三菱の電気自動車(EV)「i-MiEV(アイ・ミーブ)」がラインアップから姿を消した。2021年3月末をもって生産終了となる。
世界初の量産電気自動車として2009年7月に発売、当初は法人や自治体向けだけの販売だったが、翌2010年4月からは個人向けの販売もスタートした。当初は軽自動車だったが、2018年4月の一部改良で歩行者保護法規への対応と外観デザインの向上のため、前後バンパーとサイドエアダムを変更。これによりフロントバンパーの85mm延長で「登録車」の扱いになった。ただ乗車定員は4人のままであった。
2009年から2020年までの累計販売台数は1万1721台で、EV車の多様化が進むなか、2019年は114台、2020年は77台となっていた。
三菱はi-MiEVに代わる新型の軽EVについて、日産と共同開発を検討しているとのこと。最新のコンセプトで世代交代を図るようだ。2019年の東京モーターショーで公開された軽自動車サイズのEVコンセプトカー「日産IMkコンセプト」がその姿を示唆していると思われる。コンセプトカーの全高は1644mmだから、ハイトワゴンクラスの高さとなり、快適な室内空間と使い勝手が向上するはずだ。
世界初の量産EVというエポックメイキングなクルマがなくなるのは寂しいが、新しく生まれ変わる軽EVの誕生にも期待したい。
〈文=ドライバーWeb編集部〉
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販売台数は伸びなかったかもしれませんが、次の世代にバトンタッチ出来るきっかけとなった車でした。