現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 国産ステーションワゴンでコスパ抜群の「カローラツーリング」。ハイブリッド推しの理由と選んではいけないグレードについて解説

ここから本文です

国産ステーションワゴンでコスパ抜群の「カローラツーリング」。ハイブリッド推しの理由と選んではいけないグレードについて解説

掲載 63
国産ステーションワゴンでコスパ抜群の「カローラツーリング」。ハイブリッド推しの理由と選んではいけないグレードについて解説

「カローラツーリング」は、トヨタが製造・販売を手がけるステーションワゴンです。2019年9月に「カローラフィールダー」よりフルモデルチェンジし、車名も新たに刷新されました。販売好調なカローラツーリングのおすすめグレードはどれなのでしょうか。

コスパの良いステーションワゴン、それがカローラツーリング!
トヨタの代表的車種であるカローラには、セダンモデルの「カローラ」とハッチバックモデルの「カローラスポーツ」、そしてステーションワゴンモデルの「カローラツーリング」という3つのバリエーションが存在しています。

トヨタ「カローラ ツーリング」 希少となった扱いやすいサイズの国産ステーションワゴン

特に人気の高いのがカローラツーリングです。かつては一世を風靡したステーションワゴンですが、現在では新車で購入可能なステーションワゴンは少なく、国産車では「スバル レヴォーグ」や「マツダ マツダ6ワゴン」など数えるほどしかありません。

>>スバル レヴォーグのカタロググレードをチェックする
>>マツダ マツダ6ワゴンのカタロググレードをチェックする

その中でもカローラツーリングは、最もリーズナブルな価格帯となっていることから、コストパフォーマンスを重視する人に人気の高い1台となっています。

>>トヨタ カローラツーリングのカタロググレードをチェックする
>>トヨタ カローラツーリングハイブリッドのカタロググレードをチェックする

カローラツーリングは全7グレードがラインナップ!
そんなカローラツーリングには、全7グレードが展開されています。

これらのグレードは、ガソリン車とハイブリッド車で大きく分けることができます。

まず、ガソリン車は、1.8Lのガソリンエンジンを搭載したエントリーグレードである「G-X」、中間グレードの「S」、最上級グレードの「W×B」です。また「W×B」には、1.2Lのターボエンジンに6速MTを組み合わせたグレードも用意されています。

また、ハイブリッド車もガソリン車同様に「HYBRID G-X」、「HYBRID S」、「HYBRID W×B」がラインナップされています。なお、ハイブリッド車では4WD仕様も選択可能です。

<車両価格>
ガソリン車
「G-X」・・・・・・・・・・201万3000円
「S」・・・・・・・・・・・221万6500円
「W×B」 ・・・・・・・・・CVT:236万5000円/6速MT:247万3900円
ハイブリッド車
「HYBRID G-X」・・・・・・・248万500円~267万8500円
「HYBRID S」・・・・・・・・265万1000円~284万9000円
「HYBRID W×B」・・・・・・279万9500円~299万7500円

レヴォーグが310万2000円~、マツダ6ワゴンが289万3000円~であることを考えると、カローラツーリングは最も手頃なステーションワゴンであることがわかります。

>>トヨタ カローラツーリングのカタロググレードをチェックする
>>トヨタ カローラツーリングハイブリッドのカタロググレードをチェックする

「G-X」は一般ユーザーには不向きなので要注意!
コストパフォーマンスの高さと積載能力を兼ね備えたカローラツーリングは、営業車両などの法人用途にも向いているモデルです。営業車両では、装備を最低限にそぎ落として車両価格を押さえたグレードが適していることから、カローラツーリングにもそうしたニーズに対応するグレードとして「G-X」および「HYBRID G-X」が用意されています。

たしかに、「G-X」の201万3000円という価格は魅力的ですが、ほかのグレードに比べて多くの面で装備や機能が制限されています。

例えば、キーを差すことなくドアを開錠したりエンジンを始動できたりする「スマートエントリー&スタートシステム」や電動パーキングブレーキ、全車速追従機能付きレーダークルーズコントロールなどは、ほかのグレードでは標準装備となっていますが、「G-X」ではオプションとなっています。

また、9インチのディスプレイオーディオやシートヒーター、ステアリングヒーターなどはオプションでも設定することができず、「G-X」は一般ユーザーが利用するにはやや不便であることは否めません。

