■高級車レベルの“おもてなし”機能採用!
スズキが2023年11月22日に発売した新型軽スーパーハイトワゴン「スペーシア」「スペーシアカスタム」は、好調な売れ行きを記録しています。
6年ぶりの全面刷新を経て3代目となった新型では、クラスを超えた画期的な後席を採用したことが特徴です。
【画像】「えっ…!」 これが「新型スペーシアの豪華インテリア」です!(80枚)
スペーシアは、かつて販売されていた軽スーパーハイトワゴン「パレット」の後継モデルで2013年に登場しました。両側スライドドアを装備し、広大な室内空間が支持され、スズキの主力モデルに位置しています。
シリーズでは親しみやすくポップなスタイリングの標準タイプに加え、メッキやエアロパーツを装備し、存在感を高めたスペーシアカスタムもラインナップしています。
新型では、これまで引き継いできた使い勝手の良さやポップで親しみやすいスタイリングはそのままに、デザインを一新。安全装備の強化と居住性の向上、燃費の向上を図っています。
内外装のデザインは「頑丈で大容量のコンテナ」。エクステリアには、コンテナのプレス面を彷彿とさせるビード形状を採用し、フロントフェイスからリアまで続くキャラクターラインを配すことで、使い勝手の良さを演出するとともに、スクエアさが強調された新たなスタイリングへと一新しました。
標準タイプのスペーシアは、パステル系のボディカラーを設定したほか、角を落とした前後ランプを採用することで柔和な印象を高めつつ、スペーシアカスタムでは横基調のメッキガーニッシュや切れ長のヘッドランプを装備し、精悍に仕上げています。
インテリアは、インパネや前席ドア上部を立体的にすることで広さを表現。スペーシアではブラウンを基調とし、カフェラテ色をアクセントとすることで、心地よい空間を演出しました。
スペーシアカスタムはブラック基調にボルドー(ワインレッド)とピアノブラック加飾を用いたほか、スエード調のシート表皮を採用することで、上質感を高めています。
安全装備では、ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせ、歩行者や自転車を検知する「デュアルセンサーブレーキサポートII」をスズキで初めて採用し、全車に標準装備されています。
さらに、全車速追従のアダプティブクルーズコントロールや車線維持支援機能、標識認識機能を設定。電動パーキングブレーキとブレーキホールド機能を用意するなど、先進機能の大幅な拡充が行われ、上級車と遜色のないものとなりました。
パワートレインは660ccエンジン+マイルドハイブリッドを搭載し、新しいCVTを組み合わせて燃費を向上。スペーシアカスタムでは力強いターボエンジンも設定しています。
そんな新型スペーシアですが、2024年1月では1万1316台を販売し、軽乗用車では2位につけています。永年軽自動車の販売トップを記録するライバル ホンダ「N-BOX」との差も徐々に縮めるなど、好調ぶりがうかがえます。
新型ではこうした先進機能の拡充やデザインの一新だけでなく、斬新な発想のリアシートを採用したことも大きな特徴です。
後席に新たに採用した「マルチユースフラップ」は、ヘッドレストに類似する機構で、座面の先端に内蔵されたフラップがシートから分離して伸縮し、角度も調整できることでさまざまな使い道ができる装備です。
そのままフルに伸ばせば、足をゆったり伸ばせるオットマンモードとして利用できるほか、中間で固定すれば走行中に姿勢を支えられるレッグサポートモードに、格納してフラップを起こせば、後席に積載した荷物の落下を防ぐストッパーとしても機能します。
このマルチユースフラップに加え、左右独立したアームレストやエアコンの温冷風を後席に届けるサーキュレーター、スライドドアウインドウからの日差しを遮るローラーブラインドが装備されるなど、快適な居住環境を実現。
このように充実した装備が採用された一方で、価格(消費税込)はスペーシアが153万100円から182万4900円、スペーシアカスタムでは180万1800円から219万3400円と、手頃な価格も維持しています。
※ ※ ※
なお、カスタムカーイベント「東京オートサロン2024」では、タフなルックスのコンセプトカー「スペーシア パパボクキッチン」が公開されました。
先代にラインナップされていたSUV風の「スペーシアギア」の次期型を示唆するモデルとして注目を集めており、登場が期待されています。
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