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納期にグレード選びに同門ライバル! 大注目のクラウンクロスオーバーを購入検討するなら注意すべきこと3つ

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納期にグレード選びに同門ライバル! 大注目のクラウンクロスオーバーを購入検討するなら注意すべきこと3つ

 この記事をまとめると

■トヨタから新型クラウンが発表された

クラウンファミリーの先陣を切る「クロスオーバー」はSUVにあらず! 新ジャンル「リフトアップセダン」の正体とは

■4タイプあるうち、クロスオーバーが発売となった

■クラウンクロスオーバーを買う時に注意したいことについて解説する

 今後スポーツ・エステート・セダンも登場する

 クラウンクロスオーバーの駆動方式は4WDのみだが、パワーユニットは直列4気筒2.5リッターのハイブリッドと、2.4リッターターボのハイブリッドがある。グレードは、2.5リッターハイブリッドの場合なら、X、G、Gレザーパッケージ、Gアドバンスト、Gアドバンストレザーパッケージという具合に分けられている。

 購入時にもっとも注意すべき点は、グレードに応じて納期が異なることだ。「アドバンスト」の名称が付くグレードは、2022年9月に入って生産を開始したが、アドバンストの付かないグレードは生産開始が2023年1月以降とされている。またボディカラーによっても、納期が異なる場合がある。

 販売店では「全グレードの生産を一斉に開始すると、納期が全般的に遅れてしまう。そこで当面はアドバンストに集中させて、効率化を図り、納車を早い時期から開始する」という。

 そうなると納期を考えるなら、グレードはアドバンストの付くタイプを検討したい。納期が遅くても不都合が生じないユーザーは、好みに合ったグレードを選ぶと良い。これが一番の注意点になる。

 2つ目の注意点は、グレードの装備内容と価格設定だ。ベーシックなXは435万円の低価格だが、G以上に標準装着されるディスプレイオーディオがオプション設定になり、これを加えると価格が37万5100円上乗せされて472万5100円まで高まる。中級のGは、ディスプレイオーディオを標準装着して、さらに運転席やステアリングホイールの電動調節機能、バックガイドモニターなども加えて価格は475万円だからあまり変わらない。つまりXは価格自体は安くても、装備内容を考慮すると、Gに比べて割高になってしまう。

 ただし上級車種のクラウンとしては、Gでも物足りない。結局、推奨度がもっとも高いベストグレードは、後方の並走車両を検知して知らせるブラインドスポットモニター、ハンズフリーパワートランクリッド、カラーヘッドアップディスプレイなどを標準装着するGアドバンストだ。このグレードなら、満足度が高く納期は短いから買い得だ。

 3つ目の注意点は、クラウンには、クロスオーバーのほかに発売されていないスポーツ、エステート、セダンもあることだ。SUVのクロスオーバー/スポーツ/エステートは前輪駆動のプラットフォームを使うが、セダンは後輪駆動になる。

 クラウンクロスオーバーのボディは、居住空間から独立したトランクスペースを備えるセダン形状だから、ボディ剛性を高めやすい代わりに荷室の使い勝手は良くない。その点でスポーツやエステートは、リヤゲートを備えた一般的なSUVスタイルだから荷室も使いやすい。

 とくにエステートは、実用重視のモデルとあって、3列目のシートが装着される可能性も高い。こういった点を考慮すると、クラウンクロスオーバーには選びにくい面が多い。後になって「SUVのメリットが多いエステートを待てば良かった」と後悔したくない。

 そうなるとすべてのボディが出そろって買うのが理想だが、これを待つと「ほかのモデルも1年半以内の発売」と説明されてはいるものの、購入できる正確な時期は分からない。以上のようにクラウンクロスオーバーには、購入時の注意点が多い。

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