現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 今でも世間でまことしやかに信じられている! クルマにまつわる都市伝説5つの真実

ここから本文です

今でも世間でまことしやかに信じられている! クルマにまつわる都市伝説5つの真実

掲載 87
今でも世間でまことしやかに信じられている! クルマにまつわる都市伝説5つの真実

 この記事をまとめると

■クルマにまつわる「都市伝説」のような噂がいくつか存在する

「ACC」のせいというウワサも! 高速でやたら「ブレーキランプ」が連灯するクルマを見かけるワケ

■ウソを信じてしまうとクルマの安全や耐久性に支障をきたすことも

■この記事では5つの事例の真意について解説する

 ウソを信じてしまうと安全なカーライフに支障をきたすことも

 価値観や常識というのは時代とともに変化していくもので、ときにはまったく当てはまらなくなることもある。また、そもそもウソだったりすることも……。気になるのはそれらを信じてしまっている人がいることで、何事も正しい知識は必要となるし、クルマの場合それは安全運転や耐久性などにも関わってくるのでなおさらだ。今回は、そんな都市伝説的な話を集めてみた。

 安いガソリンには水が入っている

 激安スタンドというのが存在する。いわゆる見かける石油会社のブランドではなく、無ブランドだったりするから、なんか怪しいと思ってしまうこともある。ただ、見かけないブランドだからといって扱っているのは変なガソリンではなく、商社系や独立系と呼ばれるもので、通常とは別ルートで仕入れているだけ。もちろん品質的には問題ない。

 そもそも水が入っていると言われても、水とガソリンは混ざらない。ただ悪徳なのは昔はあるにはあって、正確には灯油やアルコールを混ぜて、販売して摘発されてニュースになることもあった。ちなみにこれらは安くというよりも、通常の価格で売っているところが多かったように思う。

 エンジンブレーキはエンジンが壊れる

 アクセルを戻すと、低いギアだとかなりの抵抗があるし、うなるような音がすることから、不安になるのだろう。壊れそう、という意見は昔からある。

 気持ちもわからないではないが、ただ通常とは逆の入力なだけで、壊れることはないし、電子制御となった現代ではガソリンの供給はアクセルを戻すと止まるので、シリンダー内部で爆発も起こっていないのでなおさらだ。

 マニュアルモードについてもクルマへの負担はない

 マニュアルモードはATやATFに負担がかかる

 こちらもエンジンブレーキに近い印象ゆえだろうが、シフトをダウンすると回転が一気に上るので、負担は大きそうに思いがちだ。ただ、通常は自動なのを手動で行っているだけで、メカ的には負担はない。もちろん、内部に充填されているATFについても同じだ。急加速時などの負担を考えれば、マニュアルモードでの変速は軽いものである。

 エンジンオイルは3000km/3カ月毎に交換

 資源や費用の問題は別として、毎月替えるなど、もちろんこまめに交換する分には問題はない。とはいえ、適正なインターバルで考えると、その昔は3000km/3カ月毎や長くても5000km/半年毎と言われていたのは事実。それを今でもアピールしているガソリンスタンドや修理工場もある。最近のクルマの指定は1万kmを超えていて、時間的にも1年毎だったりする。

 これはギリギリのラインとして、余裕をもたせても7~8000km毎程度で問題ないし、時間は1年毎で十分だ。早めに交換してもらったほうが商売的にはいいので、昔ながらのインターバルが今でも喧伝されているのだろうが、オイルやエンジンの質、メカ的な仕組みも大きく変わっているので、それほど早く交換する理由は今やない。ただシビアコンディションに該当する場合は早めに交換したほうがいい。またオイルフィルターはオイル交換2回に1回の交換だったのが、現在はオイル交換毎ごとに交換だ。

 新車購入後すぐにワックスをかけてはダメ

 お手入れ好きの間では昔からよく言われていること。理由としては塗られたばかりでまだ完全には乾燥していないのでワックスをかけると油分によって塗装にダメージがあるから。確かに昔の塗装は完全乾燥までに時間がかかったので、正しかったかもしれない。

 では今はどうかというと、溶剤は最少限で硬化剤で固めるので完全乾燥までが短い。さらに言ってしまうと、水性塗料に置き換わっているので、ワックスの影響も受けにくい。そもそも手元に納車された時点で、塗ってからけっこうな時間が経っていたりもする。ただ、補修で塗った場合はワックスをかけてはダメなこともあるので、作業をお願いした業者に確認するといい。

