■ホンダミニバンのアイディアが詰まったモデルとは?
「ジェイド」は、ホンダが2020年まで販売していたミニバンです。
6人が乗車可能な前後に長いスタイリッシュなボディと、力強いエンジンを搭載していたクルマですが、このジェイドの原型ともいえるモデルを、2009年に公開していました。
【画像】「えっ…」 これがホンダ斬新「スケスケミニバン」です!(25枚)
ジェイドの原型となったクルマは、2009年の東京モーターショーで発表されたハイブリッドのコンセプトカー「スカイデッキ」です。
同車は、「ハイブリッドカーの基準をもっと自由に広げたい」というテーマで開発されたモデルで、新しい仕組みやアイディアが多数盛り込まれていました。
特にインテリアは、斬新な設計になっていたポイント。
スカイデッキはハイブリッドユニットをボディ中央部分に収納しており、運転席から後方座席にかけて、ユニットを格納したセンタートンネルが縦断するインテリアデザインとなっています。
また、フロントとリアの3列目を除くシートは、このセンタートンネルから伸びるフレームに取り付けられており、まるでシートが浮いているように見えるのも特徴です。
その座席の下に空いている隙間には、2列目シートを前方にスライドさせると、1列目シートの下の空間に滑り込ませることが可能。
そうすると広い室内空間が生まれ、3列目シートの乗り降りがしやすくなるという仕組みでした。
また、シートは着座部分や背もたれが薄く設計されているのもポイントです。
ほかにも3列目シートを床下に収納できるようになっています。
これらの幅広いシートアレンジにより、室内空間の利便性を高めることに成功しました。
エクステリアは、「スポーティ&クリーン」がテーマ。
「ストリーム」や「オデッセイ」といった、ホンダのローワイドミニバンのデザインを踏襲しつつ、大きなガラスルーフを採用したダイナミックなデザインです。
サイドドアはフロント側がシザーズドア、リア側は斜め後方にスライドするという珍しい組み合わせ。
Bピラーをなくしているため、前後ドアを開けることで開口部を広く取り、乗降しやすくなるという工夫も取り入れられていました。
ちなみに、シザーズドアにはイルミネーション機能も搭載されており、ドアを動かすとライトアップされる仕組みでした。
そんなスカイデッキはハイブリッドモデルのミニバンということで、発表当時に注目されました。
その後スカイデッキとしての市販化はされなかったものの、2015年にデザインや技術を用いたミニバンとしてジェイドが登場することになりました。
しかし、空間の広さや居住性を重視した背の高いミニバンが人気となった時代の流れを受け販売不振となり、ロー&ワイドなミニバンの人気が低迷。
残念ながらジェイドはわずか5年で販売終了となってしまいました。
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