スバルで唯一の3列シート7人乗りの「クロスオーバー 7」が、2018年3月末日で生産を終了することが明らかになった。このため、現在は在庫車のみの販売となっている。
スバルにはかつて、ドミンゴ、トラヴィックという3列シート車が存在したが、いずれの車種も消滅しており、新コンセプトのもとで3列シート7人乗りのモデルとして「エクシーガ」を開発し、2008年6月に発売した。
シャシーはレガシィ系を流用し、エンジンは自然吸気EJ20型(148ps)、EJ20ターボ(225ps)を搭載。3列シート7人乗りでEJ20ターボを搭載することで、他社のミニバンとは一味違う走る性能と3列シートパッケージを採用した。
そのため第29回日本カー・オブ・ザ・イヤーの特別賞「MOST FUN」賞を受賞している。また2009年にはアイサイトを搭載したEJ25型エンジン・モデルを追加。さらに2009年にはカスタマイズモデルの「2.0GT tuned by STI」、2012年には300台限定のSTIモデル、エクシーガtSも発売されている。
しかし、3列シート、7人乗りでありながら軽量化を追求した結果、リヤ・スライドドアを採用していないこともあって販売は低迷した。
そのため2015年4月に、AWDを活かし大幅にデザイン変更をして、クロスオーバー 7として再デビューしている。車名の通りクロスオーバー風のデザインとし、最低地上高を170mmと高くしている。エンジンはFB25型に絞られた。
3列シート7人乗りというコンセプトは日本の市場向けで、エクシーガの時代にオーストラリアには一部輸出されたものの、基本的に国内専用モデルのため採算を取ること難しく、遂に生産を終了することになった。
なお、スバルは北米用のモデルとしてはかつてはトライベッカ、現在はアセントをラインアップしている。アセントは全長4998mm、全幅1930mmとアメリカ市場におけるミッドサイズ・ミニバンで、日本市場は考慮されていないモデルである。
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