上海国際サーキットを舞台に開催されているF1第2戦中国GP。2日目の予選セッションでは、マクラーレンのオスカー・ピアストリがポールポジションを獲得した。
今シーズン初のスプリントフォーマット開催となった中国GP。この予選の前に行なわれたスプリントレースでは、フェラーリのルイス・ハミルトンがポールトゥウィンを果たした。上手くいかなかったチーム、さらなる改善を目指すチームは、決勝レースの予選セッションに向けて、マシンに微調整を加えて臨んだ。
■今年の角田裕毅は昨年とは別モノ? レッドブル重鎮マルコ、F1中国GPスプリント6位入賞という結果に納得「より成熟した」
予選が開始される頃のコンディションは気温26度、路面温度40度。中国GPは週末を通して温かいコンディションとなっている。
■レーシングブルズが驚きの2~3番手|Q1
下位5台が脱落する18分間のQ1がスタートすると、タイヤを温存するため多くのドライバーがユーズドタイヤでまずはコースイン。まずはピアストリが1分31秒591でトップになった。
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、ユーズドタイヤながらタイミングをずらしてタイム計測を実施し、1分31秒424をマーク。ピアストリを上回った。レーシングブルズの角田裕毅もフェルスタッペンと同様ユーズドタイヤを履く戦略を採り、新品タイヤを履くチームメイト、アイザック・ハジャーのひとつ上となる4番手に浮上した。
セッションが残り10分を切ると、多くのドライバーが新品タイヤを投入してアタックしたが、ピアストリは先にピットへと戻ったフェルスタッペンのタイムに0.167秒届かなかった。
Q1最終盤、フェルスタッペンがピットに留まる一方、5番手につけていた角田を含め19台がコースイン。ここでは全車が新品タイヤを履いた。
ここでマクラーレンのランド・ノリスが1分30秒983でトップ浮上。ハジャーが2番手、角田が3番手とレーシングブルズが驚きの速さを見せた。
Q1敗退となったのはアルピーヌの2台とハースのオリバー・ベアマン、ザウバーのガブリエル・ボルトレト、そしてレッドブルのローソン。予選最下位となったローソンは、フェルスタッペンから0.750秒差という結果に終わった。
■レーシングブルズが2台でトップ10入り|Q2
トップ10入りを決める15分間のQ2。序盤はユーズドタイヤと新品タイヤで選択肢が分かれた。
まずは新品タイヤを履くノリスが1分30秒787でトップにつけ、チームメイトのピアストリが2番手、フェルスタッペンが3番手。同じく新品タイヤを履く角田裕毅を挟む形で、ユーズドタイヤ勢のメルセデス勢が4番手と6番手に並んだ。
残り4分を切ったところから各車がQ3進出に向けてタイムを更新すべく、続々とコースイン。2番手ピアストリに0.413秒の大差をつけたノリスは唯一ピットでQ2の様子を見守った。
結果的にノリスのタイムを破るドライバーは現れず、ノリスがQ2トップ通過。2番手に浮上したフェルスタッペンですら0.355秒差だった。
Q2終盤にユーズドタイヤを履いたピアストリを挟んで4~5番手にレーシングブルズ勢が並び、ハジャーが角田を0.007秒上回るというトップ5だった。
Q3にはマクラーレン、レーシングブルズ、メルセデス、フェラーリが2台で進出。フェルスタッペンとウイリアムズのアレクサンダー・アルボンが残る2枠を掴んだ。
ハースのエステバン・オコンは、アルボンに0.030秒届かず11番手。ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグやアストンマーティン勢、ウイリアムズのカルロス・サインツJr.がここで姿を消した。
■ピアストリがキャリア初ポールポジション|Q3
ポールポジションを決める12分間のQ3。この頃には路面温度が37度と少し低下し、ドライバーからは風が強まっているという報告が上がった。
そんな中行なわれたQ3最初のアタックでは、レーシングブルズとアルボンの3台以外が新品タイヤを使用し、ピアストリが1分30秒703でトップ。0.090秒差でノリスが2番手、0.222秒差でフェルスタッペンが3番手に続いた。
残り7分を切ったところで各車がピットイン。この時点でレーシングブルズはハジャーが7番手で角田とアルボンを上回っていた。
そして残り3分というところで10台がコースイン。最終アタックへと入っていった。
ここでピアストリが自身のトップタイムを更新する1分30秒641をマーク。チームメイトのノリスはターン14でミスがありラップを完了することなくピットへ戻り、ここまでマクラーレン勢に食らいつく速さを見せてきたフェルスタッペンや隊列の最後方でアタックを行なってタイムを更新したラッセルも届かず、ピアストリのF1キャリア初ポールポジションが確定した。
決勝レースのフロントロウにはピアストリとラッセルが並び、3番手ノリスと4番手フェルスタッペンがグリッド2列目。フェラーリ勢は3列目にハミルトンとシャルル・ルクレール。スプリントレースでの力強さは影を潜めた。
ハジャーは最終アタックで1分31秒103までタイムを更新して7番手。メルセデスのアンドレア・キミ・アントネッリ、そして先輩の角田を上回って見せた。角田はターン13でコースオフを喫し最終アタックを完了することなくピットへ戻ったため、タイムを改善できなかった。なお、10番手となったアルボンには新品のソフトタイヤが残っておらず、唯一ユーズドタイヤでのアタックだった。
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みんなのコメント
Q1,Q2は5位だったのだから悪くて6位良ければ4位
を狙えたjはずだ。決勝は熾烈な戦いになる、一つでも
前にいないと混乱に巻き込まれリタイヤの確立が上がる。