日産のミニバンのトップに君臨するのがエルグランドです。現行モデルは、2010年に登場した第3世代となります。その現行エルグランドのユーティリティは、どのようなものなのかを解説します。文・鈴木 ケンイチ/写真・PBKK
ラゲッジスペースは3列目シートの移動で拡大可能
8年に渡って販売されたロングセラーモデルのE51エルグランドはどんな車?前期後期モデルの違いとは?
3列シートのエルグランドのラゲッジスペースは、3列目シートの後ろ側にあります。そこでポイントとなるのが、エルグランドの3列目シートは前後に最大240mmのスライド機構を備えていること。この機能は、2014年のビッグマイナーチェンジで追加されました。
このスライド機能を使うことで、ラゲッジスペースの前後寸法は、最大で550mmにまで拡大することができます。その場合、9インチのゴルフバックを最大で6セットを積載することができます。ベビーバギーであれば2台、30リットルのクーラーボックスも2個載せることができます。
電動のスライドドアとバックドア
スライドドアは、助手席側は、全グレードで電動開閉となるワンタッチオートスライドドアとなります。運転席側は、エントリーグレードとなる「250ハイウェイスターS」のみがオプションですが、それ以外のグレードではすべてが、電動のワンタッチオートスライドドアが装備されています。
バックドアは全グレードでワンタッチアンロック機能付きのバックドアオートクロージャーを装備。開けるほうまですべてを電動とするリモコンオートバックドアはグレード別設定となっています。また、オプションとして、ロングステップ&ステップイルミネーションが用意されています。スライドドアの開閉に連動して床下から出てくるステップで、LEDで足元を照らしながら、乗降をサポートします。
多彩なシートアレンジ
エルグランドは、2列目シートと3列目シートの両方に、前後スライド機能が備わっているため、多彩なシートアレンジを可能とします。
たとえば、1列目シートのシートバックを後ろに倒してフラットにして、2列目シートと一緒に使うことで、2列目シートに座って足を伸ばすことができます。また、2列目シートのシートバックを後ろに倒してフラットにして、2列目と3列目をあわせて広く使うこともできます。
また、3列目シートのシートバックを前に倒して、ラゲッジを広く使うようにもできます。そのとき2列目シートも前に詰めれば、より広いラゲッジにすることも可能です。
利便性に優れた数多くの収納スペース
エルグランドには、数多くの収納スペースが用意されています。ラゲッジの床下には、ラゲッジアンダーボックスが用意されています。
前席回りでは、センターコンソールの下にリッド付きポケットと、引き出し式のフロントインストカップホルダーが用意されています。運転席と助手席の間には、フロントセンターコンソールカップホルダーと引き出し式ボックス付きのフロントセンターコンソール、コンソールトレイが備えられています。
2列目シートには、セカンドカップホルダーがあり、7人乗り仕様では、左右のキャプテンシートの間に、カップホルダー付きシートサイドテーブルが用意されています。そして、3列目シート用には、シートサイドトレイ付きのサードカップホルダーが備わっています。
ミニバンのトップモデルであるエルグランド。Lサイズ・ミニバンならではの広い室内空間を生かした、便利なユーティリティが用意されています。
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