現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 6年ぶり全面刷新のスズキ「新型軽ワゴン」がスゴい! “クラス超え”「豪華リアシート」を採用!? もはや高級車な後席の特徴は

ここから本文です

6年ぶり全面刷新のスズキ「新型軽ワゴン」がスゴい! “クラス超え”「豪華リアシート」を採用!? もはや高級車な後席の特徴は

掲載 35
6年ぶり全面刷新のスズキ「新型軽ワゴン」がスゴい! “クラス超え”「豪華リアシート」を採用!? もはや高級車な後席の特徴は

■高級車レベルの“おもてなし”機能採用!

 スズキが2023年11月22日に発売した新型軽スーパーハイトワゴン「スペーシア」「スペーシアカスタム」は、好調な売れ行きを記録しています。
 
 6年ぶりの全面刷新を経て3代目となった新型では、クラスを超えた画期的な後席を採用したことが特徴です。

【画像】「えっ…!」 これが「新型スペーシアの豪華インテリア」です!(80枚)

 スペーシアは、かつて販売されていた軽スーパーハイトワゴン「パレット」の後継モデルで2013年に登場しました。両側スライドドアを装備し、広大な室内空間が支持され、スズキの主力モデルに位置しています。

 シリーズでは親しみやすくポップなスタイリングの標準タイプに加え、メッキやエアロパーツを装備し、存在感を高めたスペーシアカスタムもラインナップしています。

 新型では、これまで引き継いできた使い勝手の良さやポップで親しみやすいスタイリングはそのままに、デザインを一新。安全装備の強化と居住性の向上、燃費の向上を図っています。

 内外装のデザインは「頑丈で大容量のコンテナ」。エクステリアには、コンテナのプレス面を彷彿とさせるビード形状を採用し、フロントフェイスからリアまで続くキャラクターラインを配すことで、使い勝手の良さを演出するとともに、スクエアさが強調された新たなスタイリングへと一新しました。

 標準タイプのスペーシアは、パステル系のボディカラーを設定したほか、角を落とした前後ランプを採用することで柔和な印象を高めつつ、スペーシアカスタムでは横基調のメッキガーニッシュや切れ長のヘッドランプを装備し、精悍に仕上げています。

 インテリアは、インパネや前席ドア上部を立体的にすることで広さを表現。スペーシアではブラウンを基調とし、カフェラテ色をアクセントとすることで、心地よい空間を演出しました。

 スペーシアカスタムはブラック基調にボルドー(ワインレッド)とピアノブラック加飾を用いたほか、スエード調のシート表皮を採用することで、上質感を高めています。

 安全装備では、ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせ、歩行者や自転車を検知する「デュアルセンサーブレーキサポートII」をスズキで初めて採用し、全車に標準装備されています。

 さらに、全車速追従のアダプティブクルーズコントロールや車線維持支援機能、標識認識機能を設定。電動パーキングブレーキとブレーキホールド機能を用意するなど、先進機能の大幅な拡充が行われ、上級車と遜色のないものとなりました。

 パワートレインは660ccエンジン+マイルドハイブリッドを搭載し、新しいCVTを組み合わせて燃費を向上。スペーシアカスタムでは力強いターボエンジンも設定しています。

 そんな新型スペーシアですが、2024年1月では1万1316台を販売し、軽乗用車では2位につけています。永年軽自動車の販売トップを記録するライバル ホンダ「N-BOX」との差も徐々に縮めるなど、好調ぶりがうかがえます。

 新型ではこうした先進機能の拡充やデザインの一新だけでなく、斬新な発想のリアシートを採用したことも大きな特徴です。

 後席に新たに採用した「マルチユースフラップ」は、ヘッドレストに類似する機構で、座面の先端に内蔵されたフラップがシートから分離して伸縮し、角度も調整できることでさまざまな使い道ができる装備です。

 そのままフルに伸ばせば、足をゆったり伸ばせるオットマンモードとして利用できるほか、中間で固定すれば走行中に姿勢を支えられるレッグサポートモードに、格納してフラップを起こせば、後席に積載した荷物の落下を防ぐストッパーとしても機能します。

 このマルチユースフラップに加え、左右独立したアームレストやエアコンの温冷風を後席に届けるサーキュレーター、スライドドアウインドウからの日差しを遮るローラーブラインドが装備されるなど、快適な居住環境を実現。

 このように充実した装備が採用された一方で、価格(消費税込)はスペーシアが153万100円から182万4900円、スペーシアカスタムでは180万1800円から219万3400円と、手頃な価格も維持しています。

※ ※ ※

 なお、カスタムカーイベント「東京オートサロン2024」では、タフなルックスのコンセプトカー「スペーシア パパボクキッチン」が公開されました。

 先代にラインナップされていたSUV風の「スペーシアギア」の次期型を示唆するモデルとして注目を集めており、登場が期待されています。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

