BYDは5月20日、欧州初のプラグインハイブリッド車(PHEV)『シール U DM-i』を発表した。BYDの独自技術「Super DM(デュアルモード)テクノロジー」を搭載しており、効率的で実用的、かつ環境に優しい移動手段を目指している。
シール U DM-iは、DセグメントのファミリーSUV。今夏から欧州市場で販売が開始される予定だ。この車両は、電動走行の利点を最大限に活用し、高速でパワフル、そして効率的な走行を実現する。BYDのSuper DMテクノロジーは、エネルギー効率、低燃費、走行性能、快適性など多くの利点を提供する。
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シール U DM-iは、電力を優先し、燃料への依存を最小限に抑えることで環境に優しい設計となっている。バッテリーが完全に充電されている場合、純電動モードで走行し、バッテリーの充電が低下するとハイブリッド車に変わる。
「デザイン」、「コンフォート」、「ブースト」の3つのトリムが用意されている。デザインは、150kWの前輪モーターと120kWの後輪モーター、そして96kWの1.5リットルターボエンジンを組み合わせた四輪駆動システムを搭載する。ブーストとコンフォートは、145kWの前輪モーターと72kWの1.5リットルエンジンを組み合わせた前輪駆動システムを採用している。
全てのトリムには、EVモードとハイブリッドモードの2つの走行モードがあり、日常走行にはEVモードが適している。ハイブリッドモードでは、バッテリーの電力を主に使用し、加速時にはエンジンが追加のパワーを供給する。
また、0.9リットル/100km(ブースト)および1.2リットル/100km(デザイン)の低燃費を実現しており、電動走行時の消費電力も効率的。また、全てのトリムにおいて、11kWの3相AC充電と18kWのDC充電が可能で、DC充電では30-80%の充電が35分で完了する。
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みんなのコメント
6月に日本に入るのはBEVでしょうが、来年あたりPHEVも入れてくるかもですね。
対して、バッテリー容量が桁違いに進化したから全くのウソとは言わないが、測定条件は少し疑わしい。高地から平地へ走ったとか・・・。