ベースは964型 主張しすぎないディテール
米カリフォルニア州に拠点を置くシンガー・ヴィークル・デザイン(Singer Vehicle Design)は、ポルシェ911ターボにインスパイアされた最新のレストモッドを公開した。
【画像】シンガー・ターボ・スタディ【DLSと写真で比較】 全58枚
「ポルシェ911リマジンド by シンガー・ターボ・スタディ」は、同社が公開する4台目のモデルである。964型911のシャシーをベースに作られた。
ウルフブルーで仕上げられた特注のカーボンファイバー製ボディは、1975年から1989年まで生産された名車ポルシェ930を思い起こさせるデザインとなっている。しかし、細部にはさまざまなアレンジが加えられている。
フロントバンパーはより強調され、フォグランプはグリルではなくハウジングに組み込まれ、ミラーはよりスマートな印象を与える。サイドでは、ストーンガードが特注のインタークーラーに空気を供給する大型エアインテークに変更された。リアには全く新しいライトバーが確認できる。また、930の特徴である「ホエールテール」のようなスポイラーとワイドアーチを模倣したデザインも採用されている。
インテリアでは高級感と使い勝手を重視し、マリブサンドで仕上げられたダッシュボード、ドアカード、センターコンソールにブラックウッドを添えている。全体的なレイアウトは930と同様だが、大型スピーカーシステム、新しいペダル、新デザインのステアリングホイールのほか、センターコンソールの電話スロットにはスマートフォン充電器が搭載されている。
使い勝手を重視 長距離ドライブも快適?
パワートレインには、ポルシェ964のメツガー・フラット6をベースにした、まったく新しい3.8Lツインターボエンジンが採用されている。最高出力456psを発生し、シンガーにとって初のターボ付きモデルとなる(顧客の要望があれば、さらなるパワーアップも可能だという)。
駆動方式は後輪駆動と4輪駆動のいずれかを選択でき、トランスミッションは6速MTを搭載。フックス風ホイールに、カーボンセラミックブレーキを組み合わせる。オプションでスポーツエグゾーストシステムも用意されている。
オフロード仕様のACSやサーキット走行に特化したDLSなど、これまでのモデルとは異なり、ターボ・スタディは実用性に重点を置いており、長距離ドライブを想定したシートヒーターやクルーズコントロール、エアコンを装備している。サスペンションも「ツーリングに最適化」されているが、スポーツ走行に合わせた減衰力調整も可能だという。
製造台数や価格は不明だが、200万ポンド(約3億円)で限定75台のDLSよりも安価に、多く製造されると予想される。
シンガーは、これまでに70人以上の顧客がターボ・スタディを予約していると述べている。実車両は、6月に英国で開催されるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでデビューを飾る予定だ。
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みんなのコメント
すごいパワーなんかいらないから廉価版の作ってよ
さ さんおくえん、、、、