この記事をまとめると
◼︎10年後には消えているかもしれない装備を紹介
一度経験すると付いていないクルマに乗れなくなるほど便利な装備11選
◼︎カーボンニュートラルの加速がクルマを変える可能性がある
◼︎今では不便な装備でもよりブラッシュアップされることも考えられる
カーボンニュートラルの加速でクルマそのものが変わる可能性
この先、2030年、2050年に向けて、自動車は、カーボンニュートラル、自動運転を始めとして、大きく変わっていくはずだ。少なくとも、純ガソリン車は10年後にはないはずである。
しかし、自動車の変革はそれだけにとどまらない。今では当たり前の装備や技術面も、10年後、いや、それ以前にも消滅しているものが少なくないのだ。身近な装備で言えば、足踏み式ブレーキがある。自動運転技術に向けては、電子パーキングブレーキ、オートブレーキホールド機能は不可欠で、運転席足もとをすっきりさせる効果もあるため、近い将来、絶滅しているに違いない。
クルーズコントロールも、自動運転技術に向けて必須の機能装備であり、すでに多くの車種で一定走行しかしないただのクルーズコントロールはなくなりはじめていて、渋滞追従はもちろん、高精度3Dマップによる、交通状況や道を読み、カーブ手前減速制御などを盛り込んだ高度なACC(アダプティブクルーズコントロール)に置き換わっていることは間違いない。
いわゆるアナログメーターも絶滅危惧種の筆頭だ。すでにフルデジタル液晶メーターをスバル・レヴォーグ、ホンダe、日産ノートオーラなど、身近なクルマでも採用しているが、もう間もなく、デジタルコクピットに不可欠な各種インフォメーションを表示できるフルデジタル液晶メーターに置き換わるに違いない。逆に、クラシックなアナログ2眼メーターが懐かしくも新鮮に感じる時代がやってくるかも知れない。
運転になじみ深いシフターも、電動化によって消滅している可能性大だ。すでにダイヤル式(ジャガーなど)、ステアリングコラムのレバー式(メルセデスベンツなど)、ボタン式(ホンダ車の一部)などに置き換わっているわけで、セレクターレバー、マニュアルシフトは消滅の一途をたどるはずである。
今では数多くのスイッチ類が運転席まわりにあるが、ボイスコントロールはもはや常識で、すでにテスラのように、ほぼすべての操作をタッチパネルや音声で行うことが可能になっている。10年後を待たずとも、アレクサ×対応家電があるように、エアコンやオーディオ操作は言うに及ばず、「エンジンフードを開けて」「トランクリッドを開けて」、「運転席側の窓を開けて」、どころか、ミニバンのスライドドアでさえ、ボイスコントロールで開けられるようになるかも知れない。もっとも、バックアップとしてのスイッチはどこかに残るはずだが……。
「懐かしいなぁ」という声が10年後に聞こえてくるかもしれない
細かいところでは、スマホやUSBメモリを接続、充電できる車体側のソケットもどうなるか。現在、USB-AからUSB-Cに置き換わり始めているが、将来的にはブルトゥースなどによる通信が当たり前になり、そうしたソケットは運転席まわりのデザイン性、コストダウンもあって、不必要になるかも知れない。
過去から現在において、クルマの運転に不可欠な鏡面式のルームミラーも、クルマのデジタル化時代にはなくなっているだろう。すでにデジタルインナーミラー装着車も少なくなく、遠近感などの違和感こそあるものの、SUVやミニバンではラゲッジルームに背の高い荷物を積んで後方視界を遮ったとしても、リヤエンドに装着されたカメラの画像によって視界が確保され、モニター位置の自由があるといったメリットがあるからだ(録画も可能だ)。
ナビゲーションは微妙だ。今ではディスプレーオーディオが台頭し、手持ちのスマホと接続して、最新データのマップでルート案内を行うケースも増えている。ただし、純正ナビでも車載通信器(SIM)の搭載が当たり前になっていて常時更新ができるわけで、オプションとしては残る可能性がある。自動運転には不可欠であり、それに必要な、GPS、天頂衛星受信+高精度3Dマップが標準となってくるはずである。ナビの有料マップ更新手続きなど、過去のことになるだろう(今でもそうした純正ナビは多い)。
そしてエンジンを積まないとすれば(BEVの場合)、ボンネットを開けての目視、あるいはエンジンオイルなどの点検も不要になる。パワーユニットの点検は、コネクターを接続しての電気的な点検になったりするだろう。それすら、遠隔で行えるようになるかもしれない。ユーザー自身で行う始業点検など、もはや過去の話である。
ワイパーはどうか。モーターで駆動する、けっこうアナログなままの装備だが、もしかすると高圧エアーで水滴や雪を吹き飛ばす技術がかなっているかも知れない。あるいはウインドウガラスそのものの進化……。
果たして、10年後のクルマはどんな形で、どんな機能を備え、どう運転させてくれるのか? 進化はスピード感に溢れているから、今では想像もできないパーソナルな移動手段としての技術が盛り込まれたモビリティの姿を現してくれるはずである。個人的には、BEV、PHEVの充電が、走行中、あるいは駐車中に、充電設備から充電コードを車体につなぐことなしに、スマホのQiのようにワイヤレスで行えることが、BEVを一気に普及させるための、将来の大きな期待である。
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