すでにティザーサイトにより2018年8月30日のデビューが公表されているホンダの新型CR-V。国内向けとしては若干のブランクがあるモデルだが、グローバルに見ればホンダの屋台骨として重要なモデルだ。すでに海外ではデビューしているCR-Vだが、いよいよ日本仕様のお披露目が近づいている。
そのタイミングでのメディアプレビューが、東京都内で開催された。会場となったホテルの入り口に新型CR-Vを展示するなど、歩行者も目にすることができる状態。ティザーの一環といったイベントとなり、車両の撮影やSNSなどへの公開も即時OKというオープンなプレビューとなっていた。
さて、SUVムーブメントの先駆けとなったCR-Vも、次期モデルでついに5代目。SUVのスタンダードといえるモデルだけに、非常に力が入っていることは、その仕上がりからも感じられる。注目点は、3列シート仕様を設定すること、そして2モーター「i-MMD」ハイブリッド初のAWDを用意することにある。このクラスで3列シート仕様というのは世界的なトレンドであるから驚くことではないが、後者の2モーターハイブリッドのAWDというのは、世界的にも珍しい機構。
たとえば2モーターハイブリッドのトヨタ車において4WDとする際はリア駆動用モーターを追加するカタチになるが、新型CR-VのハイブリッドAWDは、フロントに置かれた駆動モーターから出力を取り出し、プロペラシャフトを介して、リアに駆動力を伝達する仕組みとなっている。エンジン車としてはオーソドックスな方式だが、2モーターハイブリッドでこうした機構を使っているのは、CR-Vが唯一ではないだろうか(1モーターハイブリッドでは珍しくはない)。
さらにディテールをチェックしていくと、フロントグリルの奥に何枚か板状のパーツが収まっているのに気づく。詳細については教えてもらえなかったが、これは様々な条件によって開閉することで、ラジエターに当たる風をコントロールする、いわゆる「グリルシャッター」ということだ。ラジエターにそれほど風を当てなくても十分に冷却できている状態では、シャッターを閉じることで空気抵抗を減らし、燃費を改善するというのがグリルシャッターの一般的な狙い。細部まで煮詰めていることが、この装備からも感じられる。
燃費に関するポテンシャルの高い「i-MMD」ハイブリッドを搭載していることも含め、新型CR-VはSUVの環境性能として、ライバルから頭一つ抜けた提案をしてくるであろう。
(文:山本晋也)
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
「とりあえず増税ね」で50年!? 「世界一高い」自動車諸税&ガソリン税“見直し”正念場 “年収の壁”の向こうの璧
「子供が熱を出したので障害者用スペースに停めたら、老夫婦に怒鳴られました。私が100%悪いですか?」質問に回答殺到!?「当たり前」「子供がいたら許されるの?」の声も…実際どちらが悪いのか
27年ぶりにあの懐かしいスターレットが戻ってくる!? ヤリスより小さいリッターカーは2026年登場か!?
スズキが新型「ソリオ」1月発表!? “迫力顔&先進機能”採用!? 既に予約した人も!? 何が変わった? 販売店に寄せられた声とは
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?