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【価格は284.9万円から】小型BEVインスター日本初公開!ヒョンデの大本命となるか

掲載 更新 14
【価格は284.9万円から】小型BEVインスター日本初公開!ヒョンデの大本命となるか

日本導入4モデル目は5ナンバー・サイズ

ヒョンデはZEV(ゼロエミッションビークル)のみを日本へ導入し、BEVのアイオニック5とコナに加え、走りを突き詰めたアイオニック5N、FCEVのネッソをラインナップしてきた。そして5車種目のBEVとなるコンパクトな『インスター』が、東京オートサロン2025で日本初お披露目された。

【画像】戦略的価格でヒョンデの大本命?小型BEV『インスター』 全81枚

インスターは、2024年6月に開かれた韓国・釜山モビリティショーで世界初公開されたヒョンデのスモールBEVで、韓国をはじめヨーロッパ各国ですでに発売されている。

インスター最大の特徴はこれまでにないコンパクトなサイズにある。現在日本で発売されているBEVは、軽自動車サクラを除くとほとんどがCセグメント以上のサイズとなる。車幅も1800mmオーバーがあたりまえで、大容量のバッテリーを収容する関係からコンパクトカーがほとんど存在しなかった。

インスター最大のセールスポイントは、全長3.83m、全幅1.61mというコンパクトな5ナンバー・サイズにある。細い路地や狭い駐車場でも扱いやすいサイズのBEVは、これまで存在しなかった。また軽自動車では長距離を走るのは厳しいため、ひと回り大きいBセグサイズのインスターが注目されるのである。

日本仕様の開発に際しては、究極の小型車といえる日本の軽自動車を徹底的に解析して進められたという。あわせて日本の道路環境にマッチするセッティングで仕上げられた。

日本での認証前のため最終的なスペックは未発表だが、42kWhまたは49kWhの大容量駆動用バッテリーを採用し、85kw/147Nmを発揮するモーターは前輪を駆動する。欧州仕様で370kmの航続距離を確保している。

またヒョンデのBEV全車に搭載されている、車内外で電気機器を使用できる『V2L(Vehicle To Load)』機能は、インスターにも全車標準装備されている。

あえて4シーターにしたワケは

インスターはユニークかつ遊び心のあるスタイリングにより、個性際立つデザインが特徴だ。丸形LEDランプを前後に配した親しみやすいフォルムと、抑揚のあるボディラインが存在感を放つ。

注目したいのはインテリアだ。コンパクトカーながら4人乗りと割り切ったことにより、ゆとりのある後席スペースを確保。前席はベンチシートとされ、コラムタイプ電子制御シフトレバーの採用によりセンターコンソール周りをすっきりさせ、開放感のある空間を実現。

後席はゆったりとしたシートサイズに加え、リクライニングとスライド機能を採用する。ロングホイールベースに加え、BEVならではのフラットなフロアとあいまって、長時間の移動でもリラックスできる空間を確保されている。

また、前後席ともにフルフォールディングが可能で、テーブルとして使えるほか、長尺物も楽に積むことができる。これらの多彩なシートアレンジにより、日常の買い物からレジャーまでさまざまなシーンに対応できる。

シンプルかつ機能的なダッシュボードには、10.25インチの高解像度メータークラスターとナビゲーションのふたつの大画面ディスプレイを配し、運転中の視認性を向上。

これらの優れた居住空間に加え、最新の運転・駐車支援システム『ヒョンデ・スマート・センス』を備える。さらに、高速道路で前後車両との車間距離を維持する高速道路ドライビングアシスト(HDA)や周囲の状況をモニターに表示するサラウンドビューモニター(SVM)等を搭載。ペダルの踏み間違いによる急加速を抑制するぺダル踏み間違いセーフティアシスト(PMSA)が、ヒョンデ車として初採用された。

価格は284.9万円から

インスターは現在国土交通省の型式認証申請中のため発売時期は未定だが、今春ごろには認可が下りると予想されている。車両本体価格は、これまでにない戦略的に設定されたことに注目したい。

インスターにはシンプルなパッケージングのカジュアル、長距離走行を重視したボヤージュ、快適な空間のラウンジの3グレードを用意。価格は以下のとおり。

インスター・カジュアル:284.9万円
インスター・ボヤージュ:335.5万円
インスター・ラウンジ:357.5万円

この3グレードに加え、アウトドアに特化した遊び心で仕立てられた『クロス』仕様が追加される予定だ。

既に1月10日よりインスターの先行予約をオンラインで開始している。先行予約特典として先着300台に定期点検や車検をカバーする通常3年間のヒョンデ・アシュアランス・プログラムが、5年目まで延長される。

また現在認定申請中でCEV補助金が未定のため、登録時に補助金が35万円以下だった場合、ヒョンデが差額を支援するインスター・エクスクルーシブ・ケアも付帯させるそうだ。

オフラインで実車を確認できるショールームも拡充が進められている。近く横浜みなとみらい地区に本社ショールームがオープンするほか、昨年3月に福岡シティストアが移転オープンし、この4月には仙台シティストアの開設が予定している。このほか大阪にカスタマーサービスセンターが設けられ、全国64ヵ所の整備拠点がオーナーをサポートする。

ヒョンデ・インスターの登場により、BEVがより身近な存在になることだろう。

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みんなのコメント

14件
  • a@a
    デザインがダサい。
  • tai********
    良くこう言う記事は
    イニシャルコストのみで高い安いが
    語られる

    本当のコストは
    手に入れてから手放すまでの費用で評価が必要

    韓国車は
    リセールは非常に悪い

    トータルで損をするかもです
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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