この記事をまとめると
■旧車を維持していくためにはパーツ供給の有無は非常に重要な問題
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■マツダは旧型車のパーツを「CLASSIC MAZDA」としてリリースしている
■「CLASSIC MAZDA」ではロードスター(NA)とRX-7(FC及びFD)のパーツを復刻している
旧車オーナー最大の悩みは絶版パーツの手配
クルマを維持していく上で必要不可欠なものは多く存在するが、補修パーツの供給は非常に重要な要素となるだろう。博物館のように展示しておくだけならば、見える範囲の内外装パーツさえしっかりしておけば美しい状態をキープし続けることも難しくないが、乗り続けるという観点で見てみると、定期的に交換が必要なパーツや経年劣化で交換が必要になるパーツがどうしても出てきてしまう。
もちろん、その車種が現行車種である間は基本的にどんな部品でも供給されることがほとんどだが、そのモデルが絶版、もしくは旧型車となると徐々に供給されないパーツも増えてきて、いずれは車検や走行に必要な重要なパーツでさえも出なくなることも珍しくない。
そのクルマを愛している人からすれば信じられない事態ではあるが、自動車メーカーとしては毎年複数台の新型車が登場するなかで、台数が減る一方の旧型車の部品をいつまでも生産して保管しておくことは、コストを圧迫することにもなるため、企業としてはやむを得ない判断ともいえるのだ。
そんななか、旧型車のパーツを積極的にリリースし続けているメーカーがある。それがマツダだ。2017年12月から初代ロードスター(NA型)のレストアサービスを開始し、それに伴って絶版となったパーツの再生産を始めたのである。
このサービスは「CLASSIC MAZDA」と名付けられ、当初は初代ロードスターのみが対象となっていたが、2020年12月からはRX-7(FC及びFD)の復刻パーツも手がけるようになり、現在はNAロードスターが約190部品、FC/FD型RX-7で約90部品が復刻されているのだ。
もちろん、生産コストの問題やすでに当時のサプライヤーが廃業してしまっているなど、すべての部品が復刻されているワケではないが、需要が高く要望が高いものを中心に復刻されているため、長く乗りたいと考えるユーザーにとっては非常にありがたいサービスとなっている。
購入方法も難しいことはなく、最寄りのマツダディーラーで一般的な部品を購入するのと同じ感覚で注文することができる。公式サイトに復刻部品の一覧と部品番号、価格も掲載されているのもありがたいポイントだ。
ちなみに復刻パーツばかりが注目を集めがちだが、そもそもマツダはロードスターやRX-7の部品をもとから多く供給しており、同年式の他車種よりは維持しやすい環境が備わっていた。
RX-7のアイデンティティでもあるロータリーエンジンに至っては、いまだに新品のベアエンジン本体が供給されているほどなのだ。
ただ、この復刻パーツサービスや長きに渡るパーツ供給も慈善事業ではなくビジネスであるため、あまりに利益が出ない状態が続くと廃止となる可能性も大いにある。そのため、ユーザーとしては必要な部品があればできれば中古などではなく新品の部品を買うなど、その事業を支える行動が必要ともいえるだろう。
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みんなのコメント
そしたら素体をゲットすればいけるってとぉ!?
ローターにハウジングにエキセンシャフトに……今でも作られてるなんてね。
価格は知らんけど、今でもメーカーが作る新品パーツに交換可と言うのは凄い事だ。