親しみある名称 変えずに継承する姿勢
フォルクスワーゲンは、電動化を進める中で、高性能モデルにのみ与えられる「GTI」と「R」の名を引き続き使用し続ける可能性を示唆した。しかし、「GTX」は廃止される可能性があるという。ブランドCEOのトーマス・シェーファーへの取材で明らかになった。
【画像】世界で愛されてきたホットハッチ【フォルクスワーゲン・ゴルフGTI、ゴルフR、ポロGTIを写真で見る】 全80枚
GTXという名称は、従来のGTIやRに代わるEV向けのバッジとして新たに導入されたもの。現在、フォルクスワーゲンは電動SUVのID.4およびID.5の高性能モデルにGTXを設定している。
しかし、シェーファーCEOは、GTXのバッジが長期的に使用されることはなく、GTIとRが存続する可能性を示唆した。
「GTXというアイデアは、EVのためのものでした。将来的に必要になるかどうかは、そのうちわかるでしょう。もしかしたら必要ないかもしれません。しかし、GTIとRは必要なのです」
「強力なブランドを、より少ないコストで世に送り出さなければなりません」
シェーファーCEOは、長年にわたりゴルフやポロで親しまれてきたGTIについて、次のように語っている。
「GTIとゴルフは、いつも伝説的な存在でした。わたし達はそれを継承していきます。そのためには、実態を伴ったパフォーマンスが必要です。GTIを継承すべく、EVのパフォーマンスモデルを開発中です」
Rについては、全輪駆動のパフォーマンス・フラッグシップ用として残すとした。このことから、GTIは二輪駆動の高性能EVに、Rは四輪駆動のEVに使われる可能性がある。
GTIもRも、まだEVに採用されたことはない。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント