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プリウスの内装の特徴とは? 最新型の違いやおすすめパーツも紹介

掲載 更新 10
プリウスの内装の特徴とは? 最新型の違いやおすすめパーツも紹介

現行型の登場でより上質になったプリウスの内装

 2015年12月に登場した50系の現行型プリウス。トヨタの車体設計思想「TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)」の採用で、40.8km/L(JC08モード燃費)を誇る低燃費と質感の高い走行性能を両立。上位グレードの「Aプレミアム」には本革シートやステアリングを採用するなど、内装もより上質に仕立てられた。

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新型プリウスのグレード別インテリア

 現行型プリウスは前期型/後期型ともに、最廉価モデルの「E」から売れ筋モデルの「S」、その上位グレードの「A」、最上位グレードの「Aプレミアム」を設定。「E」以外の3グレードにはさらにツーリングセレクションがそれぞれ設定される。また、前期型はセンターコンソールやステアリングパネルにホワイト加飾を採用し、ポップでおしゃれな雰囲気を演出していたが、2018年12月の改良で後期型になるとホワイトパネルが廃止され、インストルメントパネルやフロントコンソールトレイにブラック加飾を採用。内装色をブラックとクールグレイの単色に統一された。 また、2021年6月の改良で内装カラーのクールグレイを廃止。ブラックに一本化されたことで安っぽさを解消する引き締まった印象を与えながら上質さが高められた。そこで後期型のインテリア装備の違いをグレード別にまとめてみた。

黒基調の内装色で安っぽさは感じさせない「E」

 全グレードにブラック内装が採用されるため、最廉価の「E」グレードでもシックで落ち着きのある空間が広がる。シート表皮はグレーのステッチをデザインしたファブリックを採用。エアコンのサイドレジスター(アウトレットベゼル)はブラックとなる。またフロントシートは運転席・助手席ともに電動の4ウェイパワーシート(前後スライド&リクライニング)が備わり、安っぽさを感じさせない装備となっている。

エンボス付きファブリックシート採用の「S」

 ブラックの内装色にエンボス付きのファブリックシートを標準装備する。「E」グレードと同様にシートステッチカラーにグレーを使い、エアコンのサイドレジスター(アウトレットベゼル)にはブラックを採用。フロントシートは運転席に電動6ウェイパワーシート(前後スライド&リクライニング、シート上下)、助手席には電動4ウェイパワーシート(前後スライド&リクライニング)を備える。

上級ファブリックシートを装備する「A」

 ブラック内装に合わせて、濃淡のコントラストによる斜め格子と細かなストライプのデザインアクセントを取り入れた上級ファブリックシートを採用。シートステッチカラーにはグレーとなり、エアコンアウトレットベゼル(サイドレジスター)にはブラックメタリックが装着される。フロントシートは運転席に電動8ウェイパワーシート(前後スライド&リクライニング、シート上下、リルトアジャスター上下)と電動ランバーサポートが備わり、助手席にも電動4ウェイパワーシート(前後スライド&リクライニング)を装備する。

「Aプレミアム」には本革シートが奢られる

 唯一、本革シート(一部、人工比較使用)を採用する「Aプレミアム」(Aプレミアム“ツーリングセレクション”含む)。肌触りの良いハイクオリティな質感は、ブラック内装をより高品質に見せる。シートステッチには本革と好相性のグレーが使われ、サイドレジスター(エアコンアウトレットベゼル)にはヒートブルーのアクセントが入るミッドブルーが奢られる。フロントシートは運転席に電動8ウェイパワーシート(前後スライド&リクライニング、シート上下、リルトアジャスター上下)と電動ランバーサポートのほか、助手席には電動4ウェイパワーシート(前後スライド&リクライニング)を標準装備。

黒基調の加飾が魅力の「A“ツーリングセレクション・Black Edition”」

 2021年6月の改良に合わせて追加された特別仕様車「ツーリングセレクション・Black Edition」では黒基調の加飾を随所に施し、内装にも標準仕様では設定のないダークアルマイト調塗装+ヘアライン加工を施したセンタークラスターインパネオーナメントを採用する。フロントシートは運転席に電動8ウェイパワーシート(前後スライド&リクライニング、シート上下、リルトアジャスター上下)に加えて電動ランバーサポートが備わり、助手席には電動4ウェイパワーシート(前後スライド&リクライニング)を設定する。

利便性の高い充実した現行型プリウスの収納力

 低燃費だけじゃなく内外装の上質さに加えて、使い勝手の良いユーティリティ性能の高さも現行型プリウスの魅力。ここでは特筆する装備を解説する。

大型センターコンソールボックス

「E」グレードを除く全グレードに、アームレストとしても使える大型コンソールボックスが備わる。左開きの蓋を開けると約20cmほどの深さがあり、脱着可能なトレーが付くことで小物の整理整頓に便利。グレードによって素材は合皮とファブリックを採用する。「E」にはカップホルダー2個付きのコンソールボックス(蓋なし)を設定する。

フロントセンターコンソールトレイ

 縦列に並ぶカップホルダー2個とその前方にスマホなどを置くことができるトレイをデザインしたフロントセンターコンソールトレイを、「E」グレードを除くその他の全グレードに備わる。「A」「Aプレミアム」(ツーリングセレクション含む)には、より上質なピアノブラック加飾が施される。