【新車価格情報】輸入車 デビュー&改良情報(ダイジェスト)※2024年7月20日時点
【新車価格情報】輸入車 デビュー&改良情報(ダイジェスト)※2024年7月20日時点
カー・アンド・ドライバー
レクサスIS 後継は『HZ』!? 1020hpのトリプルモーターBEVセダン登場へ!
レクサスIS 後継は『HZ』!? 1020hpのトリプルモーターBEVセダン登場へ!
レスポンス
「グランツーリスモ7」大幅アップデートでクルマがよりリアルで躍動感ある動きに! ミシュランタイヤも忠実に再現!
「グランツーリスモ7」大幅アップデートでクルマがよりリアルで躍動感ある動きに! ミシュランタイヤも忠実に再現!
くるまのニュース
スズキが新型「スペーシアギア」初公開! 丸目ライト×縦グリルの“ジムニー顔”で登場! アウトドア仕様の内装がスゴい!
スズキが新型「スペーシアギア」初公開! 丸目ライト×縦グリルの“ジムニー顔”で登場! アウトドア仕様の内装がスゴい!
くるまのニュース
コンチネンタル、ソフト定義自動車や自動運転の最新技術発表へ…IAAトランスポーテーション2024
コンチネンタル、ソフト定義自動車や自動運転の最新技術発表へ…IAAトランスポーテーション2024
レスポンス
BMWジャパン、EVステーションワゴン「i5ツーリング」を披露 小澤征悦さんがオリジナル曲を演奏
BMWジャパン、EVステーションワゴン「i5ツーリング」を披露 小澤征悦さんがオリジナル曲を演奏
日刊自動車新聞
911の進化はとどまるところを知らない!パフォーマンスハイブリッドを搭載した「ポルシェ 911 GTS」の走りは?
911の進化はとどまるところを知らない!パフォーマンスハイブリッドを搭載した「ポルシェ 911 GTS」の走りは?
AutoBild Japan
名古屋~高崎が最短ルートに!? 長野の“山岳地帯”つらぬく新高速道路「上田諏訪連絡道路」のすごさとは 「地味に遠回り」解消図る超短絡路
名古屋~高崎が最短ルートに!? 長野の“山岳地帯”つらぬく新高速道路「上田諏訪連絡道路」のすごさとは 「地味に遠回り」解消図る超短絡路
くるまのニュース
小学生からEV技術者育成へ、日産が英国に世界的な訓練施設を建設
小学生からEV技術者育成へ、日産が英国に世界的な訓練施設を建設
レスポンス
「飛葉ちゃんのCB750FOUR」が青島文化教材社から1/12スケールのプラモデルで2024年11月発売予定!
「飛葉ちゃんのCB750FOUR」が青島文化教材社から1/12スケールのプラモデルで2024年11月発売予定!
モーサイ
昔じゃ考えられない「長期の夏季休暇」を設定する新車ディーラー! 最大10連休なんて店もあるが裏で苦悩するディーラマンもいる
昔じゃ考えられない「長期の夏季休暇」を設定する新車ディーラー! 最大10連休なんて店もあるが裏で苦悩するディーラマンもいる
WEB CARTOP
トヨタが「新たなクラウン」を初公開! 話題の「エステート」はどうなる? SUVやセダン以外のモデル登場は? クラウン群の行方とは
トヨタが「新たなクラウン」を初公開! 話題の「エステート」はどうなる? SUVやセダン以外のモデル登場は? クラウン群の行方とは
くるまのニュース
カワサキ「Z2」マフラーから白煙の原因を排気ポートから診断!
カワサキ「Z2」マフラーから白煙の原因を排気ポートから診断!
バイクのニュース
サーブ 9-3Xは派手さはないが、よくできたクロスオーバーSUVだった【10年ひと昔の新車】
サーブ 9-3Xは派手さはないが、よくできたクロスオーバーSUVだった【10年ひと昔の新車】
Webモーターマガジン
6月販売ランキング、NーBOX首位返り咲き!ダイハツ・タント3位に浮上!(24年6月の全乗用車 国内販売登録ランキングTOP20とブランド別販売台数 )
6月販売ランキング、NーBOX首位返り咲き!ダイハツ・タント3位に浮上!(24年6月の全乗用車 国内販売登録ランキングTOP20とブランド別販売台数 )
カー・アンド・ドライバー
スバルから新「凄い4ドアセダン」登場! 300馬力超えの水平対向ターボエンジン搭載!? 謎の「X FUTURE」が九州を走る!?
スバルから新「凄い4ドアセダン」登場! 300馬力超えの水平対向ターボエンジン搭載!? 謎の「X FUTURE」が九州を走る!?
くるまのニュース
巨大リアウイングがそびえ立つ! 670馬力の史上最強・最速のWRX 米国スバル「WRXプロジェクト・ミッドナイト」登場
巨大リアウイングがそびえ立つ! 670馬力の史上最強・最速のWRX 米国スバル「WRXプロジェクト・ミッドナイト」登場
VAGUE
夜間も車が停めやすい! 埋め込み型ソーラーライトが便利 
夜間も車が停めやすい! 埋め込み型ソーラーライトが便利 
月刊自家用車WEB

みんなのコメント

35件
  • ....
    最近「クラスを超えた」って言葉をやたら使いたがる記者が増えましたね。
    もう書くこと無いのかな?
  • kuropri
    余分であまり実用性が無い装備なのでと思います それを省いて車体価格を下げた方が余程よいと感じます そもそも大人が4人で乗る機会も少ないでしょうしシ-トがそれっぽくても乗り心地等は従来の軽自動車と何ら変わらないのであればあまり意味が無い装備ではないでしょうか 軽自動車初という宣伝だけの為にあるのではないのかな
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

153.0182.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1.0294.0万円

中古車を検索
スペーシアの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

153.0182.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1.0294.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村