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好調なマツダ「CX-60」の受注状況から、6気筒ディーゼル人気、購入世代の意外な若さなど注目すべき点が見えた

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好調なマツダ「CX-60」の受注状況から、6気筒ディーゼル人気、購入世代の意外な若さなど注目すべき点が見えた

2か月半で月販目標の4倍強と好調な滑り出し
マツダが完全に新開発した縦置きプラットフォームと直列6気筒エンジンというラージ商品群向けのアーキテクチャーに基づく第一弾モデル「CX-60」の販売が好調です。

同モデルの発売開始となった9月15日に、それまでの先行予約の状況が公開されました。マツダの発表によると、約2か月半の先行受注期間に集めたオーダーは8726台。販売計画は2000台/月ということですから、まずまずのスタートを切ったといえそうです。

>>マツダ CX-60のおすすめグレードとユーザーの評価を見てみる

さて、日本仕様のCX-60のパワートレインは4種類が設定されています。
・2.5L直列4気筒ガソリン
・3.3L直列6気筒ディーゼル
・3.3L直列6気筒ディーゼル+マイルドハイブリッド
・2.5L直列4気筒ガソリン+プラグインハイブリッド

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直6ディーゼルが受注の8割を占めている!
それぞれの販売比率はどうなっているのでしょうか。シェア順に並べると次のようになります。

ディーゼル+マイルドハイブリッド:43%
ディーゼル:37%
ガソリン:15%
プラグインハイブリッド:5%

なんと直列6気筒ディーゼル搭載車で80%! CX-60を選んだユーザーのうちマツダ車からの買い替えは57%、それ以外が43%ということですが、いずれにしても“直6ディーゼル”を求めている層が中心となっているようです。

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ガソリン車は12月以降。PHEV受注が意外に健闘
ちなみにCX-60はディーゼルマイルドハイブリッドから販売開始され、非ハイブリッドのディーゼルやガソリン車の販売開始は12月以降になるとアナウンスされています。さらにプラグインハイブリッドについては、まだ公式には燃費性能やEVモードの航続距離なども発表されていません。購入を検討する段階ではないと判断しているユーザーも少なくないでしょう。

それでも初期受注でプラグインハイブリッドが5%も占めているというのは、それだけ期待されているという証です。そうしたユーザーの思いに応える、十分なEV走行性能を期待したいものです。

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高額モデルにも関わらず、購入層の年齢が若い!
CX-60のディーゼルマイルドハイブリッドの価格帯は505万4500円~547万2500円と、決してお手頃価格ではないのですが、意外にも購入層は40才代より若い世代が半分以上を占めています。

20代以下:14%
30代:20%
40代:26%
50代:25%
60代以上:14%

年齢層別の購入グレードの情報は公表されていないので想像するしかありませんが、納車が後回しになるディーゼルやガソリン車がそれなりに受注を集めているというのは、40代以下で購入者の60%に達しているという部分も関係しているのかもしれません。

ちなみに、非ハイブリッドのディーゼル車の価格帯は323万9500円~465万8500円、ガソリン車は299万2000円~407万円です。マイルドハイブリッドが500万円級なのと比べると、いかにもリーズナブルです。

そういえば、駆動方式別の販売比率でいっても、4WDの69%に対して2WD(後輪駆動車)は31%とSUVの割には多くなっています。2WDのほうが手ごろな価格というのもありますが、マツダのFRを待っていたというユーザーも意外に多いのかもしれません。

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文:山本晋也
写真:
1~7枚目:マツダ CX-60 XDハイブリッド プレミアムモダン
8~12枚目:マツダ CX-60 XDハイブリッド プレミアムスポーツ

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みんなのコメント

531件
  • 若い皆さん、お金がありますね。バンバン遣ってください。

    アラフィフとしてはこのサイズはちょっと持て余すのかな。

    と思いながら、CX-60にこの金額を出すなら今のCX-8の後はランクル(プラド含む)にしようと思う

    今日この頃です。
  • 冷静にみても、ほんと新鮮味のない車だと思う。ボテボテ感凄いし恥ずかしくて乗れないよ。

※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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