オーバーヘッドコンソール

 サングラスなどの収納に便利なオーバーヘッドコンソールを全グレードに標準装備。チルト&スライド電動ムーンルーフ装着車は非装着となる。

シートバックポケット

 フロントシートの背もたれ部にシートバックポケットを「Eグレード」を除く全モデルに標準装備。さらに助手席側にはファスナー付きポケットも追加される。

ラゲッジルーム(荷室)

 502Lの容量を誇るラゲッジルーム(2WDスペアタイヤ非装着車の場合、2WDスペアタイヤ装着車とE-FOURは457L)。9インチ&9.5インチゴルフバッグなら4個まで積載することが可能(スペアタイヤ装着車、E-FOURは3個)で、荷室下にデッキアンダートレイも備える(スペアタイヤ装着車は非装着)。

2021年の改良でさらに商品力が向上

 2021年6月の改良で、さらに満足度の高い商品力が与えられた。内容はナビ&オーディオ機能の充実に加えてナノイーが一部グレードで標準装備されるなど魅力がさらに高まった。

8インチディスプレイの標準装備化とT-CONNECTサービスが充実

 2021年6月の改良で「E」グレードを除く、全車に8インチディスプレイオーディオが標準装備化された。ディスプレイオーディオはスマートフォンをBluetooth接続することでディスプレイに表示されたアプリが利用できるというもの。Apple CarPlayとAndroid AutoのほかSDL(SmartDeviceLink)にも対応する。

 また、トヨタのコネクテッドサービスであるT-CONNECTナビキット(ディーラーオプション)を選ぶことで、普段使い慣れた操作感のままビッグデータなどを活用した先進のナビ機能を使うことができる。

快適温熱シートを一部グレードで標準装備

 寒い冬や冷房による冷えを解消してくれる快適温熱シート(運転席・助手席)を「Aプレミアム“ツーリングセレクション”」「Aプレミアム」「A“ツーリングセレクション”」「S“ツーリングセレクション”」に標準装備する。座面、シートバックの広範囲に温度調整付きヒーター加温が内蔵されており、Aプレミアム“ツーリングセレクション”とAプレミアムにはHi-Mid-Loの3段階調整、AとSの各“ツーリングセレクション”にはHi-Lo2段階切替が可能になっている。

プリウスの内装をもっとおしゃれにするカスタムパーツをご紹介

 旧型の30系プリウスに対して、低重心でエモーショナルなスタイリングで登場した現行型プリウス。内装の質感も大幅に高められたことで、より多くのユーザーに愛用されている。また、カスタマイズユーザーも多くトヨタ/レクサス車のカスタマイズパーツを展開するモデリスタやTRDから多数のアイテムが登場。もちろんディーラーでも購入することができる。ここでは現行型プリウス用の人気内装パーツを紹介したい。

モデリスタ「シートカバー」/価格:7万7000円(税込)

 ブラックを基調に深みのあるレッドアクセントを取り入れることで、エモーショナルなインテリアを演出するとともに、フロントシートにはホワイトのサイドラインをデザインすることで、洗練したインテリア空間に見せる。スエード調表皮やレッドステッチの採用で、先進的でスポーティでありながら高級感を高めることが可能だ。SRS SIDE AIRBAG(フロントシート)にも対応。「E」グレードを除く、全グレードに適合する。

モデリスタ「インテリアパネルセット/価格:4万2600円(茶木目調×メッキ調、黒木目調×メッキ調)・5万5000円(チタニウムグレイン×メッキ調)

 左右ドアトリムとシフトパネルの3カ所に各加飾パネルをインストールすることで、プチ改造が叶うアイテム。メタル調のチタニウムグレインと茶・黒の木目調にそれぞれメッキ調を組み合わせることで、ノーマルにはない個性に溢れるインテリアカスタムが実現する。

モデリスタ「シフトノブ&LEDキット」/価格:3万800円(税込)

 ピアノブラックとメッキ加飾が高級感を高めてくれるアイテム。手が触れる部分に本革を採用することで、触り心地の良さと上質さを与えてくれる。また、シフトレバーの台座にはブルーのLEDイルミネーションがデザインされ、HV車らしい先進的な雰囲気を演出することができる。【注意】付属のシフトポジションステッカーはシフトノブの近くに必ず貼り付ける必要あり、インテリアパネルセットとシフトノブ&LEDキットを同時装着する場合は、インテリアパネルを先に装着する必要あり。

TRD「プッシュスタータースイッチ」/1万5400円(税込)

 レーシングカーのスターターボタンを彷彿とさせる、赤いスイッチがレーシーなコクピットを演出する。白抜き文字によるTRDロゴと起動マークがデザインされ所有欲をくすぐるアイテム。ワンポイントのプチカスタムにオススメ! 全グレードに適合。

過去2回の仕様変更によってさまざまな内装バリエーションが存在

 発売から5年が経過した現行型プリウス。2018年にはマイナーチェンジが行われ、内外装がよりスタイリッシュに変更された。2021年6月の改良ではナビ&オーディオ機能がより一層充実した。さらにカスタマイズを楽しむことで自分だけのオリジナリティに溢れるプリウスに仕立てることができる。現行型プリウスの購入を検討している人は、好みの内装色や装備をチェックして理想のパッケージを選びたい。

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みんなのコメント

10件
  • 前期型は内外装共に酷かった。
    内装はTOTOの○器だし、リアはゴキブリの足。
    今でも前期型のテールを見ると虫唾が走る。
  • 勘違いしてるのか、ラグジュアリー車やスポーツカーみたいにイジってんの結構見かける
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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