もくじ
ー 職人の専門技能によって製作
ー DBS GTザガートとセット販売 価格は約8.3億円
ー 次のプロジェクトはボンドカー仕様のDB5
アストン マーティン ボンドカー仕様DB5 オイルスプレー、煙幕発生装置も
職人の専門技能によって製作
アストン マーティンは、最初に完成したDB4GTザガート・コンティニュエーション・モデルを、今週末のル・マン24時間レースで公開する。
このクルマは、ニューポート・パグネルにある同社ヘリテージ・ディヴィジョンで、技術者たちが約4500時間をかけて19台のみを限定生産する予定だ。
ル・マンに展示される車両は、オリジナルのDB4GTザガートで使われていた「ロッソ・マヤ」という赤で塗られている。これは塗料会社のマックス・メイヤーが特別に調合したものだ。
車内には、黒いレザーが張られたカーボンファイバー製レース用シートを装備。ドアカード、ヘッドライナー、そしてカーペットの縁取りにも同じレザーが使われている。FIA公認ロールケージと、当時の仕様を再現したレース用インストゥルメントも装備する。
さらに18台のDB4GTザガートが、アストンの言葉を借りれば「職人の専門技能」によって手作業で製作される予定だ。その中には、20世紀中頃には一般的だった技術も含まれる。
DBS GTザガートとセット販売 価格は約8.3億円
これに加えて、同数のDBS GTザガートと呼ばれる新型スーパーカーが生産されることになっている。だが、これら2つのモデルは両方一緒に購入することしかできない。その価格は税抜きで600万ポンド(約8.3億円)となっている。
公道走行不可のDB4GTザガートは、当時のオリジナルと同様、タデック・マレックが設計した3.7ℓ直列6気筒エンジンの高出力バージョンを搭載。
ただし、その最高出力はオリジナルを凌ぐ385ps前後にアップデートされ、4速マニュアル・トランスミッションとリミテッド・スリップ・ディファレンシャルを介して後輪を駆動する。
DBS GTザガートの方はまだ実車が発表されていないが、アストンから公開されたイラストでそのドラマチックなデザインを見ることができる。ベースとなるのは現行モデルのDBSスーパーレッジェーラで、過去のザガート・ボディを持つアストン マーティンと同じように、短いテールとダブルバブルと呼ばれるルーフを特徴とするようだ。エンジンはベース車から変わらず、最高出力725psの5.2ℓV12ツインターボを搭載する。
次のプロジェクトはボンドカー仕様のDB5
アストン マーティンのアンディ・パーマーCEOは次のように語っている。
「アストン マーティンとザガートのパートナーシップは、自動車の世界で最も実り多く、長く継続している協力関係の1つです。来年迎えるザガートの100周年という節目と、偉大な両社の長期に渡る緊密な関係を記念し、19組のペアを製造することは、最高の祝福となるでしょう」
DBS GTザガートは公道走行可能だが、58年前の設計をベースにしたDB4GTザガートはサーキット専用車となる。DBS GTザガートはアストン マーティンのゲイドン工場で製造される。
両車は同時に発表されたものの、納車が始まる時期には約1年の開きがある。DB4GTザガート・コンティニュエーションは2019年内に顧客の元に渡る予定だが、DBS GTザガートの納車は2020年末に始まる。
前回のアストン マーティンによるコンティニュエーション・プロジェクトは、2017年に25台が限定生産されたDB4 GTで、その価格は150万ポンド(約2億円)だった。さらに最近では、映画「007ゴールド・フィンガー」に登場したボンドカーを再現したDB5が、25台限定生産されることが発表されている。
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