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トヨタ「シエンタ」刷新! ホンダは「車中泊」性能で対抗!? ライバル「フリード+」の驚愕「寝床」は大人2名でも「寝れる!」

掲載 更新 14
トヨタ「シエンタ」刷新! ホンダは「車中泊」性能で対抗!? ライバル「フリード+」の驚愕「寝床」は大人2名でも「寝れる!」

■ロングセラー「フリード」の大きな優位点は「車中泊」性能にあり

 2022年8月23日、トヨタはコンパクトミニバン「シエンタ」をフルモデルチェンジし、全方位で刷新を図りました。
 
 新型シエンタを迎え撃つライバルのホンダは、ロングセラーモデルの「フリード」で対抗しますが、まだまだ優位に立つポイントがあります。それは「車中泊」性能です。

【画像】大人2名が「寝れる」!ホンダ 新型「フリード+(プラス)」の内外装写真を見る(36枚)

 新型コンパクトミニバン シエンタ最大のライバルであるホンダ「フリード」は、現行型(2代目)が2016年に登場しています。

 5ナンバー枠に収まる全長4265mm、全幅1695mmのコンパクトなボディながら、3列シート・最大7人乗りのパッケージングレイアウトを巧みに成立させています。

 あわせて、2列シートレイアウト・5人乗りの派生モデル「フリード+(プラス)」も用意され、アウトドアユーザーなどから根強い支持を集めています。

 ともに1.5リッターガソリンモデルに加え、1.5リッターハイブリッドモデルが用意され、FF(前輪駆動)と4WD(四輪駆動)が選択可能です。

 こうしたフリードシリーズの中でも、フリード+の設計にはホンダらしいこだわりが強く込められます。

 単に3列目席を取り払って荷室とするのではなく、荷室部分をフロア部から壁面まで丸々すべて専用に開発しているのです。

 壁面まで四角く効率的に空間を確保しただけでなく、3列シート仕様よりも一段と低いフロア高を実現させ、荷室には耐荷重200kgの専用「ユーティリティボード」を設置しています。

 ボードは荷室を上下二段に分割し、スペースをさらに有効活用できるほか、ダブルフォールダウン機構とも連携。前倒しした背もたれとユーティリティボードが一体化できます。

 結果として、3列シート版とは全く異なる広大かつフラットで、四角い荷室空間が拡がり、大きく長い荷物が積めるばかりか、停車時に前席を前倒しすれば、大人2名が余裕で就寝できる「ベッド」空間が現れます。

 こうした特性をさらに生かすべく、ホンダの純正アクセサリーには、車中泊ユーザーに向けた「ラゲッジクッションマット」(消費税込み価格:2万2000円)を用意しています。

 サイズは厚さ約30mm、長さは約1800mm、幅約1230mmと、セミダブルベッド以上に大きく、もちろんフリード+の荷室にピタリとハマります。

 新型シエンタも、2列・5人乗り仕様が設定されており、後席を倒せば同様にフラットな荷室が拡がりますが、四角く使いやすい空間という意味では、いまもなおフリード+が優位に立ちます。

 もし車中泊を楽しみたいと考えているなら、新型シエンタとフリード+は実車で荷室空間も比較してみるとよいでしょう。

 なおホンダでは2022年6月にフリードシリーズの一部改良を実施しています。

 運転席・助手席シートヒーターやコンフォートビューパッケージ、ロールサンシェードや、シート表皮にフッ素樹脂加工(撥水撥油加工)を施し汚れの染み込みを防ぐ「FABTECT(ファブテクト)」などを新たに標準装備としました。

 加えて内外装にブラックのアクセントカラーを取り入れた特別仕様車「BLACK STYLE」を追加し、リフレッシュを図っています。

※ ※ ※

 一部改良を実施した新型フリード+の消費税込価格は、ベーシックな「G」(2WD・1.5リッターガソリン)236万9400円から「HYBRID CROSSTAR」(4WD・ハイブリッド)308万4400円までとなっています。

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みんなのコメント

14件
  • 車中泊って、昔は旅行の手段であって、
    朝から晩まで旅行を楽しんで好き勝手に寝たい
    と言う事から始まったのに、
    今じゃ車中泊自体が目的だもんね。
    風呂もトイレも自由にならない空間で寝泊まりするのは
    最低限の日数に抑えた方が良いと思うから、
    車中泊性能は重要ではないんだけど、
    この記事の様に車中泊にこだわるのなら、
    シエンタなんかは比較にならず
    最初からフリード 一択だと思う。
  • 車中泊より不適切なカップルと酔って寝る人用に最適なんでしょうね。
    代行で帰るより車の中で寝てしまえ!と思う時があります。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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