アストンマーティンDBXは、創業以来プレミアムなスポーツカーを中心に生産していることで知られる、イギリスを代表する高級スポーツカーメーカーのアストンマーティンが開発製造している同社初のクロスオーバーSUVで、2019年にデビューしました。
アストンマーティン DBX 実車フロントビュー。アストンマーティン DBX 実車リヤビュー。DBXは、アストンマーティンがスポーツカーの開発を通して改良を重ねてきた接着アルミニウム構造の技術を活用してSUVモデル専用に設計した新型プラットフォームが用いられており、アストンマーティンの他のスポーツカー同様に強度と剛性だけでなく超軽量を実現しています。また、開発当初から最大限のキャビンスペースを確保することを目標に掲げて設計されているため、クラスでもトップレベルの広々とした車内空間を生み出しています。その一方で、この新型プラットフォームによる優れた剛性により、DBXはオンロードでもオフロードでも並外れた走行運動性能を発揮できます。
トミカ × リアルカー オールカタログ / No.73 コベルコ ラフテレーンクレーン パンサーX 250
DBXにはアストンマーティンがスポーツカーの開発を通して改良を重ねてきた接着アルミニウム構造の技術を活用した新型プラットフォームが採用されている。DBXのエンジンにはアストンマーティンDB11やVantage(ヴァンテージ)といった高級スポーツカーにも搭載されている、メルセデスAMG製の4リッター・ツインターボV8エンジンの最新バージョン、M177型が搭載されています。
DBXのエンジンはメルセデスAMGのM177型と呼ばれる4.0ℓ V8エンジンだ。エンジンの最高出力は405kW(550PS)、最大トルクは700Nm(71.4kgm)で、このDBXのキャラクターに合わせた慎重なチューニングが施されています。そのポテンシャルをフルに発揮させると0~100km/hをわずか4.5秒で加速し、最高速度は291km/hに達すると言います。また、速さを追求するだけでなく、燃料消費量を削減するためのシリンダー休止機能も備えられています。これに加えてアクティブ・エキゾースト・システムの採用により、ラグジュアリーなSUVモデルの洗練されたサウンドから、アストンマーティンならではの爽快なスポーツカーのエキゾーストノートに至るまで、幅広いサウンドを奏でることが可能です。
このエンジンのパワーとトルクを路面に伝達するのは、9速トルクコンバーター・オートマチック・トランスミッションで、アクティブ・セントラル・ディファレンシャルとエレクトリック・リヤ・リミテッドスリップ・ディファレンシャル(eデフ)を備えた4輪駆動システムにあわせて調整されています。この4輪駆動システムは車両の前後および左右のリヤ・アクスル間で、トルクを正確に配分することができます。スポーツカーのようなフィールとレスポンスを実現するようにチューニングされた専用のステアリング・システムと組み合わせることにより、DBXはどのような条件でも、ドライバーに圧倒的なコントロール性をもたらします。
先進的な4輪駆動システムやサスペンションにより、DBXはあらゆる地形の走行に対応する。また、アダプティブ・トリプルチャンバー・エアサスペンションは、最新の48Vエレクトリック・アンチロール・コントロール・システム(eARC)およびエレクトロニック・アダプティブ・ダンパーと組み合わされ、幅広い走破力を実現しています。エアサスペンションでライドハイトを上下させることにより、あらゆる地形の走行に対応することができます。さらに、スプリングの硬さを変化させることが可能な アダプティブ・トリプルチャンバー・エアスプリングは、ラグジュアリー・サルーンの快適性とダイナミックなパフォーマンスを両立させています。これに加え非常に優れたeARCは、DBXのボディ・ロールを抑制することで、スポーツカーのようなハンドリングを実現します。これらを組み合わせたシステムにより、最大5人の乗員と荷物を積載した場合でも、DBXは優れた乗り心地を維持しながらも、鋭いレスポンスと動力性能を発揮します。
DBXの外観デザインは、アストンマーティン・スポーツカーのエレガンスをSUVの世界に落とし込み、一目でそれがアストンマーティンのクルマであることが分かるよう徹底的に練り込まれています。無論、空力性能も練り込まれており、車両のフロントには、デイタイム・ランニングライト(DRL)と一体化された空力ダクトが設置され、フロントホイール・アーチとサイドパネルに沿ってエアを送り、ブレーキを冷却しながら抗力と揚力の両方を削減しています。また、車両上方のエアは、ルーフの上~リヤ・ウイング~リヤ・ウィンドウ~リヤ・フラップへときれいに流れ
広く開放的なインテリアはイギリスの職人技が光るハンドクラフトも生きている豪華なもの。インテリアはどこに座っていても広いスペースと快適性を提供するように設計されており、前席にスポーツカーのようなシートを採用することで、ドライバーに高いサポート性とロングドライブにおける快適性を提供する一方、後席乗員の膝と足元のゆとりも確保されています。もちろんイギリスの伝統的な職人技が随所に生かされたハンドクラフトで、あらゆるスイッチ類が人間工学に基づいた適切な配置となっています。
DBXは高級スポーツカー・メーカーの作るクロスオーバーSUV。もちろん不整地だけではなく舗装路上でも速さを見せる。『トミカ』の『No.75 アストンマーティン DBX』は、美しいスタイル、最高のクラフトマンシップ、そして高度なテクノロジーを備えたDBXの特徴を上手くとらえている1台となっています。
■アストンマーティン DBX 主要諸元
全長×全幅×全高(mm):5039×2220×1680
ホイールベース(mm):3060
トレッド(前/後・mm) :1698/1664
車両重量(kg):3020
エンジン形式:メルセデスAMG M177型 V型8気筒DOHC ツインターボ
排気量(cc):3982
最高出力:405kW(550ps)/6500rpm
最大トルク:700Nm(71.4kgm)/2000-5000rpm
トランスミッション:9速AT
サスペンション(前後):ダブルウィッシュボーン/マルチリンク
ブレーキ(前後) :ベンチレーテッドディスク
タイヤ:(前) 285/40YR22 (後)325/35YR22
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