カタログモデルとなっても忘れ去られてしまったモデルもある
そこまでのクルマ好きではなくても知られているような超メジャー車。例えば日産のスカイラインなどは長い歴史とGT-Rという超メジャーなグレードも相まって多くの人に知られている車名のひとつではないだろうか?
マニアすらも驚くレアっぷり! しかも安くてイケてる「脱定番」旧車4選
しかし、そんな有名車においてもマニアでないと記憶から抹消されてしまっているようなマイナーな仕様が存在している車種もある。今回はそんなごく一部のみが知るマイナー仕様、マイナーグレードをご紹介しよう。
1)スバル・インプレッサ カサブランカ
WRXが登場した今でもラリーウェポンのイメージの強いインプレッサ。それだけに多くの人が頭に思い浮かべるインプレッサはSTIシリーズということになるだろう。
そんなインプレッサだが、元々はコンパクトカーのジャスティ(1994年の販売終了後は軽自動車のレックス)とレガシィの間を埋める1.5リッタークラスの車種という側面も持っており、2ドア、4ドアセダンのほかにステーションワゴンも用意されていた。
そんな1.5リッターエンジンを搭載したワゴンをベースに当時流行していたクラシック調のエクステリアを組み合わせたのがインプレッサ カサブランカだ。1998年に5000台限定で発売されたのち、カタログモデルとなったモデルであるが、気づけばすっかり忘れ去られた存在になってしまっている。
RV風のクロスオーバーSUVや価格を抑えたビジネスモデルも存在
2)ホンダ・シビックシャトル ビーグル
今でこそその座をフィットに譲ったとはいえ、長らくホンダのコンパクトカーとして存在感を示し続けてきたシビック。現在は車格がアップしたものの、タイプRグレードも擁すスポーティーなモデルとして知られている。
そんなシビックにも3代目、4代目モデルにシビックシャトルというステーションワゴンと5ドアハッチバックの中間のような使い勝手の優れたボディタイプが用意されていた。そもそもシビックシャトルの存在もやや忘れ去られた感もあるが、そんなシビックシャトルにRVテイストをプラスした「ビーグル」というグレードがモデル末期に追加されていたのだ。
これはシビックシャトルをベースにカンガルーバーや大型フォグランプを備えてRV風に仕立てたもので、ある意味ホンダ初のクロスオーバーSUVとも言えるもの。じつは見た目だけではなく全車4WDであり、アルミ製のアンダーガードなども備えたなかなか本格的なものだった。
3)トヨタ・プリウスEX
日本のみならず、世界中でハイブリッド車の代名詞となったプリウス。初代こそそこまでのヒットとはならなかったが、2003年に登場した2代目はスマッシュヒットを記録し、2009年に3代目となったタイミングで念願の年間販売台数ランキングトップを記録したのだった。
そんなプリウスは前述のとおり2009年に3代目が登場しているが、そのタイミングで生まれたのがプリウスEXなるもの。これは3代目登場後に継続販売された2代目プリウスに与えられた名前で、価格を当時ライバルだったホンダ・インサイトの189万円に合わせたもの。
1グレードでボディカラーも白、銀、黒の3色で内装もグレーのみと装備を絞って値段を抑えたビジネスグレード的な存在だったが、3代目で1.8リッターエンジンとなって自動車税がアップしたことを嫌う一般ユーザーの購入も比較的あったようだ。
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みんなのコメント
あなたが知らないだけで。
カサブランカはヴィヴィオ・ビストロの兄貴分として、
シビックシャトルはオデッセイ誕生までの
中継役として、プリウスEXはアクア誕生までの
中継役として、ちゃんと意味がありましたけど。