自のM・M思想に基づく、「センタータンクレイアウト」を先代モデルから踏襲。取り回しのしやすい、コンパクトなボディーサイズや、多彩なシートアレンジはそのままに、より力強く美しいエクステリアのプロポーションへ進化させた。
気持ち良い抜け感のある爽快さと、日々の運転に自信を与える取り回しやすさの両立を実現した視界の提供に加え、ドライバーだけでなく乗る人すべてが快適に移動できる、ゆとり空間を追求。コンパクトSUVのクラス平均を超える広さと居心地を生み出すパッケージを作り上げた。
エクステリア
フルモデルチェンジとして、新たな時代のVEZELをゼロから考え直し、SUVの力強さとクリーンさに、活力に満ちた印象を加えることで、気分を増幅=AMP UPさせるパートナーにふさわしいデザインに仕上げた。
全体では、クーペライクなプロポーションを際立たせながらも、全席で爽快な視界を提供するため「スリーク&ロングキャビン」を採用。前後に芯を一気通貫させた、水平基調のデザインとした。
フロントでは、ボディーとの一体感を高めた同色グリルを採用。リアでは、使い勝手のよいゲート開口、ハンドルの位置を造形の中に自然に組み込み、美しさと機能性の両立を目指した。
インテリア
全体の印象として、しっかり芯の通った「かたまり感」のあるソリッドなフォルムを重視し、SUVの力強さを表現した一方、身体に触れるような近い部位には、柔らかな触感と形状のパッドをあしらうことで、強さと優しさを兼ね備えた空間をデザインした。
HMI(ヒューマン・マシン・インターフェイス)の考え方に基づく、視線移動の軽減や動線に沿った操作類の配置により、ドライバーや同乗者の“美しい所作”につなげる骨格をつくった。さらに、五感に訴える愉しさとして、心地よい光を室内に取り入れるパノラマルーフや、心地よい風を提供するエアコン吹き出し口も、新型VEZELの新たな価値として加えた。
カラー・素材・タイプ
標準タイプのX・Zでは、シンプルなデザインだからこそ、オーセンティックで長く使える上質感にこだわった。心地よく快適なファブリックや、シルバー加飾による洗練されたコーディネート。
ハイブリッドモデルに新たに設定したタイプのPLaYは、冒険心と遊び心にあふれ、アクティブに自分らしさを表現できるコーディネートに仕上げた。2トーンのエクステリアカラーや、トリコロールの加飾が日常を彩る。
パワートレーン
1.5L DOHC i-VTEC+CVT搭載のガソリンモデルのほか、モーター走行を中心にさまざまなドライブシステムを使い分けるHondaの2モーターハイブリッドシステム「e:HEV(イーエイチイーブイ)」を搭載したハイブリッドモデルが選べる。
e:HEVでは、リニアで心地よい加速感が味わえるほか、NORMAL、SPORT、ECONと3つの異なる走行モードを選択可能。また、Dレンジ、Bレンジ、減速セレクターにて、アクセルオフ時の異なる減速度合いを選択することが可能だ。
4WDモデルでは、悪天候や雪上走行においても安定したドライビングを可能にする、「リアルタイムAWD」を搭載。特にe:HEVとの組み合わせでは、モータードライブの特徴である素早くリニアなトルク発生と、四輪に常時最適な駆動力配分を行なうリアルタイムAWDの働きにより、さまざまな道路環境で、安定感のある愉しい走りを提供する。
新たに搭載する主な装備
・ハンズフリーアクセスパワーテールゲート(予約クローズ機能付き)
・パノラマルーフ(Low-Eガラス採用)
・新設計のエアコン吹き出し口「そよ風アウトレット」
・ヒルディセントコントロール
・静電タッチ式LEDルームランプ
・独自開発のプレミアムオーディオ
コネクテッドサービス
<Honda CONNECT>
新世代コネクテッド技術を搭載した車載通信モジュール「Honda CONNECT(ホンダコネクト)」を通じて、より安心・快適なカーライフが楽しめるコネクテッドサービス「Honda Total Care プレミアム(ホンダ トータルケア プレミアム)」を利用できる。
Honda初の機能としては、ナビゲーションシステムが新しい地図に自動で更新される「自動地図更新サービス」を搭載。その他にも、スマートフォンがキーの代わりになる「Hondaデジタルキー」や、車内での楽しさ・快適さが拡がる多彩なアプリを提供する「Honda アプリセンター」、車内でデータ通信容量を購入し、インターネットに接続して楽しめる「車内Wi-Fi」など、Honda量販車として初となる機能を多数搭載した。
安心・安全領域
<Honda SENSING>
最新の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」は、フロントワイドビューカメラと高速画像処理チップを採用。先代モデルからさらに機能を進化・充実させた。
アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)は、渋滞追従機能付きへと進化し、より安心で便利に、ドライバーの運転をサポート。そのほかにも、衝突軽減ブレーキ(CMBS)、路外逸脱抑制機能、標識認識機能、車線維持支援システム(LKAS)の各機能を先代モデルよりさらに進化させた。
このほか、後方誤発進抑制機能、近距離衝突軽減ブレーキ、オートハイビームなど、3つの機能も新たに追加。
<その他の安全運転支援装備>
マルチビューカメラシステムやブラインドスポットインフォメーションを、新たに搭載。見通しの悪い場所での駐車や車線変更を、より安心にサポート。
関連情報:https://www.honda.co.jp/VEZEL/new/
構成/DIME編集部
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みんなのコメント
今までの曲線、丸デザイン路線はダンゴ虫みたいで嫌いだった。
今回のデザインは売れる。(若者よりもお金持っている層に)