■最上位グレードにより新たな顧客層の開拓を狙う
日産は2023年4月13日、Mクラスミニバン「セレナ」のe-POWERモデルを4月20日に発売すると発表しました。
オンラインで行われた発表会見の模様を紹介します。
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会見では、日産の日本マーケティング本部 チーフマーケティングマネージャー 村田 直哉氏が、新型セレナ e-POWERの販売状況などを説明しました。
セレナは、初代モデルが1991年にデビュー。当初「バネットセレナ」の名で発売され、マイナーチェンジ時にセレナへ変更されています。以来一貫して「家族のためのミニバン」という基本コンセプトを継承し続けています。
6代目となる新型セレナは、2022年11月28日に初めて公開されました。
広い室内や利便性の高さといった初代から変わらないキャラクターはそのままに、ミニバン世界初搭載の運転支援技術「プロパイロット2.0」や、日産独自のハイブリッドシステム「e-POWER」第2世代モデルを搭載するなど、先進性を高めました。
新型セレナは、まずガソリンエンジン車(FFモデル)を12月22日に発売。続いてe-POWER車の注文予約を2023年2月末に開始しました。
日産によると、4月12日時点でガソリンエンジン車は1万8500台、e-POWER車は2万410台をそれぞれ受注したといいます。
また購入者の6割が30代から40代のファミリー層が占め、直近ではe-POWER車6割に対し、ガソリンエンジン車4割の販売比率だといいます。
グレード別では、ダイナミックさを強調したスタイルの「ハイウェイスターV」が、e-POWER車、ガソリンエンジン車ともに全体に8割を占めます。
そしてe-POWER車のなかでは、最上位仕様「e-POWER LUXION(ルキシオン)」が15%を占めたことが注目されます。
e-POWER ハイウェイスターVが366万6100円(消費税込み、以下同)なのに対し、e-POWER ルキシオンは479万8200円と、かなり高価な仕様です。
しかしプロパイロット2.0やプロパイロット リモート パーキング、NissanConnectナビゲーションシステム、SOSコールなど数々の先進機能が標準装備され、新型セレナを象徴するグレードといえます。
日産の村田氏は、e-POWER ルキシオンの狙いについて次のように説明します。
「通常のセレナが主にMクラスミニバンのライバル車と戦っているのに対し、e-POWER ルキシオンは、新たな顧客獲得を狙いとしています。
具体的には、上位Lクラスミニバンの保有顧客をターゲットとしました」
Mクラスミニバンのライバルには、トヨタ「ノア/ヴォクシー」やホンダ「ステップワゴン」があり、下取り車にも多く入ってきているといいます。
村田氏は、対するLクラスミニバンについて、トヨタ「エスティマ」やホンダ「オデッセイ」を指すと説明。
ただエスティマは2020年、オデッセイは2022年にそれぞれ販売を終了していることから、代替モデルのニーズがあるとし、快適性や上質さを高めたひとクラス上のe-POWER ルキシオンを投入したと、その狙いについて話します。
実際にe-POWER ルキシオンの下取り車にはエスティマが多く含まれているといい「狙い通りの結果となった」といいます。
※ ※ ※
新型セレナ e-POWERがおよそ1か月で2万台の受注を集めたことに対し、村田氏は次のように話します。
「正式発売前でまだ実車試乗もしていないなか、2万台の注文をいただいたことは、プロパイロット2.0や第2世代e-powerといった先進技術に対する期待を評価されたもので、喜ばしい結果だと受け止めています。
今後はe-POWER ルキシオンの試乗車も配備される予定なので、ディーラーで体感してほしいです」
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みんなのコメント
買った瞬間から大損…
まだオデッセイは復帰予定があるからええけど
何言うとんねん!