■三菱久々の新型車は、得意のSUVモデル
三菱自動車が久しぶりに新型モデルを発売しました。その名は「エクリプス・クロス」。いま、もっとも人気の高い市場とされているコンパクトSUVというジャンルに属するモデルです。不祥事や販売の低迷などで落ち込んでいた三菱ブランドにとっては、起死回生が期待されるモデルといえます。
三菱、国内4年ぶりの新型車「エクリプスクロス」発売! すでに約5000台の受注と好発進
「新型モデルはワクワクしますね」
三菱の関係者が発したこの言葉には、心がジーンと熱くなりました。
三菱にとって新型モデルの発売は、三菱ブランド復活を待ち望んでいた筆者(木下隆之)だけでなく、三菱の社員の方々にとっても同様に、とても嬉しいことなのですね。
しかも、三菱が得意なSUV(スポーツ・ユーティリティ・ヴィークル)ジャンルですから、自信があるのでしょうね。
SUVといえば、ここ日本ではかつての三菱パジェロが開拓したジャンルと言っても過言ではありません。そこに三菱伝家の宝刀ともいえる4輪駆動制御技術「S-AWD」を採用したエクリプス・クロスを投入したのですから、鼻息が荒いのも当然です。
新型エクリプス・クロスに搭載されたエンジンは、排気量が1.5リッターの直噴ターボです。比較的小さなエンジンを採用したのは、環境性能を意識したからでしょう。
車格の割に排気量の少ないエンジンを搭載することを、「ダウンサイジング」、あるいは「スマートサイジング」と呼びます。排気量が少ない分、燃料を節約できるのが特徴です。燃料の節約は、排気ガスを減らすことでもあります。
また三菱の関係者は、「三菱はEVにも高い技術がありますが、エンジン開発の手を緩めていたわけではないのですよ」
環境に対しては電気モーターだけの一本足打法なのかと勘ぐっていましたが、内燃機関も熟成させていたとは嬉しいですね。
最高出力は150ps/5500rpm、最大トルク24.5kgm/2000~3500rpmを絞り出します。数字的には平均的なレベルといえます。その1.5リッターターボエンジンに、トランスミッションは無段階変速機構の8速CVTが組み合わされています。
■三菱が得意とする「S-AWD」で走りがピカイチ
筆者がもっとも感動したのは、操縦安定性です。ハンドルを切り込んだ瞬間のフィーリングであり、コーナーを旋回している時の安定感がライバルのモデルよりも圧倒的に優っているのです。
その鍵を握っているのは、三菱がもっとも得意とする「S-AWD」にあることは容易に想像できます。 4輪駆動制御技術とは、その名のとおり、路面に接している4つのタイヤに、それぞれ適切にエンジンパワーを与えたり抑えたりする技術のことです。
普通の2WD車は、エンジンが発した力をただどこかの2輪に伝えるだけで走ります。ですが三菱のその技術は感動するほど高度なもので、4輪バラバラに加速することができるばかりか、4輪バラバラに減速させることも可能なのです。
これによって、曲がりたい時には曲がりたいように、制御してくれるのです。
「旋回時には、外側のタイヤにエンジンパワーを強め与えますからスムースです」
新型エクリプス・クロスの開発陣が言うように、実際に走らせてみると、ハンドルを切り込んだ瞬間に、気持ちよくコーナリングが始まります。その感覚は独特です。
タイヤの性能に頼って、無理やりコーナリングを開始する不自然な動きはありません。カーブを曲がっている最中、さらに強く曲がりたいと思った時などでも、グイグイと反応してくれるのです。この辺りはS-AWDの面目躍如といったところですね。
SUVというクルマは車高が高いので、カーブを曲がるのは苦手とされています。ですが、新型エクリプス・クロスにはそんな公式はあてはまりません。
「スタビリティにも貢献しますよ」
曲がることだけではなく、曲がりすぎないことにも威力を発揮します。スピンしそうになったら、コーナリング中とは逆の制御をします。それによって、危険な状況に陥りづらいのです。リアタイヤ付近がしっとりと安定して感じられるのはそれが理由です。 三菱復活の一打である新型エクリプス・クロスは、必ず売れると思います。スタイリングも洗練されていますし、やはり走りがいいのが特徴だと思います。
筆者はしばらく、新型エクリプス・クロスを注目することにします。
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