おすすめは「HYBRID S」!
一方、中間グレードの「S」/「HYBRID S」と「W×B」/「HYBRID W×B」の装備や機能の差はそれほど大きくありません。

「W×B」/「HYBRID W×B」には、LEDフロントフォグランプや7インチのTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイなどが標準装備となっていますが、これらは「S」/「HYBRID S」にもオプション装着することが可能です。

合成皮革のシートやバイビームLEDヘッドランプとLEDデイライト、フロントコンソールトレイとフロントカップホルダーのLEDランプ、「おくだけ充電」などのオプションは「W×B」/「HYBRID W×B」のみしかオプション設定されていませんが、逆に言えばこれらの装備や機能にこだわりがなければ、「S」/「HYBRID S」に必要なオプションを追加することで、十分満足度の高い1台に仕上げることができるでしょう。

パワートレインでは、ハイブリッド車を選ぶことをおすすめします。

「S」と「HYBRID S」では43万4500円の価格差がありますが、税制優遇を考慮すると実際にはそれほど大きな差にはなりません。また、ガソリン車のWLTCモード燃費が14.6km/Lであるのに対し、ハイブリッド車は29.0km/Lと圧倒的であり燃料代はおよそ半分です。

それなりに走行する機会があるのであれば、車両価格は多少割高でもハイブリッド車を選んだほうが、最終的には経済的と言えそうです。

>>トヨタ カローラツーリングのカタロググレードをチェックする
>>トヨタ カローラツーリングハイブリッドのカタロググレードをチェックする

MT仕様はスポーティグレード!
やや特殊なグレードと言えるのが、「W×B」のMT仕様です。従来のカローラシリーズでは、MT仕様はエントリーグレードという位置付けでしたが、カローラツーリングではむしろスポーツモデルの性格が強められています。

実際、カローラツーリングのMT仕様では、シートはスポーティなものが標準装備され、ホイールも17インチのアルミホイールが装着されています。搭載される1.2Lのターボエンジンは小気味良いフィーリングが特徴で、スポーティな走りを楽しむことができます。

また、ベースが上級グレードの「W×B」であるため、そのほかの装備や機能も必要十分なものが備わっているため、車両価格も247万3900円とカローラツーリングの中では決して安価なグレードではありません。

