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トヨタ・プリウス/プリウスPHVが安全装備や給電機能を強化した一部改良を敢行

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トヨタ・プリウス/プリウスPHVが安全装備や給電機能を強化した一部改良を敢行

トヨタが定番ハイブリッドモデルのプリウス/プリウスPHVの一部改良を実施して安全・安心装備や給電機能を拡充。プリウスには特別仕様車「S“Safety PlusII”」を新設定

 トヨタ自動車は7月1日、定番ハイブリッドモデルのプリウスとプラグインハイブリッドモデルのプリウスPHVの一部改良を行い、同日より発売した。
車種展開は以下の通り。
■プリウス
E:2WD260万8000円
S:2WD265万5000円/E-Four285万3000円
S“ツーリングセレクション”:2WD282万6000円/E-Four302万4000円
A:2WD291万円/E-Four310万8000円
A“ツーリングセレクション”:2WD307万7000円/E-Four327万5000円
Aプレミアム:2WD324万8000円/E-Four344万6000円
Aプレミアム“ツーリングセレクション”:2WD335万9000円/E-Four355万7000円

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■プリウス特別仕様車
S“Safety PlusII”:2WD275万5000円/E-Four295万3000円


■プリウスPHV
S:2WD331万3000円
S“セーフティパッケージ”:2WD339万4000円
S“ナビパッケージ”:2WD380万5000円
A:2WD361万5000円
A“ナビパッケージ”:2WD404万7000円
Aプレミアム:2WD393万3000円
Aプレミアム“ナビパッケージ”:2WD439万2000円


 今回の一部改良は、安全・安心装備や給電機能をより強化したことが特徴だ。
 まず安全・安心装備では、予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」の機能を向上したことがトピック。具体的には、プリクラッシュセーフティの検知範囲を夜間の歩行者と昼間の自転車運転者に拡大、レーダークルーズコントロール使用時に同一車線内中央を走行できるよう操舵を支援するレーントレーシングアシスト(LTA)の装備、カメラで認識した道路標識をディスプレイに表示することで道路標識の見落としを減らして安全運転を促すロードサインアシスト(RSA)の追加、先行車の発進をブザーとディスプレイ表示で知らせる先行車発進告知機能の追加などを実施。また、駐車場などでのアクセルとブレーキの踏み間違いやアクセルの踏みすぎなどで起こる衝突被害の軽減に寄与するインテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]を全車に標準装備した。


 さらに、「プラスサポート(急アクセル時加速抑制)」をトヨタ車で初採用。高齢者や運転に不安を持つドライバーには、プラスサポート用スマートキー(販売店装着オプション/税込価格1万3200円~)で解錠すると自動でシステムが起動し、進行方向に障害物がない場合でも、ペダルの踏み間違い操作を検知した際に加速を抑制する。なお、プラスサポートはプラスサポート用スマートキーによる解錠以外、複雑な操作や設定は不要で、家族内でも使用者に応じて標準スマートキーとの使い分けを可能とした。

 一方、給電機能の強化については、AC100V・1500Wのアクセサリーコンセントを全車に標準装備したことが訴求点だ。また、プリウスPHVではソーラー充電システムを全車にオプション設定。さらに、ソーラー発電量をマルチインフォメーションディスプレーに表示し、発電量が確認しやすくなるようアレンジした。

 今回の一部改良では、プリウスに特別仕様車「S“Safety PlusII”」を新設定したこともセールスポイントである。同車はSグレードをべースに、車線変更時の後方確認をアシストするブラインドスポットモニターや駐車場などから後退する際に左右後方から接近してくる車両を検知してドアミラー内のインジケーターの点滅とブザーにより注意喚起するリアクロストラフィックアラート、後方の映像を表示し車庫入れをサポートするバックカメラに加えてステアリングから手を離さずに音声操作やハンズフリー通話を可能にするステアリングスイッチがセットになったナビレディセット、悪天候時にヘッドランプの明かりを補助するLEDアクセサリーランプ(薄暮灯)を特別装備。ほかにも、車内を爽やかな空気で包むナノイーや雨滴感応式オートワイパー、自動防眩インナーミラーを標準で組み込んでいる。

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