人それぞれ好みが異なるわけだが、自動車評論家だって人間なのだから評価は異なる。価格を重要視することもあれば、性能を重要視する評価方法もあり、時にそのクルマへの想いが込められていることだってある。
今回は自動車評論家5人に「SUV」「全長4400mm以下」この2つを満たすクルマの中でTOP10を紹介してもらった。5人それぞれが選んだクルマとは? そして選定理由を聞いていく。
ヴェゼル ヤリスクロス CX-30が強い!! 評論家5人がそれぞれ選ぶ「全長4400mm以下SUV」トップ10!!
※本稿は2022年5月のものです
文/国沢光宏、松田秀士、鈴木直也、渡辺陽一郎、片岡英明、写真/ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2022年6月26日号
■国沢光宏が選ぶ「全長4400mm以下SUV 私のTOP10」
ヤリスクロスとヴェゼルはテッパン。他を選びたいなら「お好きならどうぞ」というイメージ
ヤリスクロスとヴェゼルはテッパンだと思う。迷ったらこの2台から選べば間違いない。CX-30は3位ながら、コストパフォーマンスや性能で上位2車と圧倒的な差がついている。
もっと言えば、1位ヤリスクロスと2位ヴェゼルを除き、すべて「お好きならどうぞ」というイメージでいい。それくらいダントツです。これから買うのならハイブリッド車を強くすすめておく。
●国沢光宏が選ぶ「全長4400mm以下のSUV 私のTOP10」
1位:トヨタ ヤリスクロス
2位:ホンダ ヴェゼル
3位:マツダ CX-30
4位:スズキ ジムニー
5位:ダイハツ ロッキー(ライズ)
6位:ジープ レネゲード
7位:BMW X2
8位:シトロエン C3エアクロスSUV
9位:レンジローバー イヴォーク
10位:ルノー キャプチャー
■松田秀士が選ぶ「全長4400mm以下SUV 私のTOP10」
まずは原油高の折、燃料費が安いモデルを優先した。つまりディーゼルやハイブリッド。以前の印象と異なり、最近はベースとなるモデルの燃費向上に併せて燃費が改善。
さらにSUVの魅力のひとつ、4WD性能も重要視。前後電動モーター4WDやプロペラシャフトを用いた4WDなど、システムがバラエティに富んでいる。運転疲労を軽減するACC+LKAなどのADAS機能充実レベルも勘案した。
●松田秀士が選ぶ「全長4400mm以下のSUV 私のTOP10」
1位:マツダ CX-30
2位:VW Tロック
3位:ホンダ フィットクロスター
4位:トヨタ ヤリスクロス
5位:日産 ノートオーテッククロスオーバー
6位:スズキ エスクード
7位:BMW X2
8位:ジープ レネゲード
9位:レンジローバー イヴォーク
10位:ダイハツ ロッキー(ライズ)
■鈴木直也が選ぶ「全長4400mm以下SUV 私のTOP10」
基本的な評価基準は「実用性とコスパ」。多くの人に勧められるクルマを上位にすると必然的に日本車が上位に集まった
SUVは、今やファミリーカーのど真ん中。カッコよさや走破性みたいなエモーショナルな価値も大事なんだけど、基本的な評価基準は「実用性とコスパ」。
もちろん、自分の好みは多少なりとも影響するけど、それ以上に多くの人に自信を持ってオススメできるクルマを上位にランキングした。そうなると、やっぱり結果的に国産車が上位に顔を見せるんだよねぇ。
●鈴木直也が選ぶ「全長4400mm以下のSUV 私のTOP10」
1位:トヨタ ヤリスクロス
2位:ホンダ ヴェゼル
3位:マツダ CX-30
4位:シトロエン C4/E-C4
5位:VW Tクロス
6位:ダイハツ ロッキー(ライズ)
7位:スズキ ジムニー/ジムニーシエラ
8位:日産 キックス
9位:ジープ レネゲード
10位:ルノー キャプチャー
■渡辺陽一郎が選ぶ「全長4400mm以下SUV 私のTOP10」
全長4400mm以下のSUVは、小回りの利きもよく、混雑した街中や狭い駐車場でも運転しやすい。そこでトップ10モデルは「日本のユーザーが日常生活のなかで扱いやすいこと」を基準に選んだ。
1位のヴェゼルは運転しやすいサイズなのに後席を含めて車内は広く、実用性が高い。一方、10位のCX-30はディーゼルも用意されて趣味性も強めた。いろいろな性格の車種を盛り込んで選出した。
●渡辺陽一郎が選ぶ「全長4400mm以下のSUV 私のTOP10」
1位:ホンダ ヴェゼル
2位:スズキ ジムニー/ジムニーシエラ
3位:ダイハツ ロッキー(ライズ)
4位:スズキ ハスラー
5位:トヨタ ヤリスクロス
6位:スズキ クロスビー
7位:レンジローバー イヴォーク
8位:ミニ クロスオーバー
9位:ホンダ フィットクロスター
10位:マツダ CX-30
■片岡英明が選ぶ「全長4400mm以下SUV 私のTOP10」
燃費の良さは日本車だが、走りだと輸入車も手強い。BMWのX2は平均点が高く、フランス勢は個性派が揃う
激戦区にエース級のSUVを投入しているから実力伯仲だ。日本車は燃費のよさで優位に立つが、走りのよい輸入車も手強い。頭ひとつ抜きん出ているのはヴェゼルで、大きな弱点がない。
CX-30とヤリスクロスもトータル性能が高く、使い勝手のいいSUVだ。本格派のジムニーとシエラも捨て難い魅力の持ち主である。BMWのX2は平均点が高く、フランス勢は個性派が揃う。
●片岡英明が選ぶ「全長4400mm以下SUV 私のTOP10」
1位:ホンダ ヴェゼル
2位:マツダ CX-30
3位:BMW X2
4位:VW Tクロス
5位:トヨタ ヤリスクロス
6位:ルノー キャプチャー
7位:ジープ レネゲード
8位:スズキ ジムニー/ジムニーシエラ
9位:ダイハツ ロッキー(ライズ)
10位:DS3クロスバック
* * *
5名の「私のTOP10」を見ると、全体で1~3位にランクインしたSUVへの高評価が改めてわかる。
その一方で、各自の思い入れの強いモデルもわかり、鈴木氏はC4を4位選出し、松田氏はTロックやフィットクロスターを高く評価している。各自の“推し”もわかります!
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本当に乗った事あるんか