現在では貴重な存在となったMTのスポーティワゴンを求めている人には、ぜひ試してもらいたいグレードです。

>>トヨタ カローラツーリングのカタロググレードをチェックする
>>トヨタ カローラツーリングハイブリッドのカタロググレードをチェックする

>>トヨタ カローラツーリングの中古車相場をグラフで見てみる
>>トヨタ カローラツーリングハイブリッドの中古車相場をグラフで見てみる

文:ピーコックブルー
写真:
1~2枚目:カローラツーリング ハイブリッドS
3~4枚目:カローラツーリング ハイブリッド W×B

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

レクサス新型「本格ラグジュアリーSUV」発表! “450馬力”超えの「3列シート」採用モデル登場! 超パワフルな「高性能ハイブリッド」初搭載した“新型LX”加国発売!
レクサス新型「本格ラグジュアリーSUV」発表! “450馬力”超えの「3列シート」採用モデル登場! 超パワフルな「高性能ハイブリッド」初搭載した“新型LX”加国発売!
くるまのニュース
“ツーリングもサーキットも楽しめる”スーパースポーツバイク! ヤマハ「YZF-R7 ABS」の2025年モデルは鮮烈なブルーとグレーが魅力です
“ツーリングもサーキットも楽しめる”スーパースポーツバイク! ヤマハ「YZF-R7 ABS」の2025年モデルは鮮烈なブルーとグレーが魅力です
VAGUE
いすゞ、新開発の2.2Lディーゼルエンジンを『D-MAX』と『MU-X』に搭載
いすゞ、新開発の2.2Lディーゼルエンジンを『D-MAX』と『MU-X』に搭載
レスポンス
トヨタWRCラトバラ代表、母国戦の勝田貴元に望むのは“表彰台”獲得。今季は1戦欠場の判断も「彼が本当に速いのは分かっている」
トヨタWRCラトバラ代表、母国戦の勝田貴元に望むのは“表彰台”獲得。今季は1戦欠場の判断も「彼が本当に速いのは分かっている」
motorsport.com 日本版
新型「“真っ黒”クロスオーバーSUV」発表! 初の「精悍ブラック仕様」&特別な“豪華内装”採用! 専用装備マシマシな「Cクラス オールテレイン」登場!
新型「“真っ黒”クロスオーバーSUV」発表! 初の「精悍ブラック仕様」&特別な“豪華内装”採用! 専用装備マシマシな「Cクラス オールテレイン」登場!
くるまのニュース
最新EVと環境への挑戦を体感! 第30回日本EVフェスティバル 11月23日
最新EVと環境への挑戦を体感! 第30回日本EVフェスティバル 11月23日
レスポンス
インフィニティ、フルサイズSUV『QX80』新型の購入者に新サービス…専任コーディネーターが対応
インフィニティ、フルサイズSUV『QX80』新型の購入者に新サービス…専任コーディネーターが対応
レスポンス
ホンダ「2列×6人乗り」小型ミニバンが凄い! まさかの「前席に3人並ぶ」斬新シート採用! 全長4.3mで「最高にちょうどいい」サイズの“エディックス”とは!
ホンダ「2列×6人乗り」小型ミニバンが凄い! まさかの「前席に3人並ぶ」斬新シート採用! 全長4.3mで「最高にちょうどいい」サイズの“エディックス”とは!
くるまのニュース
メルセデスAMG試乗付き宿泊プラン、1日1室限定…インターコンチネンタルホテル大阪
メルセデスAMG試乗付き宿泊プラン、1日1室限定…インターコンチネンタルホテル大阪
レスポンス
勝利をもたらす「招き猫」こと「BLUE LINK VICTORY CATS」の4名とは?「ANEST IWATA Racing with Arnage」をサポートするRAの素顔を一部ご紹介
勝利をもたらす「招き猫」こと「BLUE LINK VICTORY CATS」の4名とは?「ANEST IWATA Racing with Arnage」をサポートするRAの素顔を一部ご紹介
Auto Messe Web
角田裕毅、危うくアメリカ入国拒否!? 入国審査で別室へ……「着ていたパジャマの色が問題だったのかな?」
角田裕毅、危うくアメリカ入国拒否!? 入国審査で別室へ……「着ていたパジャマの色が問題だったのかな?」
motorsport.com 日本版
めちゃ“豪華インテリア”の新型「ミドルサイズSUV」発表! 大人気モデルが「全面刷新」で進化! 多彩なテクノロジーを搭載した新型「ティグアン」登場!
めちゃ“豪華インテリア”の新型「ミドルサイズSUV」発表! 大人気モデルが「全面刷新」で進化! 多彩なテクノロジーを搭載した新型「ティグアン」登場!
くるまのニュース
MINI『クーパー・コンバーチブル』、本拠地英国で9年ぶりにラインオフ
MINI『クーパー・コンバーチブル』、本拠地英国で9年ぶりにラインオフ
レスポンス
若干ギャンブル要素はあるけどポルシェオーナーになるのは夢じゃない! 庶民が買えるポルシェを探してみたらけっこうあった
若干ギャンブル要素はあるけどポルシェオーナーになるのは夢じゃない! 庶民が買えるポルシェを探してみたらけっこうあった
WEB CARTOP
SUV系のスーパーハイト軽自動車は超激戦区! 後発ばっかり目につくけど「ダイハツ・タント・ファンクロス」も独自な魅力たっぷりだぞ!!
SUV系のスーパーハイト軽自動車は超激戦区! 後発ばっかり目につくけど「ダイハツ・タント・ファンクロス」も独自な魅力たっぷりだぞ!!
WEB CARTOP
四度のGT500クラス王者ロニー・クインタレッリが2024年限りでのスーパーGTでの活動終了を発表
四度のGT500クラス王者ロニー・クインタレッリが2024年限りでのスーパーGTでの活動終了を発表
AUTOSPORT web
ドライバーの訴えもどこ吹く風? 言葉狩り問題でGPDA声明発表もFIA『シカト』にラッセルショック
ドライバーの訴えもどこ吹く風? 言葉狩り問題でGPDA声明発表もFIA『シカト』にラッセルショック
motorsport.com 日本版
約400台のキャンピングカーが全国から集結、過去最大規模に…ジャパンキャンピングカーショー2025
約400台のキャンピングカーが全国から集結、過去最大規模に…ジャパンキャンピングカーショー2025
レスポンス

みんなのコメント

63件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

249.9338.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

99.0346.2万円

中古車を検索
カローラツーリングハイブリッドの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

249.9338.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

99.0346.2万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村