エレガンスとマッスルの融合
text:Will Trinkwon(ウィル・トリンクウォン)
【画像】多彩なマスタングシリーズ【スピードスター/GT500/マッハ1/マッハEを写真で見る】 全124枚
translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)
シェルビーは、創業者であるキャロル・シェルビーの98歳の誕生日を記念して、フォード・マスタングを836psのコンバーチブルに変身させたフラッグシップモデル「スーパースネーク・スピードスター」を米国で限定販売すると発表した。
マスタングを2シーターのロードスターに仕立てたもので、エクステリアを抜本的に見直し、コンバーチブルトップと専用カラーを追加した。また、専用のフロアマットやドアシルプレート、オプションのペイントストライプ、ワイドボディ・パッケージ、ペンスキーのサーキット用サスペンションなども用意されている。
スーパースネーク・スピードスターは、シェルビーが1967年に製作したワンオフの実験車の精神的後継モデルだ。クーペとコンバーチブルタイプが用意され、13万3785ドル(1453万円)からとなっている。フォードの5.0L V8エンジン「コヨーテ」を改良したものを搭載し、6速MTまたは8速ATと組み合わされる。
シェルビーのゲイリー・パターソン社長は次のように述べている。
「新型スピードスターは、とても魅力的です。スタイリングの観点から見ても、このようなクルマは他にはありません。ワイドボディ・オプションを付ければ、洗練されたエレガンスとアメリカン・マッスルが融合した稀有なモデルになります。これは、パワフルなヘビー級ボクサーが、スタイリッシュで上質なスーツに身を包んだようなものです」
4モデルの特別コレクション
シェルビーが今回発表した「バンドル・オブ・スネーク」コレクションには、スーパースネーク・スピードスターのほかにGT、800ps以上のGT500 SE、ハードトップのスーパースネークの計4モデルが並ぶ。スピードスターは同コレクションを代表するモデルだ。
エントリーモデルであるGTは、パワーやパフォーマンスよりも、「パーソナル化」と「日常の運転」を重視したモデル。
最高出力487psのコヨーテエンジンを搭載したGTは、エアベントを備えたボンネット、フォード・パフォーマンス製サスペンション、ボーラ製キャットバック・エグゾーストなどにより、標準的なマスタングとは一線を画している。20インチのホイールを装備し、6万2310ドル(677万円)から。
GT500 SEは、GTのスタイリングを保ちつつ、パワーを大幅に向上させたモデルで、10万4900ドル(1140万円)からとなっている。
各モデルの売上の一部はキャロル・シェルビーの自動車教育財団に寄付される。
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みんなのコメント
そして排気量で税金が決まっているのは関税障壁だと圧力をかけてくれ
外圧じゃないと日本は変わらん
カッコイイけど(笑)