関連タグ

こんな記事も読まれています

カーインテリアデザイナー団体JAIDとワールド、廃材ファッションショー「HORUMON NIGHT」を青山にて開催
カーインテリアデザイナー団体JAIDとワールド、廃材ファッションショー「HORUMON NIGHT」を青山にて開催
レスポンス
レッドブルのお膝元でフェルスタッペンの連勝は続く? 角田裕毅所属のRBは復活なるか|F1オーストリアGP DAZN配信スケジュール
レッドブルのお膝元でフェルスタッペンの連勝は続く? 角田裕毅所属のRBは復活なるか|F1オーストリアGP DAZN配信スケジュール
motorsport.com 日本版
車検の更新、「2か月前」からに拡大 2025年4月から変更 国土交通省
車検の更新、「2か月前」からに拡大 2025年4月から変更 国土交通省
グーネット
[音響機材・チョイスの勘どころ]「単体サブウーファー」の細かなスペックの見極め方を解説!
[音響機材・チョイスの勘どころ]「単体サブウーファー」の細かなスペックの見極め方を解説!
レスポンス
【MotoGP】マルク・マルケス「今のMotoGPは長期キャリアが難しい」なお当人は来年13年目に突入
【MotoGP】マルク・マルケス「今のMotoGPは長期キャリアが難しい」なお当人は来年13年目に突入
motorsport.com 日本版
天候不良の中、ドライバーたちは何を訴えていた? スーパーフォーミュラ第3戦SUGO、レース当日の無線交信を振り返る
天候不良の中、ドライバーたちは何を訴えていた? スーパーフォーミュラ第3戦SUGO、レース当日の無線交信を振り返る
motorsport.com 日本版
ホンダの「V型10気筒エンジン」搭載スーパーカー!「“NSX”後継車」指名された本気の「超ロングノーズ」モデルに反響あり!
ホンダの「V型10気筒エンジン」搭載スーパーカー!「“NSX”後継車」指名された本気の「超ロングノーズ」モデルに反響あり!
くるまのニュース
アルピーヌA290をル・マンで発表 アルピーヌのEVモデル国内導入を検討中
アルピーヌA290をル・マンで発表 アルピーヌのEVモデル国内導入を検討中
Auto Prove
パワーは333馬力に、VW『ゴルフR』 改良新型…実車は6月26日発表予定
パワーは333馬力に、VW『ゴルフR』 改良新型…実車は6月26日発表予定
レスポンス
軽じゃないダイハツ「コペン」で国内ラリーに参戦! 770ccに排気量アップして、WRCラリージャパン・クラス3連覇を狙います
軽じゃないダイハツ「コペン」で国内ラリーに参戦! 770ccに排気量アップして、WRCラリージャパン・クラス3連覇を狙います
Auto Messe Web
スカニアジャパンの新大型トラック「スーパー」はスポーツカーも採用するメカを起用
スカニアジャパンの新大型トラック「スーパー」はスポーツカーも採用するメカを起用
driver@web
日産 スカイラインHT 2000GT-R(昭和48/1973年1月発売・KPGC110型)【昭和の名車・完全版ダイジェスト072】
日産 スカイラインHT 2000GT-R(昭和48/1973年1月発売・KPGC110型)【昭和の名車・完全版ダイジェスト072】
Webモーターマガジン
名車復活!? 新型「“全長4m級”スポーツカー」日本導入か! 斬新な“X”ライト&旧車デザイン! ブースト機能つき「A290」がカッコいい!
名車復活!? 新型「“全長4m級”スポーツカー」日本導入か! 斬新な“X”ライト&旧車デザイン! ブースト機能つき「A290」がカッコいい!
くるまのニュース
メルセデスAMG『CLE 53 4MATIC+クーペ』新型を発売…価格は1290万円
メルセデスAMG『CLE 53 4MATIC+クーペ』新型を発売…価格は1290万円
レスポンス
使わなきゃ損しかないクルマの「ACC」機能! ただし危険な「けっこう見かける」間違った使い方に要注意
使わなきゃ損しかないクルマの「ACC」機能! ただし危険な「けっこう見かける」間違った使い方に要注意
WEB CARTOP
トヨタ得意の高速グラベルで挽回なるか。7年ぶりのラリー・ポーランドは「ドライバーに合っている」とラトバラ
トヨタ得意の高速グラベルで挽回なるか。7年ぶりのラリー・ポーランドは「ドライバーに合っている」とラトバラ
AUTOSPORT web
ヒョンデの高級車ブランド、「ジェネシス」のスポーツセダン『G70」がニュルタクシーに…7月から開始
ヒョンデの高級車ブランド、「ジェネシス」のスポーツセダン『G70」がニュルタクシーに…7月から開始
レスポンス
クルマを買わないと……なプレッシャーなし! 「見るだけOK」グッズも買えて飲食までできる「クルマ好きのシャングリラ」的ショールーム5選
クルマを買わないと……なプレッシャーなし! 「見るだけOK」グッズも買えて飲食までできる「クルマ好きのシャングリラ」的ショールーム5選
WEB CARTOP

みんなのコメント

87件
  • エンジンブレーキ自体を知らない奴がいる。
    停止線直前でブレーキかけるバカ。
  • 今の車はエンジンオイルは1万キロもつと言われているが、早目に交換した方がエンジンに優しいのは事実。

    お金が有り余るほどあるなら毎日換えてもイイ(笑)
    エンジンオイルは新しいほどイイからね
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

100.8165.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.1140.0万円

中古車を検索
ライフの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

100.8165.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.1140.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村