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ダイハツが軽バン「車上泊仕様」実車展示! どこでも「入浴可能」な機能も! まるで「秘密基地」な驚き「アトレー」とは

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ダイハツが軽バン「車上泊仕様」実車展示! どこでも「入浴可能」な機能も! まるで「秘密基地」な驚き「アトレー」とは

■クルマにお風呂とボートを合体!? 奇想天外を真面目にカスタマイズしたダイハツのクルマとは?

 お風呂が搭載されたダイハツ「アトレーデッキバン」が4月1日・2日で開催された「アウトドアデイジャパン」で展示されていました。
 
 ダイハツ自らが提案するお風呂が付いたアトレーデッキバンとはどのようなものなのでしょうか。

【画像】ダイハツが「車上泊仕様」を披露! 見ためがスゴい軽バン! 実車の内外装を写真で見る!(53枚)

 渋谷駅などから坂道を上がってきたアウトドアデイジャパン(代々木公園)のゲートから入ってすぐのところにカラフルなクルマが止まっていました。

 ダイハツが開発したコンセプトカーですが、はっちゃけたコンセプトながら実は真面目に開発されていました。

 グリーンとオレンジのコンセプトカーが2台並んで置いてあるダイハツブース。華やかな雰囲気もあり会場を訪れた方にも好評を得ていました。

 グリーンの車はアトレーをベースに開発された「ATRAI WILDRANGER」というモデルです。自然に溶け込む深いグリーンのカラーは目に優しい感じで、東京オートサロン2023に出展されています。

 バンパーやボディサイドにチッピング塗装を施しワイルド感を演出しています。

 ベースとなるアトレーにこんな「ハイルーフ車両あったかな?」と思い、担当者に話を聞いてみると、これはボートだそうです。

 自然の奥地に進み、そこに沼や池があったときはボートを降ろしてさらに奥地に進む。ワイルドなアドベンチャーが楽しめる仕様となっています。

 インテリアは助手席を外してリアのラゲッジからフルフラットになるようにして、1人がゆったりと仮眠できるようになっています。

 運転席にボディとマッチしたシートカバーがかかっていると思いきや、普段はシートカバー、ボートに乗るときにはライフジャケットになるというなんと二刀流になっていて驚きです。

 隣にあるオレンジの車両は、アトレーデッキバンをベースに開発された「ATRAI DECKVAN CAMPER Ver.」で、東京オートサロン2022に出展されていた車両です。

 ルーフに三角型のテントを積み就寝はテントとなっているほかに、最大のポイントはお風呂を積んでいるところです。

 オープンデッキとなっているラゲッジ部分に市販の最小に近い湯船をそのままインストールし、まわりにできた隙間をふさいだら完成です。

 床下に水抜きの穴を開けてあるので、お風呂を使い終わったら簡単に水を抜くことができます。

 さすがにお湯を沸かす機能は付いていないので、お湯を沸かして移し替えるか、電熱などで水からお湯にしていく必要があります。

 しかし、テントサウナをしたあとに入る水風呂ならば、水を張っておけば良いので、使いやすいかもしれません。

■遊び心に隠された「いざという時の実用性とは? 日本ならではの理由?

 それにしてもクルマに湯船の発想はなかなかできませんし、実現するのも大変そうです。

 しかしデッキバンなら屋外ですし、床下に水抜きさえ作れば「出来てしまう」という発想と実現力に脱帽です。

 遊び心満載ですが、実は裏テーマに、災害の時に役立つという日本ならではのテーマがあったそうです。

 デッキバンの湯船は災害でお風呂が使えない時があっても、湯船があればお風呂にすることも出来る。

 アトレーのボートも、水害があった時にボートがあれば避難や救助に使える。そんなテーマがあるそうです。

 一見ぶっ飛んだカスタムですが、実はちゃんとした実用も考えられている。真面目な遊び心をいっぱい詰め込んでいました。

 その他に「タントファンクロス」は「アウトドアに行きたい!」と思わせるFUNなカスタマイズが施されています。

 POPなカラーリングと相まってアウトドアを思いっきり楽しもうという雰囲気が伝わります。

 また「タフト」は純正アクセサリー装着車ですが、純正アクセサリーでもここまで遊び心満載にできる。というお手本になります。

※ ※ ※

 ダイハツではまだまだ次に向けてシリーズ化になるようなカスタム車を用意していくそうです。

 毎年東京オートサロンに向けて、様々なカスタムカーを披露してくるダイハツですが、2024年にはどんなカスタムカーが出てくるのか楽しみです。

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みんなのコメント

10件
  • 道の駅や観光地の駐車場は、古事記の宿泊施設じゃないよ
    そこら辺の路上で寝泊りしてくれ
  • タイトル担当者の御家庭は、洗面台に浸かることを入浴と呼んでいる昭和の貧困ネタみたいな生活だったんですね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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